東京の新しい観光スポット「お台場」。
フジテレビの社屋や観覧車をテレビでよく見かけますが、お台場が何区にあるか知ってる人は少ないはず。
そこで、この記事では
- お台場は何区にある?
- お台場の観覧車は何区?
- フジテレビは何区?
など、わかりやすく地図を使ってご紹介します。
地理にはちょっとうるさい私が案内するので、これさえ読めばバッチリですよ!
お台場は何区にある?
正解からまずいうと、お台場は1つの区だけにあるわけではありません。
お台場は以下の3つの区に所在します。
- 港区
- 江東区
- 品川区
いわゆる「お台場エリア」は、港区・江東区・品川区という3つの区にまたがっているんですね。
お台場のそれぞれのエリアはどの区の範囲なのか、分けると以下のような位置関係になります。
- 北部が港区
- 西部が品川区
- 南部が江東区
このように属しているわけですね。
「台場」という町名は港区にある
町名としての「台場」は港区に所在します。
台場の位置をこのGoogleMapで確認してみましょう。
赤く囲った非常に狭いエリアが台場。
住所は正確にいうと「東京都港区台場」になります。
お台場の観覧車は何区にある?
お台場にある観覧車の正式名称は「パレットタウン大観覧車」と言います。
このパレットタウン大観覧車が何区にあるかというと、正解は江東区です。
GoogleMapで位置関係を見てみましょう。
■住所:〒135-0064 東京都江東区青海1丁目3−10
ゆりかもめの青海駅が最寄りで、ヴィーナスフォートやゼップ東京のそばですね。
フジテレビ(本社)は何区にある?
フジテレビの新社屋はお台場のトレードマーク的な存在。
あの球体が埋め込まれたような独特なデザインは、日本人なら誰でも見たことがありますよね。
フジテレビの建物は何区にあるかというと、正解は港区です。
これもGoogleMapで位置関係を見てみましょう。
■住所:〒137-8088 東京都港区台場2丁目4−8
まさにお台場の中心地的な場所で、最寄り駅もゆりかもめのの台場駅。
ちなみにお台場の自由の女神は、このフジテレビの社屋の目の前に立っていますよ。
お台場の謎を解明しよう!
お台場と聞くと、東京に突然現れた謎のスポットというイメージがありませんか?
それもそのはず、名前の由来や3区にまたがる理由を紐解くと、なかなかに興味深いエピソードがたくさんあるんですよ。
3区にまたがっている理由
そもそもお台場は海だった場所を埋め立てた土地で、「東京港埋立第13号地」に属するエリアのこと。
港区・品川区・江東区は、それぞれの行政区域を海まで伸ばした際に自区の行政の所轄となるルールから、自区への帰属を主張。
お互いに主張を譲らなかったため調停によって、3区による分割が決定されました。
名前の由来
「台場」という言葉には、大砲の台を置く場所という意味があります。
幕末はこうした台場が日本各地に築かれ、そのひとつが東京湾にある品川台場。
江戸時代末期の黒船来航に備えて、第一台場から第六台場まで完成しました(第七は未完成)。
現在のお台場の地名はこれが元となり、実際に現在でも第三台場(台場公園)と第六台場が残っています。
ちなみに「おだいば」と「お」を付けるのは、幕府に敬意を表すためです。
ですから漢字で書けば「御台場」となるんですね。
まとめ
お台場は何区かというと、港区・品川区・江東区の3つの区です。
3つの区が入り混じっていると思うと頭が混乱しますが、いろいろ事情があるんですね(笑)
大砲の置き場(台座)が由来とは驚きですが、いまは多くの観光客が遊びに来る観光スポットに大転換。
平和な時代に感謝ですね。
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