小松菜が苦いのはなぜ?子供でも食べられるアレンジレシピ集

この記事は約7分で読めます。
スポンサーリンク

小松菜が苦いのはなぜ?

小松菜を食べたら、なんだか苦い……。

大人でも「嫌だな」と思うくらいなので、子供なんて絶対に食べてくれませんよね?(もともと嫌いですから)。

でも、不思議なことに毎回こんな苦味があるわけじゃありません。

なぜ、苦いときと苦くないときがあるのか、野菜について詳しい友人に質問してみたら「なるほど」と納得する回答が!

ここでは、そんな私が聞いてきた

  • 苦い小松菜は腐っているの?
  • 小松菜が苦い理由
  • 小松菜の苦さを抜く方法とアレンジレシピ

こんな情報を忘れないうちにまとめたいと思います。

特に子供さんでも食べられるアレンジ方法は必見ですよ!

スポンサーリンク
スポンサーリンク

小松菜が苦いのは腐ってるわけではない

小松菜の苦さの原因は、ほぼすべて「シュウ酸」にあります。

このシュウ酸は、もともと小松菜に含まれている苦味成分。

ですから、苦いからと腐っているわけではないんですね。

シュウ酸とは?

シュウ酸とは、一般的に「アク」と呼ばれる存在です。

ほうれん草などの葉物野菜は必ずアク抜きを行いますが、それはこのシュウ酸を抜いて苦さを抑えるため。

ほうれん草にはシュウ酸が多く含まれているのは有名ですが、小松菜にも少量ながら含まれているんですね。

普通なら小松菜が苦いわけはないものの、様々な要因で「たまたま」苦い小松菜に当たってしまうことがあるんですよ。

苦い小松菜に当たってしまう理由と原因

では、苦い小松菜に当たってしまうのは、どんな理由や原因が考えられるのでしょうか?

大きく分けると以下の3つのどれかに該当します。

  • 旬の季節じゃないから
  • 特別アクが強い(シュウ酸が多い)ものを選んでしまったから
  • 肥料を与えすぎたから

ここからひとつずつチェックしていきましょう。

旬の季節じゃないから

現在、小松菜はハウス栽培されるため一年中いつでも出荷され、新鮮なものを買うことが可能です。

しかし、本来の小松菜の旬は「冬」。

小松菜は別名「冬菜」・「雪菜」とも呼ばれるほどなので、まさに真冬の野菜。

野菜は旬に食べるのが一番おいしいと言われますが、それは小松菜も一緒です。

冬の小松菜は、甘味が強く、葉も柔らかくて食べやすく、誰が食べても冬がもっともおいしい季節だというでしょう。

※一説では、霜が降りるとより甘味が増すそうです。

あなたが小松菜を食べたのは4月から10月にかけてではないでしょうか?

特に夏場はシュウ酸が多く苦みが強くなり、また筋張ってしまうため、味は確実に落ちます。

苦くなく食べやすい小松菜が出回るのは、11月から3月ごろまでであり、その期間が安全圏ですよ。

特別アクが強い(シュウ酸が多い)ものを選んでしまったから

普通の(多くの)小松菜にはシュウ酸はほとんど含まれていません。

そのため、アク抜きする必要がないので生でも食べられます。

しかし、なかには特別にアクが強い小松菜も少なからず存在します。

そうした小松菜にうっかり当たってしまうと苦味を感じることになるんですね。

肥料を与えすぎたから

小松菜を育てるときに、肥料を与えすぎると、それが苦さの原因になる場合もあります。

肥料には「窒素」・「リン酸」・「カリウム」の3つの成分がありますが、このうち窒素を多く含む肥料を与えすぎると、窒素過多になるんですね。

こうして窒素過多になると小松菜は栄養として使い切れず、硝酸態窒素(しょうさんたいちっそ)として葉っぱに残留します。

この硝酸態窒素が苦味の正体。

ただし、プロの農家はそのへんの仕組みは分かっているため、スーパーや八百屋で販売されている小松菜が窒素過多になる可能性は非常に低いです。

該当しそうなのは、家庭菜園で栽培したもの、プロではない一般の人が無人販売所で並べている小松菜でしょう。

※硝酸態窒素が多く含まれる野菜を食べると有害だとされますが、よっぽど大量に摂取しない限りは害はないそうです。

食べ方・調理法で変わる小松菜の苦さ

同じ小松菜でも食べ方や調理法によって苦さのレベルは変化します。

小松菜が苦いと感じやすいのが、以下の2つです。

  • 生で食べる
  • 炒めすぎ・煮すぎ

生で食べる

小松菜はほうれん草と違って生でも食べられるので、サラダのメインの青野菜として使う人も多いハズ。

しかし、小松菜の苦さの原因であるシュウ酸は、加熱しないとそのまま残ったまま……。

生で食べるのは、苦味が強くなる夏を避けるなど季節を選ぶべきですね。

炒めすぎ・煮すぎ

炒めたり煮たりなど加熱をすると、シュウ酸の苦さは弱まります。

しかし、あまりに炒めたり煮たりしすぎると逆に苦さが増してしまうんですよ。

加熱しすぎるとヘナヘナになって小松菜の美味しさは損なわれるので、ほどほどにしたいところです。

冷凍しても苦くはならない

小松菜を冷凍保存して、それを解凍して食べたら苦かった……。

こうなると冷凍が苦さの原因だと疑いたくなるのは当然ですが、冷凍しても苦くなることはりません。

苦いのは上記のどれかが原因でしょう。

スポンサーリンク

小松菜の苦さを抜く方法

小松菜の苦味の原因であるシュウ酸は「水溶性」です。

水溶性とは、水に溶けやすいという意味なので、水にさらしたり茹でるだけで80%ほども減らすことが可能なんですって。

それがご存知「アク抜き」ですね。

では、それぞれのやり方を見ていきましょう。

水にさらす

小松菜のシュウ酸はそれほど多くないため、水にさらすだけでも大部分が溶け出してしまいます。

小松菜の根本をすこしカットして、水を張ったボールに5分くらい浸けておきましょう。

こうするとシナっとしていた葉っぱもピーンと元気になりますよ。

下茹でをする

徹底的にきっちりアク抜きをするなら、お湯で茹でるのがベスト。

やり方は、基本的にほうれん草と一緒ですので、こちらの動画をごらんください。

  1. 株の根元に十字の切込みを入れる
  2. たっぷりのお湯を沸かし、小さじ1ほどの塩を入れる
  3. 根本からお湯に入れ葉先までしっかり浸ける
  4. 1分ほど茹でる
  5. 水を張ったボールに入れて冷やす
  6. 葉をまとめて軽く絞る

これで様々な料理に使えるように下茹でが完了です。

苦い小松菜を子供に食べさせるアレンジレシピ

ただでさえ子供受けが悪い小松菜なのに、さらに苦味が強かったら食べてもらうのは難しいですよね?

そんなとき、ぜひ試してほしいアレンジレシピを2つご紹介します。

スムージーにする

一時の人気は落ち着いたスムージーですが、野菜嫌いが大量に摂取するにはこれが一番なのは確実。

小松菜の苦味も果物を多く足すことで緩和されます。

動画ではバナナを入れてますが、そのときに家にある果物ならなんでも入れてみましょう。

それでも甘さが足りないときは、ハチミツや砂糖を足してもOKです。

※もちろんブレンダーではなく、普通のジューサーでも代わりが効きますよ。

マヨネーズで和え物にする

ときには食材の繊細な風味を台無しにしがちなのがマヨネーズ。

でも、小松菜の苦味を抑えるのには適役でしょう。

さらに味が強い麺つゆやシーチキンも投入するので、いい意味で、小松菜の味なんてどこか遠くに霞んでしまいますよ(笑)。

これなら子供でも食べられるし、大人は手が止まらなくなること請け合い。

苦くない小松菜の選び方(買い方)

さきほど説明したように、同じ時期・同じ産地で収穫された小松菜でも「苦いもの・苦くないもの」という個体差があります。

店頭に並ぶ小松菜のなかから苦くないものを選ぶポイントがこちら。

  • 葉が丸みを帯びているもの
  • 葉の色が緑色すぎないもの
  • 厚みがあるもの

では、ひとつずつ解説しますね。

葉が丸みを帯びているもの

葉っぱの先がやさしく円を描くようなカーブがあり、ピンとしているものを選びましょう。

葉っぱは肉厚のほうがいいですが、あまりに葉脈がはっきりとしているものは歯ざわりが悪いので避けましょう。

葉の色が緑色すぎないもの

葉の色が濃い緑色をしているものは新鮮な証拠です。

しかし、あまりに鮮やかすぎるものは、肥料が過多な状態で育てられ、葉に硝酸態窒素が残留している恐れも……。

ほどほどの緑をした小松菜を選びましょう。

※家庭菜園で育てられたものは特に葉の色に注意したいところ。

厚みがあるもの

葉っぱは薄いものより、ある程度は厚いもののほうが食感がしっかりとしています。

茎もしっかりチェックし、太くて長いものを選ぶといいですね。

スポンサーリンク

まとめ

小松菜はなぜ苦いものがあるのか、その原因や対処法をまとめてきました。

最後に要点を振り返りましょう。

  • 小松菜の苦さの原因はシュウ酸
  • 苦くても腐っていないので食べられる
  • 収穫時期・個体差・肥料の与え過ぎで苦い小松菜が生まれる
  • 生で食べたり炒めすぎても苦く感じることがある
  • 苦さを抜くには「水にさらす」・「下茹で」すると良い
  • スムージーや味の濃い調味料を使うと子供でも食べられる
  • 買うときは葉が丸く厚みがあり緑色が濃くないものを選ぶと良い

とりあえず苦い小松菜でも食べてしまっても大丈夫です。

あとは子供にどう食べさせるかですね。

無理に食べさせて一生嫌いになっても困るので、うまくアレンジに挑戦してみてください。

おすすめ記事
フード・ドリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
この記事をSNSに投稿する
新しい季節