落し蓋がないから、手元にあるもので代用しないと!
こういう経験、誰でもありますよね?
持っていたとしても、たまに使う時などは、どこに閉まったか忘れたりすることもあります……。
ついつい忘れてしまったり、見つからない時など身近なもので代用できたらいいのですが。
そこで今回は
- 落とし蓋がないときの代用品
- アルミホイル以外の代用品
- 落し蓋の代用品の使い方
などなどピンチのときのお助けアイデアをまとめてみました。
アルミホイル以外の落し蓋の代用品
落し蓋がなくて、しかもアルミホイルもないときは、キッチンペーパーがあればOKです!
しかし、キッチンペーパーを常備していないご家庭もあるでしょう。
もしアルミホイルもキッチンペーパーもない場合は、クッキングペーパーでも代用できますよ。
もしそれらが切れていたら、お鍋より小さいお皿、またはお鍋より小さい別の小さなお鍋の蓋などがあれば大丈夫です。
落し蓋の代用品4選と使い方
落し蓋の代用品の種類と、使い方をざっとまとめるとこうなります。
- アルミホイル(鍋に入る形にして数ヶ所に穴をあけて入れる)
- キッチンペーパー(鍋の中に折って切って入れる)
- クッキングペーパー(鍋に入る形にして数ヶ所に穴をあけて入れる)
- お皿や別の鍋の蓋(鍋よりサイズが小さいものならOK)
では、くわしい使い方を動画をまじえてご紹介しましょう。
アルミホイルを落し蓋にするやり方
アルミホイルはサランラップと一緒に、どのご家庭でも必ず常備されているキッチングッズ。
落し蓋の代用と言えばこれですね。
■アルミホイルを落し蓋に様子を写した動画
- 鍋のサイズより一回り小さく円形に切る
- 中央に穴を開ける
- 鍋に入れる
アルミホイルは溶ける場合もあるから要注意
こんな落し蓋の代わりに便利なアルミホイルですが、不安要素も……。
それが使っているうちに溶けてしまうということ。
アルミホイルが溶けてしまうケースは
- 長時間使う
- 塩分や酸性の強い調味料の煮汁に使う
こんな使い方をしたときです。
もしそのような使い方(用途)をするならば、キッチンペーパーかクッキングシートを選んでください。
キッチンペーパーを落し蓋にするやり方
キッチンペーパーは「クッキングペーパー」とも呼ばれるもの。
食材の水切りに使ったり、揚げ物の余分な脂を落とすとき使われるものです。
■キッチンペーパーを落し蓋にする様子の動画
- キッチンペーパーを正方形に切る
- 真ん中から三角形に折る
- もう一度また三角形に折る
- もう一度三角形に折る
- 両辺を合わせるように半分に折る(合計4回)
- 紙の先を鍋の中心に当てて鍋底の端までの長さで折る
- 折ったところから3cm上を切る
- 切った箇所から折り目まで2箇所切れ目を入れる
- 先端の尖った部分を切り落とす
- 広げれば完成
クッキングペーパーを落し蓋にするやり方
クッキングペーパーは「クッキングシート」とも呼ばれるもの。
オーブンでクッキーなどを焼くときにお皿に敷いて食材がくっつかないようにするために使われます。
これも落し蓋の代用品として使えます。
■クッキングペーパーを落とし蓋にする様子
- 正方形のサイズに切る
- 真ん中から3回三角形に折る
- 片側の辺をカーブを付けて切る
- 三角形の頂点を切る
- 両サイドの辺の真ん中へんを半円状に切り取る
- 折っていたクッキングシートを開く
あとはこれを鍋の中に入れるだけです。
お皿や別の鍋の蓋を落し蓋にするやり方
アルミホイルはおろかキッチンペーパーやクッキングシートも家に無いという方は、「お皿」かを用意してください。
落し蓋の代用になるお皿の条件は鍋の内径よりも一回り小さいこと。
我が家ではロールキャベツを煮るときは必ずこうしてお皿を落し蓋代わりにして使っていますよ。
長時間使っても傷むことがありませんし、重さがあるのでぐっと押さえつけてスープの味を具材(キャベツとひき肉)に染み込ませることができるのでお勧めです!
アルミホイルとキッチンペーパー、どっちが落とし蓋の代わりに向いてる?
アルミホイルとキッチンペーパーの両方がキッチンにある場合、どっちが落とし蓋の代わりに使うのがベストかいうと、どちらかというと、
⇒キッチンペーパー(またはクッキングシート)
の方が落とし蓋の代わりに向いています。
アルミホイールがいけないわけではありませんが、軽いので煮立つとき浮いてしまうのです。
キッチンペーパーは水を含むので浮くことはなく、具材と密着するので効果的というわけですね。
またジャガイモなど煮崩れしやすい具材の場合は、木製やお皿などを使った落し蓋よりも、やわらかいキッチンペーパーかクッキングシートが適していますよ。
落とし蓋が必要な3つの理由
料理本やレシピには「落とし蓋を使うよう」にと書かれていることが多いですよね?
この落し蓋を使う意味は
⇒少ない煮汁で味をしっかり染み込ませること
これがまず一番に挙げられます。
そして、次に挙げられるのが
⇒荷崩れを防ぐこと
落し蓋で鍋の中の具材を軽く押さえつけることで、グツグツと煮ても鍋の中で具材が激しく動かないために、綺麗な状態のまま煮ることができるんですね。
もうひとつが
⇒煮汁の蒸発を防ぐこと
少ない煮汁で煮込む料理だと、いくら鍋のフタをかぶせたところで隙間から蒸気としてどんどん蒸発していってしまいます。
それが落し蓋によって極力最小限に抑えられるんです。
このような貴重な役割をしてくれるおかげで、全体にムラなく味をいきわたり時間短縮にもなりますし、美味しい料理に仕上げてくれます。
落とし蓋は味を染み込ませ、または煮崩れを防ぐために煮込み料理には欠かせないものなんですよ。
まとめ
私は煮物や煮つけ料理をする際など、行方不明になった落とし蓋を探すことを諦めました。
その代わり、煮る際の鍋より、ひと回り小さいサイズの、ちょうど落とし蓋代わりになる鍋の蓋を使っています。
いつの間にか定着してしまって、今じゃ完全に蓋としてより、落とし蓋専用の蓋みたいになっています。
もちろん小さい鍋を使う時には、蓋として利用していますが、落とし蓋にも丁度いいので、いまでは兼用になっています。
探すのを諦めたのは便利なサイズの蓋があったからなんですよ。ホントにラッキーでした♪
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