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はちみつの代用は12種類!ベストは砂糖(三温糖・上白糖)

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はちみつの代用品は12種類

事情通
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この記事で分かること

  • はちみつの代用品になる候補
  • はちみつと他の甘味の分量を換算する目安
  • レシピで「はちみつ」が指定される理由

料理のレシピに「はちみつ」と書いてあるけど、家には置いてない……。

こんな経験が私は何度もあります。

普段あまりパンやホットケーキにも付けないし、使い道がないからと、常備していない家庭が多いのでは?

それに赤ちゃんにはハチミツを食べさせてはいけないので、家にあっても使えないお母さんもいらっしゃるはず。

そんなとき、はちみつの代用になるものを探したくなりますよね?

海奈渡ナナ
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そこで、ここでは私が実際に試してみてわかった情報をもとに解説していきます!

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はちみつの代用は三温糖がベスト!

三温糖

結論から言えば、はちみつの代用は三温糖がベストです。

三温糖は普通の砂糖(上白糖)よりコクが有るので、はちみつに似た風味に仕上がりますから。

三温糖がない場合は、すこし妥協して普通の砂糖(上白糖)でもかまいません。

ただし、はちみつに比べて三温糖・上白糖は甘さが弱いので、はちみつと同じ分量を入れても甘さが足らない点は要注意!

三温糖・上白糖で代用するときの「大さじ・小さじ」の換算方法

まず、大前提として、はちみつの甘さは三温糖や上白糖の約3分の1しかありません。

事情通
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つまり、はちみつの分量を3倍すると、三温糖・上白糖で同じ甘さになるわけですね。

レシピではちみつを使うように指定される場合、その量は「大さじ(または小さじ)」で示されています。

そこで、大さじと小さじで指定された場合、はちみつと三温糖・上白糖が同じ甘さになる量を換算してみました。

  • はちみつ大さじ1=三温糖・上白糖大さじ3
  • はちみつ小さじ1=三温糖・上白糖大さじ1

大さじは15gで、小さじは5gです。

ですから、はちみつ小さじ1(5g)なら、三温糖・上白糖は大さじ1(15g)に対応するんですね。

※三温糖は上白糖よりも若干糖度が低いものの、甘味を強く感じやすいタイプの砂糖なので、やや少なめに減らして使ったほうがいいでしょう。

グラム数での換算方法

はちみつと砂糖の重さは、粉末と液体という違いがあるため、同じ大さじ1の分量でも同じ重さにはなりません。

レシピでグラム指定されている場合は、はちみつのグラム数を1.3倍すると、それに対応した砂糖のグラム数が分かりますよ。

例:はちみつ20g×1.3倍=砂糖26g
※普通の砂糖(上白糖)は、白砂糖とも呼ばれています。
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その他のはちみつの代用品10選

三温糖や上白糖がない場合でも、ご安心ください。

はちみつの代用になる食品はまだまだたくさんあります。

グラニュー糖

主にお菓子作りに使ったり、コーヒーや紅茶に入れるために使うグラニュー糖。

料理に余計な風味を足さず、甘味だけを純粋に足す砂糖として重宝されています。

はちみつの代用と思うと、それが逆に欠点になりますが、はちみつの独特の香りや風味が嫌いな人にとってはプラスに働くかもしれませんね。

グラニュー糖は砂糖(三温糖・上白糖)よりも糖度が高いため、大さじで換算すると以下のような比率になります。

はちみつ大さじ1=グラニュー糖大さじ1.5

もしこれで甘味が足りないと感じたら、大さじ1/2ほど足して調節してみてください。

ガムシロップ

主にアイスコーヒーに甘味を足すために使われるガムシロップ。

はちみつ以上にサラサラとした液体なので、どんな料理にも溶けやすいのがメリット。

ただ、糖度は低いため、はちみつの分量より少し多めに入れて同程度の甘さになります。

メープルシロップ

主にカナダでサトウカエデなどの樹液から作られる甘い蜜がメープルシロップ。

ホットケーキや食パンにはまったく違和感なく、はちみつの代わりに使えます。

ただ、はちみつよりもやや糖度は低いので、料理に使う際には少し多めに入れましょう。

ケーキシロップ

森永製菓が販売している「ケーキシロップ」は、ホットケーキなどにかける、ぶどう糖果糖液糖や水飴から作られたシロップです。

原料にはハチミツは使われていませんが、メープルシロップの風味が付いているため、パンケーキに使うにはもってこいです。

しかも、はちみつやメープルシロップよりも安価なので、予算を抑えて代替品を嗅いたい場合は有力候補のひとつになるでしょう。

黒蜜

黒砂糖を水に溶かして煮詰めたものが黒蜜です。

あんみつやみつ豆にかけて食べるのが一般的で、コクのある甘さが特徴。

原料の黒砂糖の糖度は75~85%ほどであるので、足される水分の量によっては黒蜜の糖度ははちみつを上回ります。

はちみつと同量を入れると甘くなりすぎるかもしれないので、少し控えめにしたほうがいいでしょう。

水飴

でんぷんを酸や酵素で糖化させて作ったのが水飴です。

縁日の飴細工で使われているのが、もっとも馴染みがあるでしょうか。

日本では古来から使われていて、砂糖よりも身近だったというのは意外です。

事情通
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料理のツヤ出しや照り出しに使われるので、そういった目的ではちみつを使う場合は有力な代用候補になるでしょう。

風味もクセや香りがほぼないので、料理の味を邪魔しません。

糖度についてもハチミツとほぼ同等です。

オリゴ糖

オリゴ糖は様々な原料や製法などで作り出された商品がたくさんあります。

一般的に砂糖よりもカロリーが低いため、糖質制限をする人がコーヒーやヨーグルトに入れたり、料理に入れて使われています。

水飴と似てクセや香りがないので、どんな料理にもハチミツの代わりに使えますよ。

フルーツ缶詰のシロップ

フルーツ缶詰のシロップは、砂糖や果糖ブドウ糖液糖を溶かした汁です。

缶詰の中身(果物)を腐らせないために、相当に糖度は高くつくられているため、そのまま飲んだりすると、喉がカラカラするほど……。

でも捨てるのはもったいないですから、液糖としてはちみつの代わりに使っちゃいましょう。

みりん

みりんは料理に使われるアルコールが入った液体です。

甘さを付けたり、ツヤ出しをするために用いられますが、アルコール分のおかげで肉や魚の生臭さを抑える効果もあるとか。

みりんをはちみつの代わりに使う場合、砂糖との対比で考えると分かりやすいですよ。

ちょうど宝酒造のサイトにこのような説明を見つけました。

砂糖と本みりんでは、大さじ1杯(15ml)当たりのグラム数が異なります。

砂糖大さじ1杯…約9g   本みりん大さじ1杯…約18g

このため、容積比での「砂糖大さじ1杯:本みりん大さじ1.5杯」は、重量比に換算すると
「砂糖1:本みりん3」となります。

砂糖1に対して、本みりんは約3倍必要です。

例えば、砂糖10gの代わりとして、本みりん30g必要です。

引用:Q&A|お客様相談室|宝酒造株式会社

つまり、砂糖大さじ1=みりん大さじ1.5。

冒頭でご紹介したはちみつと砂糖の比率は、砂糖大さじ1=はちみつ小さじ1。

よって、はちみつをみりんで代用するときの比率はこうなります。

  • はちみつ小さじ1=みりん大さじ1.5
  • はちみつ大さじ1=みりん大さじ4.5

みりんの糖度ははちみつと比べると半分くらいなので、かなり多めに入れることになりますね。

ジャム

朝食に食パンを食べる人は、数種類のジャムを常備しているのではないでしょうか。

このジャムもはちみつの代用になります。

ジャムの糖度は、高糖度のもので65%以上、低糖度のものだと40%以下と様々。

ですから、量が多い煮込み料理などに甘味を付けるには、甘さが弱いので向いていません。

しょうが焼など量が少なく、さっぱりとした風味をつけたい料理など活躍する場は限られるでしょう。

はちみつ代用候補の糖度(甘みの強さ)

料理にはちみつを使う最大の理由は、その「甘さ」にあります。

甘さの度合いを表現するのに使われる単位が「糖度」。

海奈渡ナナ
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糖度は食品に含まれる砂糖の量をパーセントで表したものです。

では、はちみつの糖度と、その代用品の候補の糖度を一覧にしたので比較してみましょう。

甘味の種類 糖度
はちみつ 78%以上(最低値)
三温糖 95%以上
上白糖(白砂糖) 97%以上
グラニュー糖 99.9%以上
ガムシロップ 約60%
メープルシロップ 66%
黒蜜 75~86%(水分量により増減)
水飴 70~80%(水分量により増減)
オリゴ糖(乳糖果糖オリゴ糖) 約30%
みりん 40~50%
ジャム 65%以上~40%未満

はちみつの糖度は78%以上と高いですが、それ以上に高いのが砂糖類。

逆にそれ以外は、はちみつと同等か、それ以下の数値です。

用途で使い分けるはちみつの代用品

はちみつを他の代用品で間に合わせるときは、それぞれの目的に合わせて使い分けるといいですよ。

単純に甘さを出したいとき

  • 上白糖(白砂糖)
  • グラニュー糖
  • ガムシロップ
  • メープルシロップ
  • ケーキシロップ
  • オリゴ糖
  • フルーツ缶詰のシロップ

乱暴な言い方をすれば、甘味がある食品ならなんでもかまいません。

照りを付けたりコクを出したいとき

  • 三温糖
  • 黒蜜
  • みりん
  • 水飴

料理に照りつけたり、ツヤを出したり、あるいはコクを加えたいときは、その要望に答えてくれる食品は限られます。

レシピで「はちみつ」と指定される理由

料理のレシピにおいて砂糖ではなく、あえてはちみつと指定されるのは、こんな理由があるからです。

  • 肉が柔らかく仕上がる
  • 肉や魚のニオイを抑える
  • 甘味とコクが同時に加わる
  • 焼き色がしっかりと付く
  • 砂糖よりもカロリーが抑えられる
  • おいしさを長持ちさせる

これらは普通の料理におけるはちみつの効果です。

また、焼き菓子においては、食感がしっとりする効果があるので指定されるんですね。

肉が柔らかく仕上がる

はちみつには肉のタンパク質を凝固するのを防ぐ効果があります。

そのため、熱をかけても固くなりづらく、柔らかく仕上がります。

肉や魚のニオイを抑える

はちみつには肉や魚のニオイを抑える効果があります。

そのため、肉や魚を下ごしらえするときにはちみつを使うと、臭みのないすっきりした仕上がりになります。

甘味とコクが同時に加わる

はちみつは様々な花の蜜が混ざり合っているため、単に甘いだけじゃなくコクや深みがあります。

そのため、甘味を出す砂糖とコクを出すみりんを同時に使ったような効果が期待できるんですね。

焼き色がしっかりと付く

はちみつに含まれる糖は、焼き色を付けさせる作用(メイラード反応)を促進させます。

そのため、いかにもこんがりと焼けて美味しそうな仕上がりになります。

砂糖よりもカロリーが抑えられる

砂糖とはちみつのカロリーの比較がコチラ。

  • 砂糖(上白糖):384kcal
  • はちみつ:294kcal

※100g当たり

砂糖よりもはちみつは低カロリーであり、しかも少ない量で同等の甘さを感じられるので、摂取カロリーを抑えられます。

おいしさを長持ちさせる

蜂蜜には抗酸化作用があります。

抗酸化とは、料理に含まれる油が酸化するのを防ぐ効果であり、作ってから時間が経過しても、風味が劣化するのを抑えてくれます。

そのため、お弁当に入れる料理にはもっていこいなんですね。

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まとめ

はちみつの代用になるのは、この12種類です。

  • 三温糖
  • 黒蜜
  • みりん
  • 水飴
  • 上白糖(白砂糖)
  • グラニュー糖
  • ガムシロップ
  • メープルシロップ
  • ケーキシロップ
  • オリゴ糖
  • フルーツ缶詰のシロップ
  • ジャム

強い甘さを出して、さらにはちみつと同じようなコクを出すには三温糖が最適なピンチヒッターですね。

その次は、みりん。

みりんがない場合は、上白糖という順番で、キッチンに代役がいないか探してみてください。

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