軽井沢は何県か?正解は長野県!でも引っ掛け問題だったら?

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軽井沢は何県?

軽井沢といえば、日本を代表する避暑地。

お金持ちの別荘、アウトレット、テニスなどイメージがバァ~っと広がりますよね。

ですが、いざ「軽井沢って何県にありますか?」と訊かれたら、ちゃんと答えられる人は少ないのではないでしょうか?

長野?群馬?栃木?山梨?

私のまわりの人にざっと質問すると、こんな珍回答がズラリ(笑)

そこで、ここでは

  • 軽井沢は何県にあるのか?
  • どうして混乱してしまうのか?

こんな疑問について、地理にはちょっと自信がある私がお答えしていきましょう。

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軽井沢は何県になる?

結論から言うと、軽井沢は長野県にあります。

普通、私たちが「軽井沢」と口にするときに指すのは、「軽井沢町」のこと。

正確な地名は「長野県北佐久郡軽井沢町」。

北陸新幹線の「軽井沢駅」があり、その周辺に高級ホテルや別荘などが立ち並ぶエリアをイメージするなら、長野県で間違いありません。

地図で見ると、軽井沢町はこのあたりに位置します。

長野県における軽井沢の位置

テレビの旅番組や観光雑誌で見かける以下の地名も、すべて長野県北佐久郡軽井沢町にあります。

  • 旧軽井沢
  • 新軽井沢
  • 南軽井沢
  • 中軽井沢
  • 西軽井沢

軽井沢町は長野県の東側にあり、栃木県との県境なので、一歩またげばそこはすでに栃木県。

栃木県もリゾート地が多く、天皇陛下の那須御用邸もあります。

もしかしたら天皇陛下が軽井沢でテニスをされているイメージが、栃木の那須御用邸とかぶり、「軽井沢=栃木」と思い込む人が多いのかもしれませんね。

北軽井沢だけは群馬県

軽井沢は長野県にありますが、ひとつだけ例外があります。

それが「北軽井沢」。

軽井沢と地名につくものの長野県ではなく、お隣の群馬県にあるんですよ。

軽井沢駅から北へ約20kmほどの距離にあり、正確な地名は「群馬県吾妻郡長野原町」。

群馬県吾妻郡長野原町の大字(おおあざ)が北軽井沢なんです。

※大字とは、江戸時代の村の地名や区画の名前のことで、市町村の合併で消えてしまう元の地名を残すためにあります。

この北軽井沢の存在も、「軽井沢は何県にあるか?」という疑問を複雑化させている要因のひとつでしょう。

意地の悪い人が引っ掛け問題として出題してきたら、間違えてしまいそうです……。

長野原町にある北軽井沢

北軽井沢は群馬県の長野原町にあります。

長野原町の南側に位置し、長野県にある軽井沢町と県境をまたいで接しています。

江戸時代のころは、長野県と群馬県の境界もなかったでしょうから、まさに軽井沢の北側に位置するから北軽井沢と名付けられたのでしょう。

ただ、お互い接しているとはいえ、浅間山を挟んでいるため、地図で見るよりは距離があり、行き来するのは大変です。

奥軽井沢も群馬県

すみません、忘れてました。

もうひとつ例外があって、それが奥軽井沢。

奥軽井沢温泉で有名なこの観光地も、群馬県にあります。

正確な地名は、群馬県吾妻郡嬬恋村。

長野県に在住の方に言わせると、この地を「奥軽井沢」と呼ぶ人は少なく、「北軽(北軽井沢の略称)」と呼ぶとか。

軽井沢のアウトレット(プリンスショッピングプラザ)は長野県

アウトレットが目的で軽井沢を訪れる方も多いでしょう。

この軽井沢のアウトレットは、長野県の軽井沢町にあります。

正式名称を「軽井沢・プリンスショッピングプラザ」といって、JR軽井沢駅の南口を出てすぐ目の前(正面)にありますよ。

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「~軽井沢」、それぞれの地域の場所と特徴

長野県の軽井沢町には「~軽井沢」と呼ばれる地域が、全部で6箇所あります。

それぞれの地域の場所と特徴をご紹介していきましょう。

旧軽井沢

■住所:長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢旧軽井沢

テレビで多くの観光客がそぞろ歩き、お土産物屋が並ぶストリート(旧軽井沢銀座)があるのが、ここ旧軽井沢。

まさに軽井沢観光の中心地。

食べ歩きをしたり、お土産物を買うならこのエリアを除いて他にはありません。

ただ、すこし歓楽街から外れると、自然に囲まれた教会やホテルもたくさん。

特に宮崎駿の映画『風立ちぬ』の舞台となった「万平ホテル」は、泊まらなくても一見の価値あり。

軽井沢にあるホテルの中でも歴史は古く、昔の文豪やジョンレノンが愛したことでも知られています。

新軽井沢

■住所:長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢新軽井沢

地図上では軽井沢駅の北口の一画のみですが、駅を中心とした広いエリア一帯を指します。

5つのショッピングモールが集まった大型アウトレット施設「軽井沢・プリンスショッピングプラザ」も新軽井沢。

観光地としては他に、大きな池がある矢ヶ崎公園があります。

駅チカなので、アクセスしやすく、飲食店も豊富なのが特徴的。

中軽井沢

しなの鉄道線の「中軽井沢駅」周辺のエリア。

地図上では狭いエリアしか囲っていませんが、実際はもっと広範囲を指します。

駅の北口には星野リゾートが手掛けたホテルや、「ハルニレテラス」というレストランやカフェなどが揃ったスポットがあります。

駅の南口には地元のスーパーもあり、別荘に泊まった際に食料品を安く買うには最適です。

西軽井沢

軽井沢町の西側に位置するのが西軽井沢で、「追分エリア」とも呼ばれます。

その由来は、中山道の追分宿があったため。

そうした歴史を偲ぶ資料館や神社などが多く、中心部の喧騒に疲れたら、ぜひ立ち寄りたいスポット。

『風立ちぬ』や『美しい村』などの小説で有名な堀辰雄の文学記念館もあります。

南軽井沢

南軽井沢は軽井沢駅の南側の広いエリア一帯を指します。

美術館やレジャー施設が多く、観光スポットはたくさん。

人造湖の塩沢湖の周りに作られた「軽井沢タリアセン」は、多くの人が訪れます。

ジブリ映画『思い出のマーニー』のモデルはここなんです。

南軽井沢一帯は面積が広いエリアなので、自家用車かバスでの移動が前提なのはご注意ください。

軽井沢の発展の歴史

現代の私たちが「軽井沢」から連想するのは、お金持ちが夏の暑さを逃れて別荘に滞在する特別な場所ではないでしょうか。

実はこれ、あながち間違っていなくて、まさに軽井沢は避暑地として「発見」され、「発展」してきた地域なんですよ。

ことの始まりは明治19年(1886年)、カナダ人の宣教師アレキサンダー・クロフト・ショー氏が軽井沢をいたく気に入り、自身の別荘の購入はもちろん、知人にも勧めたことから。

「軽井沢は素晴らしい」という評判は、日本に住む外国人に広まり、鉄道の開通も追い風になってどんどんと別荘が増えていきました。

現在の軽井沢に教会が多いのも、宣教師が開いた別荘地だからこそ。

やがてその評判は日本人にも広まり、日本人の別荘から、やがては貸別荘やホテルが次々とオープンしていきます。

その後は御存知の通り、大手資本の参入もあり一大観光地へと発展していったわけです。

他の観光地が発展にともない次第に俗っぽくなるのに対し、軽井沢だけはかわらず落ち着いた品格を漂わせているのは、発展に宣教師の影響があるため。

彼らは軽井沢を良い街にしようとスピリットを掲げ、これが「軽井沢憲章」と繋がり、現在でも受け継がれているのです。

軽井沢までのアクセス方法

そんな日本を代表する美しい避暑地である軽井沢へのアクセス方法をご紹介します。

東京からのアクセスは新幹線か自動車(高速道路)の利用が一般的です。

  • 新幹線:軽井沢駅まで所要時間1時間6分~1時間15分ほど
  • 自動車:上信越自動車道と関越自動車道を経由して2時間30分ほど

大阪からは東海道新幹線と北陸新幹線を乗り継いで、4時間半ほどで到着です。

まとめ

軽井沢は何県になるかというと、答えは長野県です。

以下の「~軽井沢」という地名が付いた場所もすべて長野県に所在します。

  • 旧軽井沢
  • 新軽井沢
  • 南軽井沢
  • 中軽井沢
  • 西軽井沢

ただし、例外があり

  • 北軽井沢
  • 奥軽井沢

これら2ヶ所だけは群馬県に所在します。

ややこしいですが、テレビ等で取り上げられる軽井沢といえば、長野県だと思っておけば間違いありません。

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