そろそろ年賀状を準備する季節になりました!
最近転職したんですが、お客様(顧客)や取引先に年賀状を出すのに「一言の添え書き」をどうするかわからず困ってしまいました。
せっかく書くからには、失礼のないように日ごろのお礼を伝えたいし、一言くらい気の利いた言葉を添えたいし……。
というわけで、今回は年賀状の【添え書き文例】を取引先やお客様(顧客)、会社の上司、部下や後輩などビジネス上で送る相手に分けて、まとめました!
お客様(顧客)への年賀状の一言添え書きの文例
お客様(顧客)への年賀状は、昨年の感謝などの文章とともに「営業日」なども印刷されています。
いくらビジネス上の付き合いの年賀状だからといって宣伝や案内のような一言を添えてしまうと、無粋な印象を与えてしまうので書かないほうが無難ですよ。
個人宛に送る場合がほとんどなので、お客様を思い浮かべながら「それぞれに合わせた一言」を添えられると、特別感が出るので喜んでいただけます!
そのまま使える文例を紹介しますね!
・本年もより一層のご愛顧を賜りますよう よろしくお願い申し上げます 寒い日が続きますが くれぐれもご自愛ください
・旧年中はひとかたならぬご厚情を賜り 誠にありがとうございました ○○様をはじめご家族皆様にとって幸多き一年となりますよう心からお祈り申し上げます
・旧年中はひとかたならぬご愛顧にあずかり 誠にありがとうございました ○○様をはじめご家族皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます
・本年も社員一同さらなる努力をもって 皆様のお役にたてるよう頑張る所存です 本年も変わらぬご愛顧のほど心よりお願い申し上げます
寒さ厳しき折 くれぐれもご自愛ください
お客様へのメッセージは、取引先にあてたものより少し長めにし、家族の健康を気遣う言葉も添えると、より心のこもったものになります。
また、「○○様」と名前を入れると、自分のことを思ってくれているんだと距離も縮まるので、印象アップにつながります!
取引先への年賀状の一言添え書きの文例
お客様への年賀状は、すでに印刷された文章が入っていることがほとんどですよね。
ビジネスなので、一言メッセージはプライベートなものや取引内容などは書かないのがマナーです。
「新年の抱負・今後も変わらぬご厚意を」というような言葉を添えると、前向きな印象をもってもらえます!
では、そのままコピペして使える文例を紹介しましょう!
・今年も皆様のお役にたてるよう 一層の努力をもってご厚情にお応えしてまいります
・本年も社員一同さらなる努力をもって 皆様のお役に立てるよう頑張る所存です
・本年も変わらぬご愛顧のほど心よりお願い申し上げます
・本年も変わらぬご交誼のほど何卒よろしくお願い申し上げます
・本年もなお一層のお引き立てを賜りますようお願い申し上げます
・貴社のますますのご発展を祈念させていただきます
・貴社益々のご発展をお祈り申し上げます
・貴社のご繁栄と皆様のご健勝を心よりお祈り申し上げます
シンプルな一言ではありますが、印刷のみの味気ない年賀状より、一言でもメッセージが添えられていることで、日ごろの感謝の気持ちが伝わります!
会社の上司への年賀状の添え書き文例
続いて会社の上司に年賀状を書くときの添え書きの文例です。
・旧年は温かくご指導くださり 誠にありがとうございました
・入社三年目の今年はさらなる飛躍の年とするべく努力する所存です
・旧年中のご厚情に心より御礼申し上げます
・旧年中は公私にわたり大変お世話になりました
・本年もよろしくご指導のほど、お願い申し上げます
・本年も相変わらぬご指導ご鞭撻を、お願い申し上げます
・本年も変わらぬご指導の程よろしくお願い申し上げます
・旧年中は色々とお心遣いをいただきありがとうございました
・今年はさらなる飛躍の年とするべく努力する所存です
このように、日頃お世話になっていることへの感謝の言葉や、新年も引き続き指導いただくようお願いをする文が一般的です!
会社の同僚への年賀状の一言添え書きの文例
同僚へのメッセージは、くだけすぎない程度に「仕事仲間だ」という気持ちを込めて書くといいですね!
文例をあげておきますね。
・○○さんにとって充実した一年になりますように
・○○さんをはじめ、ご家族の皆様方にとってご健康で良い一年でありますように
・今年も一緒に頑張っていきましょう!
・今度女子会して盛り上がろうね
・いつもフォローしてくれてありがとう
・昨年はお世話になりました 今年も笑顔で乗り切ろうね!
・昨年はありがとう 今年も楽しく仕事しようね
・仕事でミスしたときや落ち込んだときいつも助けてくれてありがとう これからもお互いがんばろうね!
・今年も合格に向けて頑張るので応援して下さい
いくつか挙げましたが、もらった相手が笑顔になれるような言葉を書くのも、おすすめです!
部下や後輩への年賀状の一言添え書きの文例
部下や後輩へは、成長ぶりや活躍を称えてあげたり、新年の更なる飛躍に期待を込めた文を添えると、頑張ろうという気持ちになれるのでいいですよね!
こちらも文例をあげておきます!
・貴君の昨年の活躍はめざましく、頼もしい限りです 本年も大いに期待しております
・今年はさらなる成長を期待しています
・今年も一緒に頑張ろう!
・今年も笑顔で働こう!なんでも相談にのるからね!
・仕事にも慣れてきたみたいで頼もしいです 今年もがんばってね
・ゆっくり休みを満喫したらまた仕事頑張ろう!
・お疲れ様です 頼りない先輩ですがこれからもどうぞ宜しくお願いします
・今年も張り切ってがんばろうね!
・また一緒に飲みに行こうね
・毎日が充実したものになると良いですね 今年も期待しています
親密度合いで文面は変わりますので、堅く考えすぎずに選ぶといいですね!
知っておきたい!年賀状のマナー講座
上司や取引先などへの年賀状は、ボールペンは使わず「万年筆か筆ペン」で書きましょう!
目上の方に対してボールペンを使うのは、事務的な印象を与えてしまいます。
「きちんと用意して書きました」という意味もこめて、筆記具にも気をつけたいですね。
また、年賀状には「、」や「。」の句読点はつけないのがマナーされています。
古くから日本で手紙を書いていた頃の名残という説もありますが、「新年の大切な挨拶に区切りをつけないため」という説もあるんですって。
【まとめ】ビジネスマナーの大切さ
気心の知れた友人への年賀状と違い、ビジネスでの年賀状は形式が大切で、失礼のないように注意と敬意を払ってメッセージを添えるということがわかりました。
年賀状は日頃の感謝を伝えるよい機会なので、普段口に出して言わないけれど思っていることを、丁寧に心をこめて伝えられるといいですね!
ビジネス上の付き合いがある相手に送る年賀状が済んだら、次はプライベートな付き合いのある相手ですね。
友達や親戚に添える一言で悩んだら年賀状の一言|久しく会ってない親戚・疎遠の友達への文例集という記事がきっと役立つはずです。要チェックですよ!
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