この記事ではこんな知識をご紹介します。
- じゃがいもの冷凍方法
- 解凍後の調理が楽になる裏ワザ
- 解凍して料理に使うやり方
じゃがいもや、さつまいもなどの芋類は、生のまま冷凍すると細胞が壊れてしまうため、舌触りが歯ごたえが悪くなってしまいますよね。
あれは、冷凍することで歯ごたえや、水分を保っている細胞が壊れてそのまま凍ってしまい、解凍するときに保ちきれなくなった水分が流れ出てしまうために起きる現象なんです。
でも冷凍ポテトとか、冷凍されたじゃがいもって売ってますよね!?
揚げるだけでさくさく、ホクホクのおいしいポテトができちゃいます。
私も主人がポテト大好きなので冷凍庫に常備しています(笑)
あれってどうして美味しく冷凍できてるんでしょう?何か特別な処理がされているんでしょうか?
いえいえ、そんな特別な事をしなくても、ちょっと一手間かけるだけで、じゃがいもは美味しく冷凍保存できるんです!
じゃがいもの冷凍保存のやり方【基本編】
- じゃがいもをよく洗って泥を落とす
- キッチンペーパー等で水気を完全に拭き取る
- じゃがいもの芽を取る
- 一個ずつラップにくるむ
- ジップロックに詰める
- ジップロックの中の空気を抜く
- 冷凍庫に入れる
じゃがいもの芽は危険なのでしっかり取っておきましょう。
じゃがいもの芽を食べたら死ぬ?毒の症状一覧と注意点まとめ
じゃがいもを便利に冷凍する裏ワザ2選
上記の冷凍の仕方でもいいんですが、ちょっとだけ工夫するとより便利に保存ができます。
それがこちらの2つ。
- 冷凍する前に加熱する
- マッシュにしてから冷凍する
冷凍する前に加熱する
じゃがいもを美味しく冷凍保存するひとつめの裏ワザは、ずばり「冷凍する前に加熱する」、たったこれだけ。
加熱方法は何でも構いません。
茹でても、蒸しても、焼いても、揚げてもオッケーです。
電子レンジを使うのも楽チンかもしれません。
どんな加熱方法でも構いませんが、大切なのは芯まで火を通すこと。
カロリーや油の酸化のことを考えると、なるべく油を使わないで
- 茹でる
- 蒸す
- 電子レンジで加熱
という加熱方法にしたほうがさらに美味しく長持ちするかと思います。
そして加熱したじゃがいものあら熱が取れたら、ジップロックなどの密閉できる袋に入れてなるべく空気を抜いて冷凍庫へ!
空気を抜くことで、食品の酸化を押さえられるので、空気は抜けば抜くほど良いですよ。
大体1ヶ月ほどを目安に使い切ってください。
マッシュしてから冷凍する
加熱したじゃがいもにもう一手間加えるだけで、さらに調理時間短縮できますよ。
それがマッシュしてコロッケの種にしてから冷凍する!というやり方。
マッシュしてから冷凍しておけば、めんどくさいコロッケが丸めて衣をつけるだけでできてしまいます。
ちなみに丸めて衣もつけて冷凍すれば、さらにさらに時間短縮に。
市販の冷凍コロッケと同じ要領ですね!
キュウリを抜いたポテトサラダを作って冷凍すると、「後一品ほしい!」と思うときに重宝しますよ。
ただし、キュウリは冷凍してしまうと歯触りがなくなってしまうので後入れの方が断然美味しいです。
面倒でも最後のこの一手間はかけることがオススメ。
【他の野菜もまとめて冷凍しておくと便利ですね★】
⇒さつまいもの冷凍方法:保存期間と上手な解凍の仕方教えます
冷凍じゃがいもを解凍するときの注意点
冷凍したじゃがいもを解凍して食べる場合の解凍方法を、使う料理に合わせてご紹介します。
フライドポテトなど油で揚げる料理
揚げ物の場合は、とっても楽チン!
凍ったまま油で揚げてオッケーです。
大きさにもよりますが大体170度で4分ほどで美味しくあがりますよ?
カレーやシチューなどで煮る料理
そのまま鍋に入れてしまうと、加熱してから冷凍しているため煮崩れしてしまいます。
電子レンジで再加熱し、ホクホクにしてからトッピング感覚で最後にのせるほうが美味しいですよ。
加熱しないで冷凍した場合は、そのまま使えます。
コロッケや、ポテトサラダなどの場合
時間があるときは、冷蔵庫で一晩ゆっくりと解凍させるのが一番。
お急ぎなら電子レンジの解凍コースでお好みの柔らかさまで解凍して調理してくださいね。
【まとめ】かしこく冷凍して節約&時短
じゃがいもはポイントを押さえたら美味しく冷凍できるんですよ。
ポイントをまとめると
- 芯まできちんと加熱する
- 冷凍の際はなるべく空気を抜いて冷凍する
- 解凍は料理によって使い分けるとさらに美味しい
ただでさえ長持ちするじゃがいもなので、さらにまとめ買いができちゃいます(笑)
しかも時間があるときに下処理しておくだけで面倒なコロッケや、ポテトサラダが短時間でできてしまうのは嬉しい!
子育てや家事、お仕事で忙しい方の味方ですよね?
今日あたり、さっそく冷凍じゃがいも作ってみようかなぁ♪
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