じゃがいもの芽を食べたら死ぬ?毒の症状一覧と注意点まとめ

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じゃがいもの芽を食べたら死ぬ?毒の症状一覧と注意点まとめ

「じゃがいもの芽には毒がある」、というのはわりと有名な話。

では、その毒が死に至る危険性を持っているとしたら?・・・・・・身近な野菜だけに、ちょっと怖いですよね。

そこで今回は、意外と知らない「じゃがいもの芽の毒」について解説していきましょう。

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じゃがいもの芽にはどんな毒素が含まれる?

じゃがいもの芽
じゃがいもの芽に含まれているのは、

  • ソラニン
  • チャコニン

といったナス科植物に多く含まれる「天然毒素の一種」です。

その毒素が含まれる部分は

  • 芽やその根元
  • 緑色になった皮層

に多く含まれます。

同じナス科のツルナスやイヌホオズキにも、同様の天然毒素が含まれています。

なぜ天然植物なのに有害物質を含むのでしょうか?

実は野生のいも類の中には、天然毒素を含むものが少なくありません。

自らの子孫を増やすため、動物などに食べられないよう工夫したという説もあります。

ソラニンやチャコニンは、神経毒の一種でその作用は「猛毒サリン」にも似ているとも……。

そう聞くと、一気に怖くなりますね。

じゃがいもの芽を食べたら死ぬ?毒の症状一覧

じゃがいもの芽に含まれる毒を食べてしまった場合の代表的な症状がこちら。

  • 吐き気
  • 嘔吐
  • 下痢
  • 腹痛
  • めまい
  • 頭痛

この5つが挙げられます。

これが更に重症になってくると

  • 眠気
  • 錯乱
  • 無気力
  • 衰弱

などの神経症状や視覚障害を引き起こし、最悪の場合死に至るケースもあるのです。

じゃがいもの毒で死ぬの!?と疑ってしまいますが、過去にはスコットランドで5歳の男の子が亡くなる事故が起きています。

食中毒症状は、早ければ数分後、遅いときには数日後にあらわれます。

じゃがいもを食べたあと体に少しでも異変を感じたら、無理をせず早めに病院に受診することをおすすめします。

「じゃがいもの芽は加熱すれば大丈夫」という説の真偽

フライ物料理

ジャガイモの芽に毒があるといっても、「加熱」さえすれば食べても大丈夫だっていう説(噂)もありますよね?

でも、結論から言うと、じゃがいもの芽の毒素は加熱で消えることはありません。

一説では「170度で揚げればソラニンは減る」とも言われていますが、確かな情報とは言えないようです。

農林水産省によれば、170度のオーブンで加熱した場合、確かにソラニンの濃度に低下がみられたそうです。

しかし、同じ温度で揚げた場合、低下した場合とそうでない場合の報告があり、確実な方法ではないことが分かります。

揚げたじゃがいもでも、緑色の部分を取り除かなかった場合に食中毒を起こした例もあるそうですから、やっぱり安心はできませんね。

また、ソラニン類は水溶性なので、水に漬けたり茹でたりすると有毒性が減少すると言われています。

しかし、あくまでも減少であり毒素が分解される訳ではないことを踏まえると、やはり、芽や皮の緑色の部分をしっかり取り除いて調理することが最善策と言えるでしょう。

もちろん、買い物の段階で芽が出ていたり緑色の部分があるじゃがいもは買わない、冷暗所で保管するなどの対策も必要です。

子供は危険!?じゃがいもの芽をどれくらい食べると危ない?

どれくらいジャガイモの芽の毒素を食べたら死に至るか、数値として示したデータがこちらです。

【体重50kgの人の場合】

  • 50mg(0.05g)で中毒症状が出る可能性
  • 150mg~300mg(0.15g~0.3g)の摂取で死に至る可能性

メークインで計算すると、中毒をおこすには1度に2.5kg食べる必要があるそうです。

なかなかの量ですし、実際には毒がある部分は「えぐみ」があるので死ぬほどの量は食べられないようですが。

しかし、子供の中毒量は成人の1/10とも言われているので注意が必要です。

実際のところ、主に小学校の調理実習などでソラニンやチャコニンによる食中毒は毎年起きています。

それらの事例を見てみると、ある共通点に気づきます。

それは、

  • 学校で栽培したじゃがいもだった
  • それを皮つきのまま食べた

という点です。

家庭菜園や学校で栽培したじゃがいもは発育不良の場合、皮が緑色(青色)に変色していることが少なくありません。

こういった青いじゃがいもは、普通のじゃがいもの10倍以上のソラニンが含まれているため注意が必要です。

家庭菜園や学校でじゃがいもを栽培する際には、土寄せをする、緑色のものや小さいじゃがいもは食べないなど配慮することが大切です。

せっかく手間暇かけて育てたのだから、美味しく安全にいただきたいですよね。

【調理するときはしっかり芽かきをしましょう】

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まとめ

これまで、何となく取っていたじゃがいもの芽に、こんな危険があったとは…。

ただ、正しい知識があれば必要以上に怖がることはないのも分かりました。

じゃがいもについて調べているうちに何だか食べたくなってきた私。

夕べは、じゃがいもとルッコラの炒めものを作りました。

にんにくと塩コショウのシンプルな味付けでも、じゃがいもならボリュームおかずになるのが嬉しいですよね。

もちろん、芽が出たり変色したじゃがいもは避け、皮や芽の周辺は厚めに剥きましたよ(^_-)-☆

煮ても焼いても、揚げても美味しい万能選手じゃがいも。

きちんと調理して、ますます活躍させたいと思います。

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