先日、友達と食事に行ったとき、一人が
「最近さぁ、赤ワインだと身体に良いもの飲んでいると思えるのに、白ワインはお酒飲んでるだけ、って気がして罪悪感でいっぱいになる」
と言い出しました。
白ワインが好きな私も、同じように損した気がすると告白すると別の一人がこう教えてくれました。
「白ワインだってポリフェノールが入ってるの、知ってる?」
そして、彼女の話を聞き終えたときには、私が白を好きな理由は身体が求めていたからじゃないかとすら思えたほどです。
早速、白ワインの持つパワーをお話ししますね~~!
白ワインのポリフェノール含有量は多い?少ない?
赤ワインの方が白ワインに優れていると感じる理由を問われた私たちは「ポリフェノールが多いこと」とハモって答えました。
ポリフェノール=身体に良い&老化予防
と頭にすりこまれています。
「確かに赤ワインにはポリフェノールがたくさん入っていて、それに比べて白ワインには少ないけど・・・・」と、教えてくれた豆知識をまとめてみました!
赤ワインにはポリフェノールが
■グラス一杯(約100ml)・・・250mg
ぐらい含まれています(※銘柄によって多少増減します)
この量はポリフェノールを含んでいる飲み物や食べ物の中でも突出しています!
でも白ワインにだってポリフェノールは含まれているんですよ。
白ワインにはポリフェノールが
■グラス一杯(約100ml)・・・25mg
ほど含まれています。
赤ワインと比べると10分の1とかなり少なめですが、そもそもポリフェノールは体内に蓄積されないので2~3時間毎にこまめに摂取する必要があります。
ですからポリフェノールが多い赤ワインを一度にたくさん飲んだところで、効果が持続するというわけではないのです。
「ポリフェノールは赤ワインの専売特許ってわけじゃないから、他の料理で補えばいいのよ。いろんなお野菜や果物を食べるのが重要ね!」
そこで、ポリフェノールを多く含んでいる食べ物をいくつかご紹介します。
【果物】バナナ・ブルーベリー・ぶどう・マンゴー・いちごなど
【その他の食べ物】納豆・味噌・れんこん・ブロッコリー・ししとうなど
しかも彼女が言うには白ワインにしかない効果だってあるのだとか。
それを次にお話します。
白ワインならではの特別な効果があった!
白ワインにしかない効用って何なのでしょう。
実は、白ワインは「殺菌効果」にとても優れていたのです。
メルシャンの研究機関の調べで、
・大腸菌
・サルモネラ菌
の活動をブロックすることがわかりました。
この実験では10万個もの大腸菌とサルモネラ菌を白ワインに10分間つけたところ、なんと菌の数が数個にまで減少したのだとか!
赤ワインでは同等の効果を得るのに20分もかかったそうです。
白ワインと魚介類を合わせるのには、昔の人の知恵があったんですね。
「生ガキが来たわよ!白ワインと一緒にいただきましょう!」
間が悪いと一日~二日辛い下痢症状に悩まされる生牡蠣の食あたりだって、白ワインと一緒に食べれば軽減されるかもしれませんね。
【ワインの「正しい」注ぎ方・注がれ方をご存知ですか?】
体を中からキレイにするデトックス効果も!
彼女のレクチャーはまだまだ続きます。
「あなた、この夏デトックスウォーターにはまってたでしょ?」
確かに何回か自家製デトックスウォーターを作りましたが、仕事の忙しさを言い訳に結局三日坊主になってしまいました。
そんな時間がない人の味方が白ワインなんです!
白ワインには有機酸という成分が多く含まれており、善玉菌を助け悪玉菌をやっつけてくれる「整腸作用」があるんです。
しかもカリウムが豊富なので、利尿作用で翌朝もむくまない上に、デトックス効果で便秘も解消されるのだとか!
さらに、カルシウムやマグネシウムがバランスよく含まれているから骨粗鬆症の予防にもなります。
これぞ三日坊主女子のための、お手軽デトックスウォーターじゃないですか!
自家製のデトックスウォーターを毎日作るのは無理でも、夜に白ワインを1杯飲むのは続けられそうです。
そのときはこちらの記事で紹介したコンビニで買えるお菓子をおつまみにして、「ほどほど」に飲みたいと思います(^^)
そして今日も一杯の白ワインを飲む
彼女の話を聞いて、私の赤ワインに対する劣等感はすっかりなくなりました。
それどころかデトックスでダイエット効果もあるならば、むしろ勝利感さえあります。
思い起こしてみれば、翌朝のむくみについては思い当たる節もありますし。
あれは白ワインのパワーだったのでしょうか?
でも身体にいいからといって飲み過ぎてしまってはいけません。

グラス1~3杯ぐらいが適量だということを頭の片隅に入れておいてくださいね。
そして赤でも白でもお好きなワインで、心のリラックスタイムを楽しんでください!
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