山の日はいらない!私が思う5つの不満点に賛成ですか?

2019/06/02

山の日がいらないと思う5つの理由!

すっかりおなじみになってきた山の日。

できた当初は歓迎する声も多かったですが、最近、私のまわりでは「山の日はいらない!」っていう声が聞かれるように。

私は内心ずっとそう思っていたので、共感してくれる人が増えてうれしいですね。

そこでここでは。私が思う山の日がいらない理由を5つ紹介しつつ、そもそも山の日って何?、どんな由来で出来たの?という疑問にもお答えしていこうと思います。

山の日に不満がある人はぜひお付き合いください。


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山の日がいらない5つの理由

私が個人的に山の日がいらないと思う理由と、私のまわりの人たちが不要論をとなえる理由がこの5つです。

  1. 山の日に納得できる由来がない
  2. 山登りに適した時期じゃない
  3. 山の日に休めない
  4. 学生は夏休み中だから祝日の意味がない
  5. お盆で元々休みだから祝日がない6月にしたほうがいい

普通だったら誰でも会社や学校が休みになるから祝日が増えるのは大歓迎なんですが、山の日はその点で根本的な問題があるんですね。

単純に、山が嫌いとか、山登りが嫌いとか、そういうこと以外にも。

では、ここからその理由をくわしく御紹介していきますね。

(1)山の日に納得できる由来がない

登山者

「山の日」という祝日は

⇒山に親しんだり感謝したりする機会を持てるように

という願いを込めて制定されました。

その裏にはこんな「山の日が作られた由来や経緯」があったんですよ。

現代では日常生活で山に行ったり、山で採れた食材がクローズアップされる機会は少ないですよね?

そこで山の日という祝日を作って「山に興味を持ってもらうことできたらいいな!」と考えた人がいたわけです。

それが「日本山岳会」を始めとした山岳関係者や自然保護団体。

つまり山の日というのは、山を愛し自然保護を訴える団体の制定運動が実を結んだ結果なのです。

そもそもこの法案がいつから協議されていたかと言うと、なんと2010年から!

しかし東日本大震災などの影響もあり協議が棚上げになっていましたが、2013年に再開され、無事成立する運びに。

この山の日を「何月何日にするか?」という日付を決める際には当初、8月12日にする案が有力でした。

しかし8月12日は日本航空123便が群馬県の山中に墜落した日(日航ジャンボ機墜落事故)。

そのため、8月12日は避けられることになりました。(いたましい事故があった日を祝日として祝うのは不謹慎と考えたのですね)

と、ここまで読むと分かるように、山の日が「8月11日である必然性」や「必要性」というのが薄いんですね。

たとえば、10月10日が体育の日なのは東京オリンピックの開会式を記念してだったり、1月15日が成人の日なのは元服の儀が行われていたからといった風に、祝日にはだいたい「その日である必然性」があります(現在は日曜日とくっつけるため「第X週の月曜日」と変えられましたが)。

「必要性」という意味でも、ある特定の団体が「海の日」があるなら「山の日」があってもいい、もっと山に親しんで欲しいという思いから行動して強引に作られたような印象もあります。

(2)山登りに適した時期じゃない

山の日の成立の由来で書いたように、この祝日には「もっと山に親しんで欲しい」という願いが込められています。

しかし、8月11日の山の日といえば、夏真っ盛り。

上級者が登るような2000~3000m級の山ならいざしらず、初心者が登るような低い山では暑さで倒れてしまいそうです……。

平地でも熱中症で死者が出るくらいですから、そんな時期に登山をするなんて危険すぎる行為。

なぜあえて8月に制定されたのか、疑問に思わざるを得ません。

(3)山の日に休めない

これは私の知り合いから聞いた苦情なんですが、製造業で働いている人のなかには「トヨタカレンダー」に沿ったスケジュールになっているというんですね。

トヨタカレンダーとは、祝日は一切無視して休まず、週五日勤務+休日二日というサイクルを忠実に守ること。

そのために祝日がいくら増えようがまったく関係ないっていうんですよ。

それどころかニュースなどで祝日の話題が出るとイラッとするらしくて。

自分は休めないのに世間の人間は休んでばかり、みたいな気持ちになるのは理解できます。

あるアンケートによると

⇒山の日に休めると答えた人は約50%

という結果だったとか。

製造業以外でも半数の人はお仕事なんですね。

(4)学生は夏休み中だから祝日の意味がない

小学生から高校生にかけてはこの不満が一番大きいのではないでしょうか?

学生さんは7月下旬から8月の終わりごろまで夏休みですから、8月に祝日が増えてもまったく関係ないんですね。

私がもし学生だったら、これについてブーブー文句をいっていたはず。

山の日で年間の合計祝日数は16日になりましたが、学生にとっては15日のままですから。

(5)お盆で元々休みだから祝日がない6月にしたほうがいい

一方、8月の第二週に早めにお盆休みを取る社会人にとっては、もともと休みなんだから祝日の意味がないと思う人も多いでしょう。

これは学生さんと同じで、「どうせ祝日を作るなら6月に作ってくれ!」という声がサラリーマンを中心にあちこちから聞こえそうです。

山の日が制定される前は6月と8月には祝日が一日もありませんでしたが、新たに山の日が制定されたことにより8月にも祝日が出来ました。(ですから一年で祝日がない月は「6月だけ」に)

今更聞けない!山の日が祝日になったのはいつ?

富士山
日本の祝日の一つである『山の日』ですが、いつ祝日として制定されたのかと言うと

2016年(平成28年)1月1日

に施行されました。

日付は8月11日で、2016年の改正祝日法で新たに制定されました。

ですから、記念すべき第一回目の山の日は

2016年(平成28年)8月11日

だったわけですね。

当然ですが今年2019年(令和元年)も8月11日(日曜日)が山の日となっています。

カレンダーで確認するとちゃんと赤く祝日になっているのが確認できます。

新たに祝日として制定されるまでの経緯として日本山岳協会や山の日協議加盟諸団体などが「山の日」を国民の祝日として制定するよう求めていました。

そして各関係者などからの意見を聞き調整を重ねた結果、お盆前に祝日を作ると連休が取りやすくなるなどの利点がありこの案が採用されました。

※補足:山の日は将来「ハッピーマンデイ制度」の対象になる予定です。

【必見!】山の日限定イベント5選

高尾山の登山口

山の日に開催される各地のイベントをいくつかご紹介します。

■TAKAO山モリフェス

東京都が誇る“ミシュラン”三つ星観光地である高尾山で行われるイベントで、2016年の8月11日「山の日」に初開催されました。

このイベントは8/11~8/12の2日間かけて行われ、場所は高尾山口駅前広場となっています。

年間登山客250万人を誇る高尾山でツアーやトークショーなどのイベントを開催しています。
 
 
■きのこの山の日記念イベント

8月11日に山の日が祝日として制定された記念に明治のお菓子「きのこの山」「きのこの山の日」を制定しました。

この記念にイベントが開催され、東京新宿ステーションで『きのこ山びこ』という感謝イベントが開催されました。

このイベントは「ヤッホー」と叫ぶだけで参加者全員に「きのこの山」がもらえます。

ちなみに声の大きさでもらえる数が変わり、なくなり次第終了です。
 
 
■しおや湧水の里ウォーク

栃木県日光にある高原山の2つのコースのどちらかを選び歩くイベントです。

高原山は全国名水百選に選定された水源のある日本三百名山の一つで、なかでも有名な尚仁沢湧水を通るコースがあります。

本コースが40.8kmで完歩率は68%でコースの難しさが覗えます。

もう一つのコースは軽い高低さを楽しむことが出来る、10.8kmのくまの木コースになっていて小さなお子様も参加できます。

参加は申込み制となっており、定員は500名で参加料がかかります。

金額は本コース4000円、くまの木コース2000円となっています。
 
 
■トワイライトハイク高尾山

これも東京都高尾山で開催される山の日のイベントで、夜のトレッキングで山頂から星空を鑑賞したり夜景なども見ることが出来ます。

主催はアウトドアメーカーのモンベルで参加には料金がかかります。

会員:4500円、一般料金:6000円、子供料金:3000円です。

夜のトレッキングと聞くと一人では怖い気もしますが、ガイドがついてくれるので安心して参加出来ます。

都心に近くアクセスが良い山だからこそ実現できるイベントですね。
 
 
■札幌もいわ山ロープウェイ

札幌の中心地からも近い藻岩山にあるロープウェイで行われます。

「山の日」にロープウェイともーりすカーをご利用の方で、氏名に「山」のつく人を対象に当日限り無料で乗車できるイベントです。

山麓駅4階窓口で身分証を提示すれば、このサービスを受けることができます。

他にも抽選会も行っており、「祝・山の日抽選会」としてもいわ山ロープウェイの乗車券を購入いただいた先着531名の方が抽選に参加できます。

また、抽選に参加した方全員にもいわ山オリジナルグッズをプレゼントしてもらえます。

まとめ

山の日はいらないという意見に賛成の私。

しかし山の日を広めようと沢山の団体や企業がイベントなどを開催しています。

山の日の日にちは8月11日に制定されましたが、成立までには色々な意見があり、日付をどうするのか検討された経緯があります。

始まったばかりの祝日ではありますが、「山に親しんでもらう」と言うコンセプトに沿ってこれからいろいろな「山」にちなんだイベントが開催されますね。

もう出来てしまったものは仕方ないと諦めて、お盆休みも重なるこの時期に開催される山のイベントに是非足を運んでみて下さい。

私は今年こそ富士山に登山してみたいですね(^^)

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