入梅の意味と読み方【2018年】えっ梅雨入りとは違うの?

2018/04/03

「入梅」って知っていますか?

梅雨に関係ありそうだし、梅雨入りのことなのかな?

それとも「梅」の花や実に関係する言葉なのかな?

……などなどいろいろ考えられますが、意味が分かりそうで分からない言葉ですよね。

たぶん、オフィスで隣の席に座っている同僚も知らないはずです(今日、実際に聞いてみましたケド・・・・)

今回は、その入梅について2018年の日程とともに詳しく調べてみました。

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入梅の読み方と意味&2018年は何月何日?

傘と雨の街
では、読み方と意味を紹介しますね。

まず、入梅の読み方は

「にゅうばい」

と読みます。

それでは意味はどうでしょう。辞書を引いて調べてみます。

にゅう‐ばい〔ニフ‐〕【入梅】 の意味
雑節の一。太陽の黄経が80度に達した日で、6月11日ごろ。気象では梅雨に入る日をさし、地域や年により異なる。つゆいり。《季 夏》「入梅や墓さむげなる竹のつゆ/芭蕉」⇔出梅。

参考:goo辞書

つまり、まとめると

というふたつの意味があるんですね。

【2018年の入梅は?】

2018年6月11日(月曜日)です!

ちなみに2016年は6月10日で、2018年は6月11日になります。

しかし一緒に「雑節」?「黄経」?……分からない言葉がいっぱいでてきました。

もう少し詳しく調べる必要がありそうです。(^_^;)

入梅は「雑節」のひとつと言うけれど、その意味は?

事実を知って驚く女性
入梅は「雑節のひとつ」だと分かりました。

しかし、そもそもその「雑節」なるものが分かりません!

そこで、まず雑節について調べてみました。

ざっ‐せつ【雑節】 の意味
二十四節気以外に、季節の変化の目安とする特定の日の総称。節分・八十八夜・入梅・半夏生(はんげしょう)・二百十日・土用・彼岸など。

参考:goo辞書

二十四節気とは、一年を24個に分けた季節区分のことです。

有名なところでは「立春」・「春分」・「夏至」・「秋分」・「冬至」があり、よく聞かれると思います。

現在では太陽暦なので、24個全部知らない人も多いですが(私もその一人です)、昔はこの二十四節気が生活と密接に関わっていました。

ただ、もとは中国で発明された暦法なので、日本の独自の特別な日として雑節という日がいくつか置かれたのです。

そして、入梅はそのひとつなんですよ。

意外ですが、入梅は立春や秋分の仲間だったのです!

知ってると賢そう!太陽の「黄経」とは?

惑星の配列
普段の生活ではまったく縁がない「黄経」ですが、だからこそ知っていれば賢い人も思われそうです(^^)

さっそく「黄経」の意味も調べましたよ。

私たちは太陽が出ていると他の星が見えないのでわかりにくいのですが、太陽は1日1日少しずつ星座の間をずれていき、天球を「1年かけて1周している」ように見えます。

その太陽の1年の空の道筋を「黄道」といい

春分の時の太陽の場所を0度と考えて、360度に分けて測れるようにしたもの

これこそがが「黄経」なんです。

1年は365日ですが、大体1日1度ずつずれていくと考えればいいですね。

で、80度になった日が入梅ということなのです。

春分の日から大体80日……6月11日頃で合ってますね。(^^)

梅雨入りと入梅はどう違うの?


辞書の意味でも「つゆいり」と書いてありましたが、入梅と梅雨入りはどう違うのでしょうか。

実は入梅は暦なので、一年のうちの決まった日にちを言うのですが、梅雨入りはその年々で違うものですよね?

なぜなら、その年の気象条件で変わってくるからです。

梅雨前線が日本列島に停滞し、雨が降りやすい状況になると「梅雨入り」となります。

その気象の梅雨入りを漢語で表すと「入梅」となります。

入梅の意味に気象の梅雨入りが書いてあるのはこのためなんですね。ややこしいです。(^_^;)

というのが一般的なんですよ。

入るからには出る言葉もある!それが「出梅」

暦上で固定された梅雨に入る頃を入梅と呼ぶことが分かりましたが、当然入ることがあれば、「出る」必要がありますよね。

つまり梅雨から出る(梅雨が明ける)頃を指す言葉です。

それが「出梅」という言うんです。読み方は「しゅつばい」ですよ。

しゅつ‐ばい【出梅】 の意味
梅雨の終わる日。梅雨明け。⇔入梅。

参考:goo辞書

この言葉はあまり聞きませんが、ちゃんとあるんですね。

入梅にちなんだ美味しいある食べ物とは?

この入梅の時期に美味しい食べ物があるんですよ。

それは「いわし」です!

6月~7月のいわしは「入梅鰯」と言って、特別美味しいんですって。

産卵前で一番脂がのっている時期なんですよ。

いわしというと、煮付けだったり、蒲焼きだったり、南蛮漬けだったりと、調理して食べる印象のある魚ですが、この時期は刺身や握りも絶品だそうです。

これは是非、食べてみないと!

昔の人の知恵

「入梅」を調べて、「黄経」なんていう、昔の天文学まで知ってしまいました!

昔の人は、夕焼けだと明日は晴れ、なんていうおおざっぱな知識で暮らしているんだと思っていたら、しっかり計算までしていたんですね。

気象台のサイトで過去の梅雨入りの時期が掲載されているのですが、その時期が大体「入梅」の前後で、昔の人のすごさを実感しました。

日本各地で住んでいる地域で梅雨入りの日は違いますが、6月11日あたりの入梅を意識して今年は天気予報をチェックしたいと思います。

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