すずらんの花言葉「怖い説」はウソだった!でも毒には要注意
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すずらんの花言葉「怖い説」はウソだった!でも毒には要注意

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すずらんの花言葉「怖い説」はウソだった!

すずらんの花言葉には怖い意味があるってホントですか?

事情通
事情通

いいえ、デマです。

スズランの花言葉は

    • 「純粋」
    • 「純潔」
    • 「謙虚」
    • 「再び幸せが訪れる」

であり、ポジティブで明るいものしかありません。

春先にあちこちでひっそりと咲いて、心を和ませてくれる鈴蘭。

でも、悪い噂、不吉な口コミが聞こえてきますよね?

そこで、ここでは

  • すずらんの花言葉が怖いと言われる訳
  • すずらんの花言葉の一覧
  • すずらんの花言葉の由来
海奈渡ナナ
海奈渡ナナ

こんな情報を、花好きな私がご紹介していきます。

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すずらんの花言葉が怖いと噂される4つの理由

すずらんの花言葉が怖いと言われるのは、この4つの理由があるためです。

  • 毒があるため
  • 花が下を向いて咲くため
  • スノードロップの裏花言葉と混同されたため
  • 不幸せなことを「呼び寄せる」と言われるため

完全に誤解というか濡れ衣なのですが、なぜそう言われるようになったのか理由をチェックしてみてください。

毒があるため

すずらんには毒があるのは紛れもない事実です。

しかも、花・茎・根という、すべての部分(全草)に毒が含まれています。

くわえて、その毒性はかなり強いため大変危険です。

摂取した場合、嘔吐、頭痛、眩暈、心不全、血圧低下、心臓麻痺などの症状を起こし、重症の場合は死に至る。

■引用:スズラン – Wikipedia

実際、子供がスズランを活けた花瓶の水を飲んで亡くなったケースもあるとか……。

そんな毒性の強さから悪いイメージが独り歩きし、「花言葉が怖い説」につながったと思われます。

花が下を向いて咲くため

正直、すずらんはヒマワリやチューリップのような「陽」の花ではないですよね?

花の色や全体のフォルムから受ける印象は、完全に「陰」です。

さらに花が咲くときも、まるで気落ちしてうなだれた人間のように頭を垂れて、下を向いた格好……。

そんな全体の印象や咲く姿から「花言葉が怖い説」が生まれたのかもしれません。

スノードロップの裏花言葉と混同されたため

すずらんとよく似た花の「スノードロップ」には、「あなたの死を望みます」という恐ろしい花言葉があります。

表向きの花言葉は「希望」・「慰め」などまともですが、スノードロップは「死の象徴」と捉える文化が一部であり、それが裏の花言葉(裏花言葉)として残った次第。

すずらんにとってはいい迷惑ですが、これも「花言葉が怖い説」を補強する要因になってしまったようです。

不幸せなことを「呼び寄せる」と言われるため

すずらんの花言葉のひとつに「再び幸せが訪れる」があります。

この言葉は額面通りに受け止めれば、素晴らしくポジティブで歓迎すべきこと。

しかし、世の中にはひねくれた見方をする人もいるんですね。

つまり、こういうことです。

幸せを呼び寄せるなら、一緒に「不幸せ」も呼び寄せるのよ!

こんな見方をする人が多かったせいか、「花言葉が怖い説」へと発展したのでしょう。

完全に曲解ですが、噂が生まれる過程はだいたいこんな些細な理由だったりします。

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すずらんの花言葉

すべてのすずらんに当てはまる花言葉と、色ごとの花言葉があります。

また、英語やフランス語ではどう違うのか、それぞれ分けて見ていきましょう。

全般の花言葉

すずらん全般の花言葉が、こちらの4種類です。

  • 「純粋」
  • 「純潔」
  • 「謙虚」
  • 「再び幸せが訪れる」

どれも「うんうん」と頷けるものばかり。

我々がスズランに抱くイメージ通りで、文句のつけようがないですね。

色ごとの花言葉

すずらんの花の色は白だけじゃありません。

ピンクや赤、黄色、紫といったバリエーションも存在します。

ただ、花言葉が確認できるのは、白とピンクのみでしたので、それを表にしてみました。

花の色 花言葉
純粋
純潔
純愛
幸福
希望
ピンク 可愛らしい
愛らしい

英語の花言葉

英語でのすずらんの花言葉がこちら。

  • sweetness(優しさ・愛らしさ)
  • return to happiness(再び幸せが訪れる)
  • humility(謙虚)
  • perferct purity(完璧な純粋さ)

日本語版とほぼ一緒ですね。

※ちなみに英語で鈴蘭はLily of the valleyといいます。

直訳すると「谷間のユリ」です。

フランス語の花言葉

フランス語でのすずらんの花言葉がこちら。

  • bonheur retrouvé(幸福な再会)
  • tout le bonheur du monde(みんなの幸せ)
  • joie(喜び)
  • réconciliation(継続)

フランスでは5月1日が「鈴蘭の日」とされています。

その昔、フランス国王は側近から鈴蘭の花を献上され大喜びし、それから5月になると宮廷の女性に自ら鈴蘭を贈るようになりました。

それが一般大衆にも、愛する人・大切な人・お世話になってる人に鈴蘭を贈る習慣として根付き、「鈴蘭の日」となったんです。

この記念日に鈴蘭を贈られた人は、「幸運がやってくる」と信じられているそうですよ。

※フランス語で、すずらんは「muguet(ミュゲ)」と言います。

韓国語での花言葉

韓国でのすずらんの花言葉がこちら。

  • 틀림없이 행복해집니다(必ず幸せが訪れる)

ドラマ『雪の女王』で主人公がつぶやくシーンがあったので、記憶にある方も多いかもしれません。

※韓国語で、すずらんは「은방울꼳(ウンバンウルッコッ)」と言います。

すずらんの花言葉の由来

すずらんの花言葉には、それぞれ個別に由来があります。

純粋・純潔

すずらんの花の色は、目に痛いほどの純白。

そのピュアなホワイトは、見る人の居住まいを正すほど純粋無垢です。

そんな汚れない花の色が由来となって、純粋・純潔の花言葉が付けられました。

また、西洋では鈴蘭が聖母マリアの花のため、それが由来だとする説もあります。

※【もっとくわしく解説】

キリストが処刑された際、聖母マリアが流した涙がスズランになったという伝承があります。

そこからヨーロッパではスズランは聖母マリアの花という位置づけになっています。

謙虚

すずらんの花は自身の葉に隠れるように、ひっそりと咲きます。

他の花の多くが「私を見て!」と強烈アピールするのとは、大違い。

そんな謙虚な立ち姿から、この花言葉が付けられました。

再び幸せが訪れる

すずらんは長い冬が終わって、ようやく暖かさが訪れる春先に咲きます。

寒くて長い冬があるヨーロッパに人々には「春の訪れ=幸せの訪れ」というイメージが強かったのでしょう。

そこから、この詩的な花言葉が付けられました。

すずらんはどんな花?基礎知識まとめ

すずらんはスズラン亜科スズラン属の多年草。

身近な花ながら知らないことがいっぱいでしょうから、基礎的な知識をまとめてみました。

原産地

すずらんの原産地は、ヨーロッパからアジアにかけて。

日本では東北や北海道の高地に自生しています。

品種・種類

すずらんの品種(種類)は大きく分けて、この2つ。

  • ニホンスズラン
  • ドイツスズラン

現在、日本で栽培されている鈴蘭はほとんどがヨーロッパ原産のドイツスズラン。

ニホンスズランに比べて、大型で花の香りが強いのが特徴です。

ピンクや赤の花をつける品種はドイツスズランと思って間違いありません。

花の名前の由来

すずらんは漢字では「鈴蘭」と書きますが、ランの一種ではありません。

葉っぱがランに似ていて、なおかつ花の形が神事や祭事に用いる鈴のようだから、この名が付けられました。

和名としては他に

  • 君影草(きみかげそう)
  • 谷間の姫百合

といった別名もあります。

※西洋ではすずらんは「妖精の階段」・「天国の階段」・「ヤコブの梯子」とも言います。

花が階段状に並んで咲くところから、その名がついたとか。

誕生花の月・日付

すずらんは月別でいえば、5月の誕生花です。

日にちごと誕生花でいえば、以下の日付になります。

  • 2月3日
  • 3月17日
  • 5月1日
  • 5月2日
  • 5月3日
  • 5月5日
  • 5月28日

シーズン・開花時期

すずらんの開花時期は、5月から6月にかけて。

シーズン的には新緑の季節に当たります。

3月頃になると苗が出始めますから、瑞々しい青い葉と真っ白な花がゴールデンウィークを過ぎた頃には楽しめるでしょう。

多年草のため、一度植えればまた来年の同じ時期に咲きますよ。

怖い?悲しい?マル秘エピソード

すずらんにまつわるエピソードで有名なのがこちらの神話です。

森の守護神と呼ばれる「セントレオナール」というたくましい青年がいました。

セントレオナールは森で大蛇(または毒龍)に襲われて三日三晩の激戦の末、4日目の朝についに撃退。

この戦いでセントレオナールは傷だらけになり、その体からは血が流れ落ちました。

その場所に森の精霊たちが聖域の印として、すずらんを咲かせました。

このすずらんの花はセントレオナールの傷を癒やしてくれたそうです。

すずらんは「癒やし」を意味する花とも言われますが、それはこのエピソードが由来なんですね。

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まとめ

  • すずらんに怖い花言葉はない
  • 見た目や性質・他の花との混同で誤解されているだけ
  • 正式な花言葉は「純粋」・「純潔」・「謙虚」・「再び幸せが訪れる」

私の生家の庭にはすずらんが生えていたので、とくに親しみのある花のひとつ。

今回こうして不名誉な誤解が解けたのでホッとしています。

自然・科学
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