鏡開きと言えばお正月に思い浮かびますが、結婚式でも行われる縁起の良い行事です。
ケーキ入刀と同じく夫婦で行う共同作業。
でも、なぜ行うのか知ってる人は少ないはず。
そこで今回は
- 結婚式の鏡開きの意味
- 開いた後の酒樽の中身はどうやって配るのか?
- 道具はレンタルできるのか?
- 費用はいくらかかるのか?
- どのタイミングでやるのか?
- 流すBGMは何が良いのか?掛け声は?
と言った数々の疑問点にお答えします。
結婚式の鏡開きの意味
鏡開きの「開き」とは「未来を切り開く」という幸先の良い意味があり、特に結婚式においては子孫繁栄の意味もあります。
新郎新婦の新たな門出を祝うのはもちろん、その他に「末広がり」という意味も含まれています。
「割る」ではなく「開く」と呼ぶ理由
鏡開きで使う酒樽の蓋は昔、酒屋さんの間で「鏡」と呼ばれていました。
鏡を割るのだから「鏡割り」と呼ぶのが正解では?
と思いますよね?
しかし、おめでたい席で「割る」と言う言葉は、これから夫婦で未来を一緒に歩んでいく2人にとって縁起の良くない響き。
そこで「未来を切り開く」の「開く」に変えたというワケです。
結婚式の鏡開きの道具はレンタルできる?費用は?
道具のレンタルはできるのか?と言うと、できるんですよ!
業者によってレンタル期間や費用は様々で、新品や中古などの種類もあります。
私も初めてレンタル業者のサイトを見たのですが、本格的な物では神輿に乗った酒樽もありました。
容器のみで中身のお酒が入っていない場合もあるので、その確認は必要です。
- 酒樽
- 木槌
- 酒樽台
- 升
- 杓
などがレンタルが可能です。
費用は酒樽で1~3万円台が平均です。
私はお酒が飲めないので、お酒関連は疎いのですが、このくらいの値段が普通なんですね。
結婚式で鏡開きをするタイミング
鏡開きを行うタイミングは乾杯前が一般的とされています。
お酒が飲めない方もいらっしゃるので、その場合はスタッフの方がシャンパンを配ってくれます。いたれりつくせりですね(笑)
あるいはお色直しで和装に変わる時に行うと言うパターンもありますよ。
やっぱり、お酒には和装が似合いますからね。
結婚式の鏡開きで流すBGM
これは特に決まりもないのでご夫妻のお好きな曲が一番かと思います。
私ならミスターチルドレンをかけますね。
例えば、お色直しで和装の時は和な音楽・盛り上がる演歌、洋装の時はPOPな歌などはいかがでしょうか。
列席者の方々のリクエストを聞いてみるのもおススメですね。
【これはちょっと予想外で絶対ビックリですね(お年寄りは危険かも)】
結婚式の鏡開きの掛け声
鏡開きの際は、司会者の方が「せーの」と声をかけます。
そしたら開く方や周りの方は
「よいしょー、よいしょー」
と声掛けします。
未来を切り開くにふさわしい行事なので、みんなで大きな声でお祝いしましょう。
結婚式の鏡割りの後の酒樽の中身の配り方
見事に鏡開きに成功した新郎新婦は、酒樽の中身を皆に配りましょう。
その配り方に決まりはあるのか?と言う疑問。
これは列席者一人ひとりに配ることもできますが、セルフ形式が多いそうです。
なぜかと言うとお酒を飲まない・苦手な方も当然いらっしゃいます。
そういった方への配慮もあってのことだと思います。
それぞれの式場にもより違ってくると思いますが、困った時はウェディングプランナーさんにご相談を。
これで、お酒が苦手な方への対応もバッチリですよ♪
まとめ
以上が結婚式で行われる鏡開きについての意味や流れ、内容となります。
鏡開きとは酒樽の蓋を木槌で割って開くことです。
私も小さい頃に、お正月に経験しました。
テレビでも観る機会がありますが、大きな樽の蓋を勢いよく割る様子はすごいですよね。
鏡開きをする側も見ている側も一緒になってお祝いできる、日本ならではのお祝い行事ですね。
結婚式の鏡開きは、一生に一度あるかないかの大舞台です!お酒は飲めば終わりますが、記念は一生ものです。
新たな門出に立つ新郎新婦のために、御家族や友人の皆様も共に盛大に祝福してあげてください!
これから式を挙げる方々への参考になれば幸いです!私も知らなかったことを知れて、良かったです。
私の結婚式でも、ぜひやってみたいとつくづく思いました!
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