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オリンピック入賞は何位まで?正解は8位!何かもらえるの?

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オリンピック入賞は何位まで?

事情通
事情通

オリンピックの入賞は8位までです。

個人・団体とも共通で8位まで。

4位~8位までの入賞者は賞状が授与されます。

パラリンピックの入賞も同様に、個人・団体とも8位までです。

海奈渡ナナ
海奈渡ナナ

この記事では

  • オリンピックの入賞は何位まで?
  • 入賞すると何かもらえる?
  • 入賞が8位までの理由

など、夏季・冬季ともオリンピック好きな私が解説します。

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オリンピックの入賞は何位まで?

8位

オリンピックの入賞は8位までと決められています。

「8位までが入賞」というルールは

  • 個人競技(100mやマラソンなど)
  • 団体競技(野球やサッカーなど)

このどちらとも共通です。

また、夏季五輪・冬季五輪とも共通であり、違いはありません。

この基準は、「オリンピック憲章」で定めれられた正式ルールです。

※オリンピック憲章とは、IOC(国際オリンピック委員会)が定めた近代オリンピックの根本原則のこと。

4位~8位の呼び名は入賞者

1位~3位に入りメダルを獲得した選手は「メダリスト」と呼ばれます。

これは誰でも知っている呼び名ですよね?

一方、4位~8位に入った選手は「入賞者」と呼ばれます。

こちらはテレビ中継でもあえて呼ぶことが少ないので、聞き慣れないかもしれませんね。

パラリンピックの入賞は何位まで?

パラリンピックの入賞も個人と団体とも8位までです。

もちろん、夏季パラリンピックと冬季パラリンピックとも共通しています。

ここまでを表にまとめると、こうなります。

入賞の範囲
夏季五輪・冬季五輪 4位~8位まで
パラリンピック(夏季・冬季) 4位~8位まで
個人競技・団体競技 4位~8位まで

このようにあらゆる「オリンピック」&「競技」で共通です。

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オリンピックの入賞は何かもらえる?

オリンピックで入賞しても表彰台には立てないので

何も貰えないのかな?

と疑問に思う人も多いハズ。

しかし、ちゃんと

  • 賞状
  • 入賞者名簿に名前が残る名誉
  • 賞金(報奨金)

これらを受け取ることができます。

賞状

1位~3位のメダリストはもちろんですが、4~8位の入賞者も賞状がもらえます。

上記の賞状は東京オリンピックのフェンシング男子エペ団体で金メダルを獲った山田優選手のもの。

こちらは2006年のトリノオリンピック(冬季)で8位入賞した男子フィギュアスケートの高橋大輔選手の賞状です。

ちなみに東京オリンピック・パラリンピックでは、岐阜県美濃市の「美濃手すき和紙」で作られた賞状が入賞者に授与されました。

入賞者名簿に名前が残る名誉

バインダー

8位までの入賞者はIOC(国際オリンピック委員会)が管理する入賞者名簿に名前が記録されます。

この名簿は永久保存されるため、アスリートにとっては「後世に名前を残す名誉」といって過言ではありません。

ですから、入賞者名簿に名前が残る8位と、残らない9位では天と地の差があるというわけですね。

マラソンで上位1~3位だけじゃなく、それより下位の選手が最後の最後までデッドヒートを繰り広げるのはそのせいなんですよ。

賞金(報奨金)

1万円の札束
IOC(国際オリンピック委員会)からは、4~8位までの入賞者はもちろん、1位~3位のメダリストさえ一銭も賞金はもらえません。

ただ、JOC(日本オリンピック委員会)からは、1位~3位までは以下の金額が支給されます。

  • 金:500万円
  • 銀:200万円
  • 銅:100万円

しかし、4位~8位の入賞者については明示されていないため、賞金は支給されないと推察されます。

ただ、各スポーツの競技団体やスポンサーからは賞金が貰える場合があります。

※残念ながら賞金の額は公開されていないので、不明です。

また、以下の競技では競技団体からは報奨金がでないそうです。

  • 水泳
  • 柔道
  • スケートボード

「入賞」の意味

ゴールテープと勝者
そもそも入賞の意味を辞書で調べると、こう解説されています。

展覧会や競技会で賞を受ける順位内にはいること。

■引用:入賞(にゅうしょう)の意味 – goo国語辞書

スポーツに限らず、音楽などのコンクールでも賞がもらえる順位に入ることを「入賞」と呼ぶわけですね。

これがオリンピックの場合、8位までに入ると入賞になります。

ですから当然ながら、1位~3位のメダリストも入賞の範囲に入っているわけですね。

ただ、「8位まで」というルールはIOCが決めた規約。

他の大会やコンクールで、たとえば「10位までが入賞」がルールならば、10位でも入賞者の一人になれるんですよ。

なぜ?入賞が8位までの理由

世界各国の国旗
入賞枠が8位までなのは、なぜなのでしょうか?

実は1984年以前は、入賞枠は6位まででした。

それが1984年に開催された

  • ロサンゼルスオリンピック(夏季五輪)
  • サラエボオリンピック(冬季五輪)

これらの大会より8位までに拡大されたのです。

その理由は、陸上や水泳など競技のコースが8レーンあり、8人で競われるからだと言われています。

また、決勝が8人で行われるため、その時点で優れた成績を残しているからとも考えられます。

ちなみに決勝に残った選手を「ファイナリスト」と呼びます。

つまり、ファイナリスト=入賞者となるわけですね。

※いくら調べても確かな根拠や変更された経緯は見つからなかったので、この説はあくまで推測の域を出ません。

東京オリンピックの入賞者(4位~8位)は78名

日の丸の国旗を持って応援する女性
2021年の東京オリンピックは金銀銅のメダルラッシュでしたが、惜しくもメダルを逃した入賞者が78名もいらっしゃいました。

その内訳(順位と各人数)がこちら。

順位 人数
4位 11人
5位 29人
6位 13人
7位 16人
8位 9人

その競技名と代表的な選手をご紹介します。

  • 水泳/競泳(瀬戸大也・萩野公介・池江璃花子)
  • 水泳/アーティスティックスイミング
  • サッカー男子/女子(久保建英)
  • ウェイトリフティング
  • 馬術
  • フェンシング
  • ゴルフ(松山英樹)
  • スポーツクライミング
  • スケートボード
  • 水泳/飛び込み
  • テニス(錦織圭)
  • 体操競技/トランポリン
  • バスケットボール/3×3
  • レスリング
  • 自転車/BMX(フリースタイル/レーシング)
  • 卓球
  • フェンシング
  • 柔道
  • バドミントン
  • 射撃/クレー射撃/ライフル射撃
  • アーチェリー
  • テコンドー
  • 空手
  • サーフィン
  • 陸上競技(大迫傑)
  • バレーボール
  • セーリング
  • ウェイトリフティング
  • 自転車/トラック
  • 新体操
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まとめ

  • オリンピックの入賞者は何位まで?⇒8位まで
  • 団体と個人、夏季と冬季とも8位まで
  • パラリンピックも8位まで
  • 8位までは賞状授与と入賞者名簿に載る名誉がある
  • 競技団体から賞金がもらえる場合がある
  • 入賞が8位までなのはコースのレーンが8つだから

アスリートの方々には敬意を欠く発言かもしれませんが、日本で2番目に高い山の知名度が低いように、1位~3位以下の選手は記憶に残りづらいのは事実。

私が言うまでもないですが、3位までと4位以下には大きな差がありますね。

もちろん、有名なフレーズ「参加することに意義がある」という考え方もありますが……。

雑学・トリビア
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