この記事で分かること
- 銀行印は100均のものを使える?
- 認印として100均のものは使える?
- 100均ハンコを実印で使うリスク
最近の百均ショップは何でも売っていますよね。
生活必需品から、オシャレグッズ、子どものおもちゃまで何でもそろうので大好き!
見ているだけでわくわくするし安くで手に入るので、週に一度は利用しています。
もうほんとに百均(ダイソー)の商品だけで生活していけるんじゃないかなと思うくらいの充実ぶり。
そんな便利な百均に、印鑑(ハンコ)も売られていますよね。
印鑑は海外のサインと同等で「その書類を認めますよ」という意味で使われる重要な役割。
そんな大切なものが100円で買えるなんて、ちょっと受け入れがたい人が多数でしょう。
そこで、ここでは百均で手に入る印鑑についての疑問にお答えしていきます。
百均(ダイソー)の印鑑の一部は銀行印・実印として使用可
この100均(ダイソー)で売られる印鑑は銀行印として使えるのでしょうか?
じつはなんと「三文判タイプの印鑑(朱肉が必要なタイプ)」ならなんの問題もなく使うことができますよ。
さらに役所に登録すれば実印としても使うことができます。
100均で売られている印鑑は
- 朱肉がついているタイプの印鑑
- 朱肉が必要な印鑑(三文判)
の2種類があります。
前者はNGで、後者は銀行印・実印ともOK。
朱肉がついているタイプは、いわゆる「シャチハタ」と呼ばれるハンコとほとんど一緒のものです。
百均(ダイソー)の印鑑を実印として使うリスク
百均(ダイソー)の朱肉が必要な印鑑(三文判)なら、銀行で実印として使うことも可能です。
しかし、そこにはリスクが有ることを事前に知っておくべきですね。
百均(ダイソー)の印鑑は機械で大量生産されるため、同じ印影のものがたくさん存在します。
そのため、自分以外にも所有者が数えきれないほどいるわけなので、オリジナルで作る印鑑よりも悪用されやすいんです。
また、品質も100円品質なので欠けやすかったりするので注意が必要なんですよ。
実印として使う裏ワザ
どうしても百均の印鑑を実印として使いたい!という方は裏技もあります。
欠けやすいという品質を利用して、印鑑の文字のどこでもいいので一ヶ所削って印影を少し変えてしまう!
こうすると、世界でたった一つのオリジナルになるので、悪用を防止することができますよ。
百均の印鑑は認印としてなら必要十分!
認印とは、「内容を確認しました」・「了承しました」といった意思表示のために押印するためのハンコ。
たとえば、こんなシーンが代表的。
- 郵便物や宅配物の受け取り状に
- 学校へ提出するプリントに
- 役所に提出する書類に
つまり認印とは重要な契約などに使うのではなく、日常的な「確認」のために使う印鑑。
よく言われる三文判がこのような用途で使われるタイプです。
ですから、認印なら100均のハンコでも全く問題ありません。
朱肉を使う100均のハンコ、中に朱肉が内蔵されたシャチハタでも、どちらでも認印としては必要十分なんですよ。
百均には珍しい名字の印鑑もあるの?
日本にはめずらしい名字の方もいらっしゃいます。
百均の印鑑はそんな珍しい名字もあるんでしょうか?
答えは、その100均のショップがある地域によって違う!です。
全国的には珍しくても、その地域だけは特別多い名字ってありますよね。
そんなタイプの名字なら、その土地の百均で売ってる事があるんですよ。
ちなみに、特に珍しい名字ではくても売っていない場合もあります。
例えば「さいとう」さん。
「斉藤」「斎藤」「齊藤」「齋藤」…いろんな漢字表記があるかと思いますが、一番ポピュラーな「斉藤」しかないなんてことがよくあります。
ですので旧字体などが入っている名字の人は印鑑が作られていない!なんてこともありますよ。
まとめ
百均(ダイソー)の印鑑は銀行で銀行印として使えますし、登録すれば実印としても使用可能です。
しかし、世間に数多く流通しているため、同じものを手に入れるのが容易なため、悪用されるリスクがあることはご承知ください。
よって、百均の印鑑は宅配の認印として使うくらいがベストなんですね。
そもそも、百均では旧字体などを使っている名字の場合、取り扱いが無い名字の印鑑もあることが分かりましたね。
百均の印鑑とは上手に付き合っていきましょう。
コメント