スポンサーリンク

石川県のお中元の時期は?金沢・北陸でも違いが!2023年版

プロモーションが含まれます

石川県のお中元の時期

「お届け物でーす!」

去年のお盆に東北の実家へ帰った時、親戚から宅急便が届きました。

いくつになっても宅急便や頂き物を開封するが大好きな私。

ワクワクしながら箱をあけると「お中元」の文字が!

「お中元が届いたよ!」と母に声をかけると「今頃お中元~?」と驚いた声が聞こえてきました。

実家の方ではお中元は7月に入ると同時に贈るのが慣習ですが、母の話では日本の各地方でそれぞれお中元の時期にはズレがあるそうで・・・・・。

海奈渡ナナ
海奈渡ナナ

私なんかは貰えるならいつだって構いませんけど、なんなら1年中受付中(笑)

でも、私には石川県に転勤になった大学時代の恩師がいて、その人に今年はお中元を贈らないといけません。

石川県って東北地方じゃなくて、北陸地方に入るらしいですけど、いったいいつ頃に送ったらいいのか、困ってしまって。

そこでここでは

  • 石川県(金沢や能登ほか)のお中元の時期
  • 日本各地の2023年のお中元の時期
  • 地域で時期が違う理由

などなど、個人的に調べてまとめてみました!

スポンサーリンク
スポンサーリンク

石川県のお中元の時期はいつからいつまで?2023年最新版

石川県は日本のちょうど真ん中に位置して、関東でも関西でもなく東北でもありません。

どちらの文化圏にも属さない北陸(中部地方)にあたるわけですが、そんな複雑な地方だけあって、お中元を贈る時期もちょっと複雑です。

事情通
事情通

なんと、石川県内でもエリアによって違いがあるんですよ。

【石川県のお中元の時期】

  • 金沢・・・7月1日~7月15日
  • 能登・・・7月15日~8月15日

このように金沢市と能登地方でガラッと分かれているんですね。

つまり石川県の北部と南部でラインがあるような。

石川県にお住まいの方にお中元を贈るときは、県内のどのあたりに住んでいるか?よく事前にチェックしましょう。

日本全国のお中元の時期はいつからいつまで?2023年最新版

お中元の包箱

石川県に限らず日本全国、それぞれの地方で「お中元の時期」はまちまちなんです。

お中元を送る時期は、大体このように3つに分けられます。

まず関東・東北が第一グループで全国に先駆けお中元時期に入ります。

桜前線は南から北上していく一本だけですが、お中元前線は上下分かれて二本が移動していきます。

関東から南下した東海・近畿・中国・四国地方と、東北から北上した北海道の第二グループは、7月15日~8月15日の1か月間がお中元の時期になります。

ここで警報発令!要注意が北陸地方。そう問題の石川県です。

同じ石川県でも金沢は第一グループ、能登は第二グループ。

お隣の福井は第一グループです。

海奈渡ナナ
海奈渡ナナ

北陸は地域によって違うみたいですね。

第一・第二の両方にかぶる7月15日を選択するという荒業で乗り切る手が考えられます。

お中元前線は、さらに南下を続けます。

中国まで達したお中元前線は、8月に入ってやっと九州地方に到着。

8月1日~8月15日まで居座ります。

お中元前線は、関東・東北から始まって、そのあと北海道へ進む、それから南下していくのが常識のようです。

海奈渡ナナ
海奈渡ナナ

桜前線とは真逆の進み方をするんですね!

スポンサーリンク

お中元の時期はなぜ地域によって違う?

対立する人たち

でも、どうしてお中元って地域によって時期が違うんでしょう?

そもそもお中元ってなんなの?って疑問に思ったので、ちょっと調べて見ました。

大体こういう行事は中国をルーツとしていますが、お中元もそのひとつなんですよ。

【お中元の由来】

昔、中国の道教で行われていた「三元」という行事がルーツといわれています。

三元というのは「上元」・「中元」・「下元」という3つの雑節。

この一つである中元(7月15日)が日本のお中元の原型となりました。

中元はもともと「贖罪の日」のことを指してしましたが、日本に入ってきて「お盆」に変化。

そして江戸時代に入ってからは、お世話になった人や商売相手に贈り物をする習慣に変化していきました。

ここまでは良かったんです。

このあと、お中元の時期が分かれてしまう「ある対立」が生まれてしまいました。

それが明治の改暦です。

明治の改暦とは、それまで使われてきた旧暦が時代にそぐわなくなってきたため、西洋で使われている新暦(太陽暦)に切替えたという大きな改革のことです。

その際にお中元という古来の行事を新暦に基づいてやるのか、旧暦のまま行うのか、いわば二つの団体に分かれることになってしまいました。

それぞれの団体においては

  • 新暦派は7月15日
  • 旧暦派は8月15日

を「中元」と定めていますので、どちらでお盆をするかで地域ごとにお中元を贈る時期も異なっていったという事情があったようです。

とはいっても、お中元は新暦だけどお盆は旧暦という地域も結構あるみたいです。

会社の盆休みも8月13日~15日というところが多いですもんね。

【お中元の基本的なマナーはこの短い動画を見れば分かります】

日本全国でお中元の時期は共通化の傾向に

このようにお中元の時期の違いが明確だったのも昭和時代までのようですね。

どうやら第二・第三グループのお中元開始時期が、どんどん早まってきているみたいなんです。

情報が素早く広い範囲で共有化されるようになったことや、宅急便の発達が関係しているのかもしれないですね。

一都市集中の影響もあるかも。

地方から関東に出てきた人たちが、親にお中元を贈ったら

え、あんたのとこもうお中元なの?

うん、関東はね

と、情報が伝わり、それに合わせて均一化していくような・・・・。

そういえば、数日前の全国ニュースで東京ではお中元商戦が始まったって言ってましたっけ……

それを聞いたら他の地方の人もそれに合わせていくようになってしまいますよね。

第一グループの関東では、最近は6月下旬から贈る人も多いのだとか。

これはボーナス支給時期に合わせた企業戦略と、少しでも早く熱意・誠意を見せたいのが理由でしょうか。

一番大切な真心はしっかり込めて贈りたいですね!

スポンサーリンク

まとめ

石川県のお中元の時期はいつからいつまでなのかをご紹介していきました。

もう一度、確認しておくと

  • 金沢・・・7月1日~7月15日
  • 能登・・・7月15日~8月15日

こうして石川県の北部と南部で送る時期に差があるということです。

私の恩師が住んでいるのは金沢市と能登地方のちょうど中間あたりなので、あいだをとって7月15日あたりに到着するように贈りたいと思います。

そうすればどちらにも引っかかるのでOKでしょう。

常識・マナー
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

コメント

error: