この記事で分かること
- 降水量1mmはどれくらいか?
- 野球やゴルフなどスポーツは行える?
- ディズニーランドや登山や釣りは平気?
降水量1ミリの雨について、決められた基準や野外活動する際の影響についてまとめてみたのでチェックしてくださいね。
外出するときや予定があるときに気になるのが天気。
天気予報で確認したときに「降水量1mm」だったら「雨か~っ」て気分がものすごく落ちてしまいますし、もしかしたら中止になるのかな?と不安になりますよね。
でも1ミリくらいの少しの雨量なら、スポーツやレジャーは大丈夫じゃないかとも思いませんか?
傘は不要!?降水量1mmはどれくらい?
降水量1mmとは1時間に1.0mm~1.9mm降る雨のことです。(気象庁で決められた基準です)
これをイメージしやすいように、範囲を限定して説明すると
これくらいの雨量のこと。
短い時間なら大したことはないですが、ある程度の時間、傘を差さずに外にいると濡れてしまいます。
窓から外を見ると「傘を差す人」と「差していない人」の両方の人を見かけるときがありますよね。
それがこの降水量1mmのレベルになります。
雨量の差を言葉で表現すると
- 降水量1mm・・・パラパラ
- 降水量2mm~3mm・・・しとしと
- 降水量4mm・・・ザーザー
体感的にはこんな感じになりますよ。
※まれにですが降水量0mmなのに雨の予報の時がありますよね。
これは「1時間に~0.9mmまで」の雨が降る可能性があることを示すことになるので、0mmだから降らないってことではないんです。
もっとくわしく知りたい方は気象予報士のこの方の動画をご覧ください。
降水量1mmで中止になる?スポーツやレジャーへの影響まとめ
天気予報で「明日は降水量1mmです」とアナウンサーが言えば、スポーツやレジャーなどの野外活動にどう影響するのか気になると思います。
中止になるのか、それとも影響なく開催されたりプレイ可能なのか、まとめてみました。
降水量1mmで運動会は開催される?
降水量1mmの予報が発表されていても、朝から雨が降っておらず、運動会がスタートしてからパラパラと雨が降りだした場合は続行することが普通です。
しかし、運動会の開始前から降り出していると、たった1mmの雨でもグラウンドに影響が出てしまうので中止になる可能性が高いです。
【結論】降水量1mmの雨⇒中止か開催かは微妙
ですから降水量の「多い少ない」よりも、どの時点で雨が降っているか?のほうが重要ですね。
降水量1mmでゴルフはプレイできる?
ゴルフは1mm程度なら移動のときだけ傘をさすくらいでラウンドが中止になることはほとんどありません。
芝が濡れていてボールが滑ったりすることはあるのでプレーには影響が出てしまいますが。
【結論】降水量1mmの雨⇒プレーは可能
2~3mmの雨までならギリギリプレイできます。
しかし、これが4mm以上になると大粒の雨になるのでプレイに支障が出ます。
できなくはありませんが、全身ずぶ濡れになりストレスが溜まるのは間違いなし……。
降水量1mmくらいならディズニーランドで遊べる?
レインコートを着れば問題はありませんが、雨だと気分が落ちますし待ち時間も長くなってケンカに繋がるのは気をつけましょう(笑)
ただ、雨の日は来園者が減るので、いつもコミコミで待ち時間が2時間くらいあるアトラクションも楽に乗れる可能性もあります。
【結論】降水量1mmの雨⇒雨の中でも並ぶガッツがあれば
降水量1mmで釣りはできる?
レインコートなど雨を防いでくれるグッズがあれば釣りを行うことができます。
気圧が低くなると晴れの日より魚が活発になるので効果的ですが、台風など風が強い日は非常に危険ですからおとなしく控えましょう。
【結論】降水量1mmの雨⇒出来るが風が強いと危険!
降水量1mmで草野球はプレーできる?
野球は比較的雨が降っても行えますが、一緒にプレーする仲間と相談して決めるのがオススメです。
冬場は体が冷えるので外野の守備につく人からは文句が出る可能性が高いでしょう。
【結論】降水量1mmの雨⇒仲間の気持ち次第
ちなみにプロ野球の試合を中止する基準は「何mm以上の雨が降ったら」ではなく、グラウンドの状況で判断されます。
また、台風が近づいているときは雨が1mmも降っていなくても事前に中止を決めてしまいます。
降水量1mmなら登山しても平気?
登山は高い山に登るほど気圧も変わってきますので、天気も不安定です。
レインコートを着てもビショビショになることもありますし、降水量1mmでもあまりオススメしません。
【結論】降水量1mmの雨⇒安全のため中止すべき
山は平地よりも降水量が多く、また天候が急激に変化しやすいです。
それに土砂がくずれて道が封鎖されるなどのリスクもありますから、1mmでも降っていたら止めるべきですね。
降水量1mmで自転車に乗るのは危険?
サイクリングなど長い距離を走行するなら、レインコートは必須になります。
地面も雨で塗れていて滑りやすいので大変危険。
【結論】降水量1mmの雨⇒排水口などが滑りやすいので要注意
現在の交通規則では、傘を差して自転車に乗る行為は禁止されています。
私は以前、雨の日に自転車の前カゴにスーパーで買った商品をぎっしり載せて運転したことがありましたが、マンホールの上でツルッと滑ってしまい盛大にコケた経験があります。
カップ麺やパンなどが道路に散乱して、とっても恥ずかしかったですよ。
雨の日は重量が重いとより転びやすくなりますね。
降水量1mmで花火大会は中止になる?
これは花火大会の運営団体によって変わりますが、運営側もお金を費やしているのでなるべく中止にはしたくありませので、1mm程度なら問題なく行われます。
花火大会が中止になるのは大雨・落雷警報が出ている場合といわれています。
【結論】降水量1mmの雨⇒意外にも中止にはなりません
降水量1mmくらいならフットサルは問題ない?
サッカーの試合が大雨の中でも行われるように、基本的にフットサルも大雨でもプレイできます。
Jリーグの試合もよく雨のなか行われていますよね。
雨が多いイギリス生まれのスポーツはどれも多少の雨なら気にしない傾向があるようです。
【結論】降水量1mmの雨⇒プレイ可能です
フットサルはコートを予約してプレイすることがほとんどですが、降水量1mmくらいの雨だとキャンセル料を100%取られる事が多いようです。
降水量が3mm~5mmになるとさすがにキャンセル料は無料になるようですが。
降水量1mmならテニスはプレイできる?
テニスもイギリス生まれのスポーツなので、多少の雨なら気にしません。
【結論】降水量1mmの雨⇒プレイできます
よっぽどのザーザー降りになるか、強い風をともなう悪天候にならない限りは試合もできますよ。
【降水量って何?】意外と知らない雨のこと
普段、何気なく天気予報を見て分かった気になっていますが「雨」に関係した気象用語って意外と知らなかったりしますよね?
まず、基本用語である「降水量」ですが、これは
⇒1時間に降った雨を貯めた高さ
のことを指します。その降った雨が流れずにそのまま溜まった場合の「高さ(深さ)」を計ったものなんですね。
この降水量というものを計るのには「転倒ます型雨量計」という機械が使われています。
また、それぞれの雨量の目安は以下の通りです。
- 5mmの雨・・・夕立くらいの雨(傘が絶対必要な雨量)
- 20mmの雨・・・いわゆる「土砂降り」と形容する雨
- 35mmの雨・・・大雨注意報レベルの雨
- 50mmの雨・・・傘が役に立たず河川が氾濫する恐れがある雨
- 80mm~の雨・・・大規模な土砂災害が発生する恐れがある雨
ちなみにこれまで日本国内での最大降水量は1982年に長崎で記録した187mmだそうです。
【最大雨量187mmを再現したらこうなります・・・すごい!】
【積もる?積もらない?】雪の場合の降水量1mm
雨だけではなく雪の場合も降水量として表現します。
雪の降水量1mmは、気温によって変化していきます。
2~3℃なら雨を含んだ雪なので積もることはありません。
0℃前後なら1時間に1cmほど積もるといわれています。
まとめ
私は小中学生のころ野球をしていました。
大量の雨が降るとグラウンドが水びたしにって中止になるので前日天気予報で雨だと喜んでいましたが、降水量1mm程度なんて実際影響が大したことはありませんでした(笑)
大雨レベル以外は中止の連絡がなかったのでスポーツをするなら問題なくプレイできると個人的には思えます!
サッカーとかテニスなどイギリス生まれのスポーツは雨が降るのが当たり前の気候の国で発達したので、1mm程度の雨はどうってことありませんよね。(Jリーグも土砂降りの中、やってますし)
ゴルフもイギリス生まれなのでプレーには支障が出ませんが、傘を差しながらのプレーが楽しいかというと・・・・疑問ではあります。
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