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文化の日に雨が降らないのは本当?過去20年の天気から検証

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文化の日は雨が降らない ってホント?

11月3日の文化の日って雨が降らないって言われていますよね?

でも、それって本当のことなんでしょうか?

そこで、今回は

  • 文化の日は雨が降らないってホント?
  • 過去20年の文化の日の天気
  • 雨が降らないといわれる理由

などを調査してまとめました。

それにプラスして、子供に「文化の日って何?」、「文化って、そもそもどんな意味?」と聞かれたときの模範解答も!

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文化の日は雨が降らないって本当?

文化の日は雨が降らないと言われていますが、それは嘘です。

過去20年の天気予報のデータを振り返ると、3年(回)雨が降っているので100%降らないというわけではありません。

ただし、確率的には15%になるので「雨が降りにくい日である」とは言えるでしょう。

ちなみに前日の11月2日と11月4日に同じように過去20年で何回雨が降ったか比較してみると

  • 11月2日・・・過去20年で5回
  • 11月4日・・・過去20年で1回

というデータが出ました。

つまり過去20年に限っては、11月4日のほうが雨が降りにくいという結論です。

1999年~2021年の文化の日(11月3日)の天気

  • 2021年→→→晴れ
  • 2020年→→→曇り
  • 2019年→→→曇のち雨
  • 2018年→→→晴れ
  • 2017年→→→晴れ
  • 2016年→→→晴れ
  • 2015年→→→晴れ
  • 2014年→→→晴れのち曇り
  • 2013年→→→曇り
  • 2012年→→→曇りのち晴れ
  • 2011年→→→曇り
  • 2010年→→→晴れ
  • 2009年→→→晴れ
  • 2008年→→→曇り
  • 2007年→→→曇りのち晴れ
  • 2006年→→→晴れ
  • 2005年→→→曇り
  • 2004年→→→曇りのち晴れ
  • 2003年→→→雨ときどき曇り
  • 2002年→→→晴れ
  • 2001年→→→曇りのち雨
  • 2000年→→→曇り
  • 1999年→→→晴れのち曇り

※参考:過去の天気-goo天気
※東京都の天気です

過去20年で11月3日(文化の日)に雨が降ったのは2001年・2003年・2019年の3回のみ。

雨が多い気候の日本では珍しいことなので、雨が降りにくいといって間違いありません。

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文化の日に雨が降らないと言われる理由

11月3日の文化の日に雨がなぜ降らない(降りにくい)と言われるかというと、「晴れの特異日」と考えられているためです。

過去のデータから文化の日は他の日と比べて「晴れの日」が多いことが分かっているため、そのように呼ばれ、一般にも知られるようになっています。

特異日とは?

では「特異日」とは何かといいますと、辞書にはこう説明があります。

ある天候が、偶然とは思われないほど高い確率で現れる特定の日。2月7日の春一番、11月3日の秋晴れなど。

出典:goo辞書

つまり、晴れに限らず、強く風が吹く(春一番)など、その日に特定の気象が起こりやすい日のことなんですね。

「晴れの特異日」といえば、晴れる確率が高い日ということになります。

これは日本独特の考えではなく、海外でも知られており、英語では「シンギュラリティ」と言います。

厄日のように昔の人々の感覚に頼ったものではなく、科学的な分析によって「ある特定の気候になりやすい日」を割り出したデータなんですね。

ですから、信用するに値する情報と言えるでしょう。

一年で一番雨が降らない日

文化の日(11月3日)のように、晴れの特異日(一年で一番雨が降らない日)として知られるのは

  • 1月16日
  • 3月14日
  • 6月1日

があります。

日本ではこの他に

  • 雨の特異日(3月30日・6月28日・7月17日・9月12日)
  • 花冷えの特異日(4月6日)
  • 猛暑の特異日(8月18日)
  • 台風襲来の特異日(9月17日・9月26日)

がありますよ。

文化の日とは?

11月3日が毎年固定の「文化の日」ですが、なんのための祝日かというと、こんな意味合いがあります。

・1946年(昭和21年)11月3日に、日本国憲法が公布され「自由と平和を愛し、文化をすすめる日」となった。

・1947年(昭和22年)までは、明治天皇の誕生日であることから「明治節」という祝日だった。

・1948年(昭和23年)には日本国憲法が平和と文化を重視されていることから名づけられ「祝日」に。こんな経緯があり、11月3日が「文化の日」と呼ばれ、祝日になった。

そもそも「文化」とは?

秋の美術館

そもそも「文化」とは、なんなのでしょうか。

わかりやすく説明すると、こうなります。

文化とは、技術・学問・道徳・芸術・宗教など生きている以上、必要な衣食住において、人間が自然に手を加えてきた成果のこと。

戦乱の時代などではなく、政治体制が整った平和の時代にこそ栄えるのが文化と言えるでしょう。

子供に「文化の日」を説明する時の模範解答

子供に「文化の日ってなぁに?」と聞かれた場合の模範解答がコチラです。

文化の日の「文化」って、食べたり、服を着たり、家に住んだりする、人が作ってきたもの全てを指すの。

そんな文化を大切にしたり、自由と平和を愛する日として文化の日は作られたんだ。

完璧ではないでしょうか?

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まとめ

文化の日に雨が降らないのは信用するに値するのか、過去の天気データを調べたら、それを裏付ける「11月3日は晴れる日が圧倒的に多い」ことが分かりました。

この事実にビックリした方も多いのではないでしょうか?

それに、とりたてて特徴が無い祝日だと思っていた文化の日には、こんなに深い意味があったのか・・・・・と目が覚める思いでしたね。

戦乱の時にはあり得ない文化は平和な今だからこそ、子供たちにも忘れないように教えるべきなんだなと思います。

そして、自分でも平和に、そして築き上げた文化にも感謝しないといけない大切な時代だと感じました。

また、子供たちの今後も「平和を愛する心」を大事にして、この文化の日をこれからも、その心を忘れない日として守らないといけません。

あえて一年に一回、こうして記念日として作られた11月3日の「文化の日」を、いつまでも大事にしたいですね。

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