そろそろお年玉の準備をする季節ですね。
去年はこの時期になって、新札を用意していないことに気づいて焦った私……。
自分の子供はともかく、親戚や他人の子供にはパリッとしたピン札で渡したいじゃないですか?
とはいえ、新札じゃないとダメなのか疑問に思う人はいっぱいいるはず。
そこで今回は
- お年玉は新札じゃないとダメ?
- 年末年始に新札を手に入れる方法
- お年玉袋にお札を入れる正しいやり方
などをまとめました。
お年玉は新札じゃないとダメ?
新札じゃなくても子どもは気にしない、貰えるだけありがたいという意見もあります。
しかし、お年玉は新札じゃないとダメであり、新札でそろえるのが世間一般のマナーです。
なぜなら、お年玉が「新年をお祝いする」ものだから。
結婚式などのお祝い事では「新しい門出をお祝いする」ために新札を準備しますよね?
お年玉も同様にただお小遣いをあげるのではなく、新しい年をお祝いし、子どもが「一年を健康に幸せに過ごせるよう」との願いが込められたもの。
「新たな気持ちでスタートしてね」との気持ちを込めて、シワのない綺麗な新札を包むのがマナーです。
突然渡すことになった場合は仕方ないと思いますが、あらかじめわかっているときは新札を準備しましょう。
年末年始にお年玉用の新札を手に入れる方法
新札に交換する際は、銀行や郵便局の窓口に行くのが一番。
でも、年末年始はお休みに入ってしまうので、それは無理……。
でも、そんな年末年始でも新札が手に入る可能性のある場所を4つあげておきますね。
コンビニのATM
コンビニのATMは、ATMの機械がコンパクト。
なので、より多くのお札を補充できるよう、容積を取らないパリパリの新札が使われることが多いんです。
お客さんが預け入れした古いお札が出てくる可能性もありますが、銀行のATMを使うより、断然コンビニのATMがおすすめです。
コンビニのレジ
これはダメもとではありますが、コンビニのレジで店員さんに古いお札と新札の交換をお願いする方法があります。
お客さんがコンビニのATMでお金をおろしたついでに買い物をすることが多いので、レジに新札が入っている可能性が高いんですね。
コンビニでは基本的に両替は出来ませんが、1万円札や5千円札などで買い物をして、そのお釣りとして新札を貰うことは十分可能です。
勇気をだして店員さんに
お年玉用に新札でお釣りをくれませんか?
と頼んでみるといいかもしれません。
ホテルのフロント
ビジネスホテルなどではなく通常の宿泊ホテルは、宿泊していなくても両替に応じてくれるところがあります
身分証明書が必要になるようですが、あらかじめ電話を入れておけば深夜でも対応してくれる場合もあります。
ただ、一万円札しか用意していないことがほとんどなので、千円札や五千円札が必要な時は他の場所を探してください。
結婚式場
ご祝儀に新札が使われるため、支払いに新札が含まれることも多く手に入りやすいといえます。
こちらも一万円札しかない可能性が高いので、それ以外の紙幣が欲しいときは他の場所へ行くことになります。
最終手段
どうしても手に入らなかったら、最終手段でシワシワのお札にアイロンをかけて伸ばす手もあります。
失敗すると使えなくなるので、くれぐれも気をつけてください。
また「新札じゃなくてごめんね」と一言添えてあげれば、気持ちは伝わるかと思います。
いずれにせよ、慌てなくてもいいように早めに準備しておくのが安心ですね。
お年玉袋へのお札の正しい入れ方
お年玉袋に紙幣を入れる際の正しい入れ方は
- 紙幣や硬貨を表向きに
- 天地が逆さにならないように
という2点に気をつけましょう。
紙幣の肖像があるほうが表になりますが、開いた時に表が見えるように表を内側にします。
左を先にそっと折ったあと、右を折って3つ折りにして、その面をお年玉袋の表側になるように入れます。
4つ折りは縁起が良くないので、できるだけ3つ折りにしましょう。
また、3,000円など複数枚数があるときは重ねたまま折ります。
硬貨は製造年やローマ数字の刻印のあるのが裏、絵柄や漢数字がある面が表になります。
それから、少し新札がもったいない気もしますが、お札のユニークな折り方もあります。
1,000円札を100万円に、5,000円札を500万円に見えるように折ったり、野口英世がターバンを巻いたり、福沢諭吉をインディアン見立てたりした折り方もあります。
【千円札のターバン野口の折り方がこちら】
子どもの驚く顔が見たい方は、面白いので試してみるといいかもしれませんね。
まとめ
というわけで、まとめるとお年玉は新札じゃないとダメであり、なるべく「新札を用意すべき」ということでした。
小さい頃からお年玉は新札でしか貰ったことがなかった私。
でも、「古いお札で貰っていた」というお話も見つけたりしたので、みんな私のために準備してくれていたんだと嬉しくなりました。
渡す側は、子どもの新年を祝って新札で「気持ちよくスタートを!」とエールを込めて、もらう側は、大人たちが自分のために「きちんと用意してくれたんだ!」と分かると感謝の気持ちになれます。
たしかに子どもは新札かどうかなんて気にしないとは思いますが、新札は手にするだけで背筋が伸びるような気がしますものね。
せっかく一年に一度のことですから、喜ぶ顔を浮かべながら準備してあげたいものですね!
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