痴がましいの読み方と意味※謎の由来(語源)にビックリ!

最近、携帯に頼りっぱなしの生活のせいなのか…漢字力が低下したような気がします(-_-;)

この前は「痴がましい」という言葉で、一瞬時間がとまりました(汗)。

なんか見たことあるような…ないような…知っているような…知らないような…。

なんとなく前後の文で、その言葉を予想するという展開に、自分の漢字力に不安を感じてしまいました。

せっかくの機会なので、「痴がましい」の読み方だけではなく、由来も調べてみました!

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痴がましい?何て読むの?意味もご紹介!

痴がましい忠告をする女性二人
どうにも読むことが出来ないこの単語「痴がましい」の読み方は

おこがましい

が正解でした!

これを読める人は恐らく10人に1人くらいじゃないでしょうか?

試しに私の家族(夫と中学生の娘)に訊いてみたら、案の定「読めない!」と言われたので。汗

そもそもこの「おこがましい」の意味も、理解しているようで、上手く説明できないですよね?そこでgoo国語辞典で意味を調べてみました。

おこ‐がまし・い〔をこ‐〕【▽痴がましい/×烏×滸がましい】の意味

[形][文]をこがま・し[シク]

1 身の程をわきまえない。差し出がましい。なまいきだ。「先輩をさしおいて―・いのですが…」

2 いかにもばかばかしい。ばかげている。

「世俗のそらごとを、ねんごろに信じたるも―・しく」〈徒然・七三〉

[派生]おこがましげ[形動]おこがましさ[名]

goo辞書

若い方はあまり聞きなれない言葉かもしれませんが、社会人同士の会話や年配の方などは耳にする機会が多い言葉だと思います。

よく「私が言うのは痴がましい(おこがましい)ことですが…」などと、自分よりも上の方を敬いつつも何かを伝えたい時などに使われますね。

出しゃばっているのは承知ですが、あえて言わせていただきたいのです…というような感じです(^O^)

現在ではこのように、身の程をわきまえないというような意味でつかわれることが多いですが、本来はばかばかしいという意味合いが主流だったようです。

おこがましいの漢字表記と合わせて、次でご紹介します!

「痴がましい」の漢字表記が他にもある?!由来や語源は?

goo国語辞典やパソコン、携帯なので「おこがましい」と入力すると、「痴がましい」の他に「烏滸がましい」と出てきます。

「痴がましい」でも読みに戸惑うのに…「烏滸がましい」なんて、きっとずっーと読めません(笑)。

どうしてそのような漢字が使われるようになったのかも含めて、由来・語源をまとめてみました。

【由来・語源】

・バカバカしいという意味のある「をこがまし」が由来です。

・本来「をこ(おこ)」は、愚かな状態やバカげていることを表しています。

・漢字では「痴」や「烏滸」などが使われています。

・「痴」には、おろか・頭の働きがにぶい、などの意味があります。

・「烏滸」は、「烏」はカラス、「滸」は水際の意味があります。

・中国(後漢時代)で、うるさい人たちを水際で鳴くカラスに例えた言葉で、当時川辺に集まるやかましい人のことを指すものでした。

いかがでしょうか?

今一般的に使われている「身の程をわきまえない」という意味での「おこがましい」は、近世以降に使われ始めたようです。

漢字表記に関しても、どちらも「バカバカしい」との意味をうけたものだったのですね(^O^)

「痴がましい」は「差し出がましい」と同じ?!

痴がましいの意味の1つに「差し出がましい」という意味もありますが、全く同じ言葉ではありません。

例えば…

「痴がましいですが、私の意見といたしましては○○です。」

これは、自らの行いに対して使われます。

「差し出がましいですが、こちらの資料が正しいのではないでしょうか?」

これは、他人の行いに対して使われます。

このように、「痴がましい」は自分の行動に使うもので、「差し出がましい」は他人と自分の行動に使う言葉です。

ついついイコールで使ってしまいそうな言葉ですが、厳密には若干違うので気をつけて言葉を選んでみてくださいね!

由来も知ると、楽しさ倍増!

「痴がましい」の読みにとまどったことから、意外とおもしろい由来までたどり着くことができました(*^_^*)

バカバカしいという意味からの、漢字表記があったことに驚きです。

読み方がわかってしまえば、その言葉の由来まで考えることもなく過ぎ去ることがほとんどです(汗)。

でも、今回のように漢字表記を含めて、さまざまな背景から言葉がつくられていることがわかると、楽しさも増えます!

友達同士ではあまり使わない言葉ではありますが、ビジネスシーンなどで早速活用したく思いました(^O^)

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