インスタントコーヒーのカビ(白・黒)の正体は意外なアレ!

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インスタントコーヒーの白や黒のカビの正体

インスタントコーヒーの瓶のなかに白いカビや黒いカビらしきものが!

でも、その正体はカフェインが結晶化したものや湿気で粉が固まったもの。

未開封のインスタントコーヒーは基本的にカビません。

稀にカビることもありますが、それは開封後に湿気やすい環境においたり、雑に扱ったためです。

この記事ではそんなインスタントコーヒーとカビの関係について、くわしくご紹介していきます。

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未開封のインスタントコーヒーはカビない!

インスタントコーヒーがカラカラに乾いた食品なのは、誰でもご存知ですよね?

コーヒー豆から淹れたレギュラーコーヒーを、特殊な製法で水分を飛ばし、乾燥させて粉末にしたのがインスタントコーヒー。

その乾燥させる過程で、インスタントコーヒーの水分量は3.8%まで減ります。

ですから、カビの原因となる水分が極端に少ないため、未開封のインスタントコーヒーは基本的にカビることはありません。

【備考】食品がカビるメカニズム

そもそも食品がカビるのは、空気中に漂っている菌類が食品に取り付いて、そこで繁殖するのが原因です。

ただ、そのためには以下の4つの条件が揃わないといけません。

  • 温度
  • 湿度
  • 栄養
  • 空気

このうち湿度(水分)は、インスタントコーヒーには3.8%しか含まれていないので、封を開けない状態で保存していれば、まずカビる可能性はゼロと言えます。

例外的にインスタントコーヒーがカビるのは開封後に湿気たせい

未開封なら水分が入り込まないのでカビることはありませんが、開封後は別です。

一旦開封すると、そこから空気中の水分が入り込み、時間の経過ともに湿気ていき、やがてはカビることも……。

それ以外にも、こんな扱い方をすると湿気を取り込むことになり、カビやすくなります。

  • 濡れたスプーンを使う
  • 濡れた手を瓶の中に入れる
  • 瓶の口をしっかり締めていない
  • 湿度が高い環境に置いている

ただ、白いカビみたいなもの、あるいは黒いカビみたいなものは、実はカビではないんですよ。

インスタントコーヒーの白いカビの正体は「カフェインの結晶」

インスタントコーヒーの全体や一部が白くなっていたり、白い糸(蜘蛛の巣)のようなものが現れる場合があります。

誰でも「カビが生えた!」と思ってしまいますが、実はそれは誤解なんですよ。

「ザ・ブレンド」や「職人の珈琲」シリーズを販売するインスタントコーヒー大手のUCCでは、公式サイトでこのように説明しています。

それをちょっと読んでみましょう。

Q.インスタントコーヒーの粉表面にクモの巣か、白いカビのようなものが見えます。これは何でしょうか?

A.インスタントコーヒーの表面に白くカビのように見えるのは、コーヒーの成分であるカフェインが結晶となって粉の表面に出たものと思われます。

■引用:インスタントコーヒーの粉表面にクモの巣か、白いカビのようなものが見えます。これは何でしょうか? | コーヒーはUCC上島珈琲

コーヒーに含まれるカフェインは、未開封、開封に関わらず、温かいところや湿気の多いところ等に置かれた場合、顆粒の表面に白い針状結晶となって現れることがあります。

つまり白いカビの正体は「カフェイン」というわけですね。

UCCによれば高温多湿の環境に置くと、未開封でもそうなってしまうそうです。

白い状態(カフェインが結晶化)になったら飲める?

では、カフェインが結晶化し白くなった場合、そのまま飲んでもいいのでしょうか?

これもUCCの見解によると、瓶を振ってサラサラの状態に復帰すれば、飲んでもいいそうです。

でもサラサラに戻らないと、味が落ちている証拠なので飲まないことを推奨しています。

「体に害があるから飲んではいけない」というわけではなく、美味しくなくなっているから飲まないほうがいいということのようです。

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インスタントコーヒーの黒いカビの正体は「湿気を吸った固まり」

インスタントコーヒーの瓶全体や、一部に黒い部分ができる場合もあります。

一瞬これも「カビかな?」と思いますが、これらは空気中の湿気やスプーンなどに付いた水分を吸って粉が固まったもの。

また、カフェインが結晶化したものが湿気を吸い込むと黒くなる場合もあります。

触ってみるとベタベタしたり、カチカチになったりなど状態は様々。

乾いたスプーンを使っていても、瓶の開封後は空気中の湿気が入り込んでしまうため、時間が経つほどに黒く固まることは避けられません。

湿気て黒くなっても飲める?

湿気て黒くなった場合も瓶を振ってサラサラに戻るなら、普通に飲むことはできます。

しかし、ガッチガチに固まるほど湿気ていたら、もう美味しさは失われているので飲まないほうがいいでしょう。

インスタントコーヒーが湿気た場合の対策や復活方法は以下の記事をごらんください。

インスタントコーヒーがカビ臭い原因は不明

開封したばかりのインスタントコーヒーなのに、カビ臭いことがあります。

パッケージの賞味期限を見ても、まだ全然余裕があるし、どうしてだろう?と困惑されるはず。

未開封のインスタントコーヒーはカビることはまずありませんし、賞味期限内であれば古くなっているわけでもありませんから。

なかなか原因を「コレだ」と決めつけるのは難しく、自分の嗅覚の錯覚(誤解)である可能性もあります。

誰か家族や知人にも確かめてもらって、同様の意見が出るならば、飲まずに購入した店舗に問い合わせるのが一番ですね。

インスタントコーヒーをカビさせない対策

インスタントコーヒーをカビから守ったり、カフェインの結晶化で白くなるのを防止するには、以下の5つの対策が有効ですよ。

  • 湿度が高い場所に置かない
  • 濡れたスプーンを入れない
  • 濡れた手で取り出さない
  • 湿度が高い季節は密閉容器に移し替える
  • 開封後1ヶ月以内に飲み切る

もともとは乾燥した食品なのでカビにくいですが、飲むためにアレコレと手を出すと湿気に晒されます。

それに梅雨や真夏の湿度が高い季節は、当然ながらカビる危険性がアップ。

そんな危険な季節は、インスタントコーヒーの瓶に頼るのはやめて密閉容器に移し替え、開封後1ヶ月以内に飲み切るのが安全策です。

また、賞味期限を守るのも大切ですね。

インスタントコーヒーの賞味期限が切れてしまったら、飲んでもいいのか?など、詳しくはこちらの記事をごらんください。

インスタントコーヒーのカビを飲んだらどうなる?

カビが生えた食べ物を食べると

  • アレルギー
  • 食中毒

などを引き起こす危険性があります。

もしカビが生えたインスタントコーヒーを飲んでしまい、腹痛や下痢といった症状が出たら、かかりつけ医の診察を受けましょう。

インスタントコーヒーのごく一部にだけカビが生えていた場合、そこだけ取り除いて後は飲むことはせず、すべて捨ててしまうほうが安全ですよ。

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まとめ

インスタントコーヒーとカビの関係をもう一度おさらいしましょう。

  • 未開封のインスタントコーヒーはまずカビない
  • 白いカビらしきものはカフェインが結晶化したもので無害
  • 黒いカビらしきものは湿気で粉が固まったもので無害

白や黒に変化している場合は、カフェインの結晶化や湿気のせいなので、サラサラになれば飲むことはできます。

しかし、その他のいかにもカビっぽい色に変色していたら、飲むのは止して捨てたほうがいいですね。

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