九月に入ると、テーマパークは一斉にハロウィン仕様になります。
オレンジの鮮やかな色が目をひいて、何だかウキウキした気分に!
仮装してパーク内を練り歩くのも、人目をひいて楽しい気持ちになりますね。
しかし、このハロウィンと言う言葉ですが、当たり前のように使っているけれど、知らないことばかり……。
そこで今回は
- 「ハロウィン」は日本語では何と言う?
- ハロウィンを日本の行事にたとえると何?
- ハロウィンの歌
などなど子供につられてハロウィンが好きになった私がご紹介します。
「ハロウィン」を日本語では何と言う?
ハロウィンをあえて日本語にすると
「万聖節(諸聖人の祝日)」の前夜祭
という意味になります。
万聖節とは、キリスト教(カトリック教会)において天国にいる全ての聖人を記念する祝日のこと。
ハロウィンは英語ではHalloweenと書き、All Hallow’s evenを略したもの。
All-hallowは、万聖節(諸聖人の祝日)を意味し、毎年11月1日と決まっています。
そして、この祝日のイブ(even)/前夜である10月31日が「ハロウィン」になるわけですね。
ハロウィンという行事を日本風に言うと?
ハロウィンは、いろんな聖人の日の前夜のお祭りとされており、この日には黄泉の世界から、たくさんの聖人の魂が復活するとされています。
聖人が復活するのに
なぜ悪魔や魔女の仮装をするの?
と疑問に思うのは当然でしょう。
これは聖人の魂と共に「良くない悪霊の魂」も復活してしまうことも関係しています。
その際、悪霊と同じ格好をすることで「仲間」だと意識され、その悪霊に連れていかれるのを防ぐ意味があるんですね。
このハロウィンは、日本的な意味合いとしては、お盆に似たような行事と言えるでしょう。
ハロウィンの歌にはどんなものがある?
また、クリスマスにはクリスマスソングと言うように、ハロウィンでもハロウィンの歌があります。
最近では、テーマパークのパレードなどのBGMなどに使われていますね。
例えば、ナイトメア・ビフォア・クリスマスの『This is Halloween』などは、私たちも普段からよく耳にする機会が多い代表曲。
また、人気のボーカロイド「初音ミク」を利用して、ハロウィンの歌などを作詞・作曲して動画に挙げたりしている人も多くいます。
この初音ミクが歌っている『ハロウィンナイトパーリー』などは、とても可愛い歌。
一度耳にすると、歌詞なども憶えやすいため、子ども受けも良いようです。
我が家の子どもも、この歌が好きでよく聞いています。
また、人気アイドルグループのAKB48も『ハロウィン・ナイト』と言う歌を出しています。
子どもにも馴染みが深いアイドルグループですし、大人でも熱狂的なファンならば、ハロウィン=ハロウィン・ナイトと答えるのではないでしょうか?
他にも、子どもも聞いて楽しい歌と言えば、映画のハリーポッターの『Hedwig’theme』もテーマソングとしてよく使われており、私たちにも馴染みが深いものです。
これら以外にも『12 Days of Halloween』と言う英語の歌は、子どもにも歌いやすいシンプルな楽曲。
小さいうちから英語に親しんでもらうのに、おすすめのハロウィンソングです。
まとめ
ハロウィンを日本語でいうと、万聖節(諸聖人の祝日)の前夜の祭りです。
ハロウィンパーティーには親しい人を集め、好きな音楽を掛け、料理を持ち寄り、楽しい雰囲気で過ごしたいですね。
女性の場合は、日ごろのストレスを発散するために、ワインなどお酒を持ち込んで女子会をするのも良いでしょう。
また、近頃では、自分たちの家の他にも、ビジネスホテルの部屋なども借りてパーティーをすることも出来ます。
ハロウィンを毛嫌いしたり、まだ抵抗感がある人もいますが一年の一度のお祭なので楽しまなきゃ損でしょう。
コメント
Wikipediaによると、ハロウィンはキリスト教とは関係がなく、むしろキリスト教徒は本来はハロウィンに対して否定的な立場(異教徒の祭りなので)だそうです。
しかし「万聖節の前夜祭」という表現をすると、ハロウィンの起源がキリスト教であるかのように聞こえてしまいます。こちらの記事の内容と一致しませんが、色んな説があるということなのでしょうかね。
ハロウィンはもともとケルト人のお祭りだったのが、やがてアメリカにおいてキリスト教のお祭りに組み入れられたというのが、私の理解するところです。
なのでパッと見はキリスト教に由来するようで、実際は違う、みたいな。
そのあたり諸説あるようで、どれが正しいとも言えないようですね。