固定電話って、最近使わなくなってきましたよね。
携帯電話やスマートフォンが普及して、いつでもどこでも連絡が取れるようになった今、固定電話の必要性が薄れてきています。
実は私も最近、固定電話をやめたんです。
結論から言うと、やめてよかったと心から思っています。
固定電話をやめてよかったポイントは、主に以下の4つです。
- 煩わしい営業電話から解放された
- 家のスペースが広くなった
- 通信費が減った
- 家計管理が楽になった
でも、やめる前はちょっと不安もありました。
これから、固定電話をやめるメリットとデメリット、そして固定電話をやめていい人の条件などについて、詳しくお話ししていきますね。
固定電話をやめて良かった点:4つのメリット
固定電話をやめて、私の生活はこんなふうに変わりました。
1. 煩わしい営業電話から解放された
固定電話って、営業電話のターゲットになりやすいんです。
特に昼間は、しつこい勧誘や怪しげな電話がかかってくることも少なくありません。
固定電話をやめてからは、そういった迷惑な電話とはおさらばです。
家にいる時間が静かで落ち着くようになりました。
2. 家のスペースが広くなった
固定電話って、意外とスペースを取るんですよね。
電話機本体だけでなく、専用の棚や電話帳を置くスペースなども必要です。
それがなくなったおかげで、部屋がすっきりしました。
その分の空間を有効活用できるようになって、部屋の雰囲気も変わりましたよ。
3. 通信費が減った
固定電話の基本料金って、毎月コンスタントにかかってきますよね。
使う頻度が少なくなっていても、その費用は変わりません。
我が家の場合、月々約1,700円の固定費が浮きました。
年間で計算すると、なんと2万円以上の節約になるんです!
この額は家計にとって、けっこう大きいですよね。
4. 家計管理が楽になった
固定電話をやめたことで、通信費の請求がスマホだけになりました。
これが意外と大きなメリットなんです。
請求書を確認する手間が減り、家計の管理がしやすくなりました。
毎月の支出をチェックするのが、ぐっと楽になりましたよ。
固定電話をやめたデメリット:3つの注意点
もちろん、固定電話をやめることにはデメリットもあります。
私が経験した、ちょっと困ったなと思ったことを3つ紹介します。
1. 連絡先の変更が必要になった
固定電話の番号を登録していた各種サービスの連絡先変更が必要になりました。
クレジットカードや保険、銀行口座など、結構な数の手続きをしなければならなかったんです。
変更漏れがあると大切な連絡を逃す可能性があるので、リストを作って慎重に対応しました。
親戚や友人にも連絡しなくてはいけなかったので、けっこう大変でしたね。
2. 緊急時の不安が少し増えた
災害時など、携帯電話の通信状況が不安定になることがあります。
そんな時、固定電話があれば安心だったなぁと思うことがあります。
特に、停電時でも使えるアナログ回線の固定電話は、いざという時の強い味方になりそうです。
災害対策として、別の連絡手段を考えておく必要性を感じました。
3. 子供に「固定電話」の概念を教えづらくなった
これは意外と盲点でした。固定電話がなくなったことで、子供に「固定電話」という概念を教えるのが難しくなったんです。
市外局番の仕組みや、固定電話の掛け方、出方など、実際に体験する機会がなくなってしまいました。
社会に出た時に困らないよう、別の方法で教える必要がありそうです。
固定電話をやめていい人(家)の条件:3つのポイント
固定電話をやめるかどうか迷っている方も多いと思います。
私の経験から、以下の3つの条件に当てはまる人は、固定電話をやめても大丈夫だと思います。
1. 携帯電話やスマートフォンが主な連絡手段になっている
最近は、ほとんどの人が携帯電話やスマートフォンを持っていますよね。
日常的な連絡手段として、すでに携帯電話が主流になっているなら、固定電話をやめても問題ありません。
LINEなどのSNSを活用していれば、なおさらです。
むしろ、固定電話を維持するコストの方が無駄に感じるかもしれません。
2. 事業主でない一般家庭
事業主の方は、固定電話をやめるのはちょっと慎重に考えた方がいいかもしれません。
取引先との関係や、社会的信用の面で固定電話番号が必要になることがあるからです。
でも、一般家庭なら心配ありません。最近は公的機関でも携帯電話番号の記載を認めているところが増えています。
3. 住宅ローンの新規申し込みの予定がない
住宅ローンを申し込む予定がある場合は、固定電話を残しておいた方が無難かもしれません。
固定電話があることで、審査に有利に働く可能性があるからです。
ただし、これは絶対条件ではありません。携帯電話番号だけでローンが通った例もたくさんあります。
固定電話の有無よりも、収入や貯金、これまでの支払い状況の方が重要視されるようです。
固定電話をやめるための備えや準備:4つのステップ
固定電話をやめる決心がついたら、次は準備です。
スムーズに移行するために、以下の4つのステップを踏んでおくといいでしょう。
- 連絡先リストの作成
- 代替の通信手段の確保
- 解約手続きの確認
- 家族への説明と同意
1. 連絡先リストの作成
まずは、固定電話番号を登録しているサービスや知人のリストを作りましょう。
クレジットカード会社、保険会社、銀行、病院など、重要な連絡先を漏らさずにチェックします。
このリストを元に、順番に連絡先変更の手続きを進めていきます。
変更漏れがないよう、慎重に対応しましょう。
2. 代替の通信手段の確保
固定電話がなくなっても困らないよう、代替の通信手段を整えておきましょう。
例えば、家族全員のスマートフォンに災害用伝言サービスのアプリをインストールしておくのもいいですね。
また、Wi-Fi環境を整えて、インターネット電話やビデオ通話ができるようにしておくのも有効です。
3. 解約手続きの確認
NTTの固定電話を解約する場合、公式サイトからオンラインで手続きができます。
ただし、本人確認書類が必要になる場合もあるので、事前に確認しておきましょう。
解約以外にも、「利用休止」や「一時中断」という選択肢もあります。
自分の状況に合わせて、最適な方法を選びましょう。
4. 家族への説明と同意
固定電話をやめることは、家族全員に影響します。
特に、お年寄りがいる家庭では、慎重に話し合う必要があるかもしれません。
メリットとデメリットを説明し、家族全員の同意を得てから進めるのがいいでしょう。
みんなで新しい生活スタイルを楽しみに変えていく、そんな前向きな姿勢が大切です。
よくある質問
Q1: 固定電話をやめると、法人用の銀行口座開設に影響はありますか?
A: はい、影響がある可能性があります。
多くの銀行が法人用口座開設の条件として固定電話番号の記載を求めています。
事業主の方は、この点を考慮して判断する必要がありますね。
Q2: 固定電話をやめると、FAXは使えなくなりますか?
A: 従来の固定電話回線を使用するFAXは使えなくなります。
ただし、インターネットFAXサービスを利用すれば、固定電話がなくてもFAX機能を使うことができます。
必要に応じて代替サービスを検討するとよいでしょう。
Q3: 携帯電話の通話料金が高くなりませんか?
A: 確かに、携帯電話の通話料金は固定電話より高めです。
しかし、最近は携帯電話の「かけ放題プラン」も充実しています。
また、LINEなどの無料通話アプリを活用すれば、通話料金を抑えることができます。
自分の使用状況に合わせて、最適なプランを選ぶことが大切ですね。
まとめ
固定電話をやめるかどうか、迷っている方も多いのではないでしょうか。
ここで、記事の内容を簡単におさらいしてみましょう。
- 固定電話をやめると迷惑電話から解放され、家のスペースが広くなる
- 通信費の節約になり家計管理も楽になる
- 連絡先変更の手間や緊急時の不安などデメリットもある
- 携帯電話が主な連絡手段で事業主でない一般家庭なら固定電話をやめやすい
- やめる前に連絡先リストの作成や代替手段の確保が必要
- 家族全員で話し合い同意を得てから進めるのが望ましい
固定電話をやめるかどうかは、それぞれの家庭の状況によって判断が分かれるところ。
メリットとデメリットをよく検討して、自分の家庭に最適な選択をしてくださいね。
私の場合は、やめてよかったと心から思っています。毎日の生活が少し楽になり、家計にもゆとりが出ました。
みなさんも、自分らしい快適な暮らしを見つけられますように!
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