秋だなぁと思わせる食材のひとつである銀杏。
ほろ苦くて独特の香りがして、少し大人の味ですよね。
茶碗蒸しなどにはかかせませんし、シンプルにから煎りして塩をふると季節を感じさせる粋なおつまみにもなります。
しかも栄養価も高いので、ぜひとも取り入れたい食材!
とっても美味しいんですが、ただひとつ難点が…
レンジでチンしても殻が割れない銀杏があること。
そこで今回は
- 銀杏が電子レンジで割れないときの裏ワザ
- 銀杏を電子レンジで確実に割る方法
- 銀杏をフライパンで割る方法
など、その対処法をご紹介していきますね。
銀杏が電子レンジでも割れないときの裏ワザ
銀杏って剥いてある状態で売っているものもあるんですけど、やっぱり殻付きの方が断然美味しい。
だからわざわざ封筒に入れて電子レンジでチンをするんですが、必ず2~3個は割れない銀杏が出てきますよね。
でも大丈夫。
チンする前にちょっと一手間を加えておけば、すべてキレイに割れますよ。
それがレンジに掛ける前に銀杏に「ヒビ」を入れておくこと!
■銀杏をパカっと割るための工夫
- 銀杏を硬い板の上に並べる
- ハンマー(トンカチ)で殻の合わせ目をトントンと叩く
- パリッと割れた音がすればOK
これであとは普通に封筒に入れてレンジでチンすれば、パカっと割れるますよ。
くわしいやり方は下の段落で解説しています。
電子レンジでチンした銀杏が割れていなかった場合でも、ハンマーか太めの綿棒などでトントンと叩けばパカっと割れますからお試しあれ!
また、指先に自信がある器用な方なら
- ペンチで力を加減しながら挟んでヒビを入れる
- キッチンバサミの持ち手のギザギザの部分に挟んでヒビを入れる
といった方法もあります。
ちなみに殻にヒビを入れるとき、ハンマーやペンチでも問題は無いんですが「銀杏割り機」という便利グッズも1000円ほどで購入できますよ。
もし毎年たくさん食べたい!なんて方がいらっしゃったら、このアイテムがあると最強ですね。
銀杏の殻を電子レンジで確実に割る方法
もうご存知かと思いますが、おさらいの意味で電子レンジで銀杏の殻を割る方法を解説していきます。
用意するのは縦長の茶封筒と電子レンジだけ。
これであっという間に銀杏の殻を割ることができるんです。
■封筒を使った殻の剥き方
- ヒビを入れた銀杏を15個ほど茶封筒に入れる
- 封筒の口を2、3回折り返して閉じる
- そのまま電子レンジに入れて1分から1分30秒かけるだけ!
ぽんぽん!と弾ける音が3~4回ほど聞こえたら出来上がりの合図です。
■銀杏をレンジでチンする動画
あら熱が取れたら殻をむいて、軽く塩をふると最高に美味しい銀杏の出来上がりです☆
銀杏はフライパンでも殻が剥ける!
フライパンでも銀杏の殻を剥くことができます。
■フライパンを使った銀杏の殻の剥き方
- 銀杏の殻にヒビを入れておく
- フライパンに銀杏を入れ蓋をする(サラダ油は不要)
- 火を付けて10分ほど乾煎りする
超簡単ですよね。
ただ、フライパンを使って銀杏を煎るとき、ふたをしなければ熱くて固い殻が飛んでくることもありますので大変危険です。
必ず蓋をするようにしましょう。
銀杏は甘皮を剥くと更に美味しい
固い殻を取ってしまうと銀杏は食べられますが、固い殻の下についている「甘皮」を取る一手間で、口当たりや見た目がさらに良くなるんですよ。
この甘皮は熱いうちに剥くのがポイント!
ほとんどの甘皮は熱いうちだと「ぺろん!」と気持ちよくめくれます。
それでもめくれなかった甘皮は、鍋に銀杏ひたひたの量のお湯を湧かし、鍋底におたまで銀杏をくるくるこすりつけるとキレイに取れますよ。
見た目、口当たり重視の茶碗蒸しや、炊き込みご飯などにするとき是非この一手間をかけてくださいね。
まとめ
銀杏がレンジでも割れないときの対処法をまとめてきました。
あらためて、おさらいすると
- レンジにかける前にハンマー等でヒビを入れる
- 封筒+電子レンジだと超簡単
- フライパンは爆発注意!必ずふたを!
- 甘皮を剥く一手間で見た目も美しく
殻が堅いのが難点の銀杏がこんなに簡単に剥けるなんて嬉しいですね?☆
これでぐっと食べやすくなります。
一度にたくさん作れるので、そのまま食べるのはもちろん、炊き込みご飯や、和風だけでなくピザに載せたり、サラダに添えたり色々アレンジできますね。
秋の味覚、栄養たっぷりの銀杏を手軽に調理して堪能しちゃいましょう。
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