ミロはお湯だけで作ってもいいの?
お湯だけでも飲めますし、カロリーが低くなります。
ただ、味は牛乳を入れたほうが美味しく、かつ効果的です。
冷蔵庫に牛乳がないことが、たまにあります。
牛乳を飲むとお腹を下すとか、飲めない人もいますよね。
そんな場合、ミロを飲むとしたらお湯で割って作るしかありません……。
そこで、今回は
- ミロをお湯でつくるとまずい?
- ミロのお湯割りの作り方
- 美味しくするちょい足しアレンジ
- お湯だけで作ったミロの効果やカロリー
などなど、ご紹介します。
私はミロを飲み続けて4~5年なので、ど~んとおまかせください。
ミロをお湯で作るとまずい?
ミロをお湯で作ると、100人中90人は「もの足りない」と感じると思います。
私の正直な感想がこちら。
- 味が薄い
- 甘くない
- コクがない
- まろやかさがない
ツイッターで声を拾っても、悪評ばかり……。
ミロを湯で溶くとクッソまずい……
— エタノール (@tantan627) December 11, 2013
お湯ミロ…湯ミロ……まずいっていうか・・・・・別においしくない
— 🙉🙉🙉🙉🙉🙉🙉🙉🙉🙉🙉 (@28ume) January 25, 2011
ストレートに「まずい」と表現する人もいるし、まずくはないけど「美味しくはない」との感想も。
ネスレも牛乳割りを推奨している
ミロのパッケージにある「おいしい召し上がり方」には、こう書かれています。
ミロ大さじすりきり2杯(約15g)に冷たい牛乳、または温めた牛乳150mlを注ぎます。
ネスレはハッキリと明言していませんが、暗に「水で割るのは美味しくない」という意味を込めたメッセージではないでしょうか……。
でも、ご安心を。
お湯で割っても工夫次第でおいしくなるんですよ!
ミロのお湯割りの作り方
ミロをお湯で割っても、美味しく入れる方法があります。
この方法なら、かなりコッテリ感がアップして、もの足りない感覚は薄れますよ。
材料
- ミロ(大さじ2)
- お湯(100ml)
用意するのはたったこの2つだけ。
濃い目に作ったほうが美味しいので、お湯は100mlに。
多めに飲みたい人はミロを大さじ3にして、お湯を150mlに増やしてください。
作る手順
- カップにミロと少量の湯を入れる
- スプーンでじっくり練る
- 残りのお湯を注いで混ぜて出来上がり!
ココアは少量の牛乳で練って入れると美味しいといいますが、それを真似したやり方です。
ミロも原料にココアが入っているため、普通にお湯を注いで入れるよりも美味しく出来上がります。
アイスで飲みたい場合
夏は冷たくアイスミロにして飲みたいですよね?
その際も「少量のお湯」で、「ミロを溶かす」工程までは一緒。
肝心なのはここから。
お湯でしっかり溶かしたあと、グラスに「たっぷりの氷」と水を入れるとキンキンに冷えたアイスミロになりますよ。
お湯や牛乳以外で割る方法
冷蔵庫に牛乳が切れていて、かといってお湯で割って飲むのは好きじゃない……。
そんなときは豆乳を使う手もありますよ。
- 温めた豆乳(150ml)にミロ(大さじ2)を入れる
- 少量のお湯で溶かしたミロに冷たい豆乳を入れる
ホットでもコールドでも、どちらでもお好きに。
お湯割りも豆乳割りも苦手という人は、いっそお菓子にしてみては?
ミロをお湯だけで作るときの「ちょい足し」アレンジ
ミロをお湯だけで作ったときに感じるのは、物足りなさ。
な~んか、味に深みがない
って気がするんですよね。
そんな物足りなさをカバーしてくれる「ちょい足し」アレンジをご紹介します。
クリープを追加
インスタントコーヒーに入れるクリープの出番です。
もちろん、ネスレのブライトでもOK
もともとクリープはブラックコーヒーにミルク分を足すための存在。
牛乳が入っていないミロのお湯割りもいわば「ミロのブラック」。
なので、クリープを入れるとまるで牛乳を足したかのようなまろやかさが醸し出されます。
大さじ2のミロに、大さじ1くらいのクリープを入れてみましょう。
薄っぺらい味がかなり緩和されて、飲みごたえが出ますよ。
ハチミツを追加
ミロ単体にはそれほど甘みはありませんが、牛乳と組み合わさると甘みを強く感じます。
その点、お湯割りだと甘みが弱く感じる人が多いのでは?
そこで、ハチミツの出番です。
量はお好みですが、小さじ1くらいのハチミツが適量ですね。
ハチミツを入れるだけでコクが出て、味に深みが生まれますよ。
ミロをお湯のみで作ったときの効果やカロリー
ミロをお湯だけで作った場合に気になるのは
栄養効果が落ちてしまうのでは?
カロリーは低く抑えられるのでは?
という不安と期待です。
お湯のみで入れて飲む場合の効果とカロリーを比較してみましょう。
栄養効果は?
ミロをお湯で割った飲んだ場合と、牛乳で割って飲んだ場合の効果(栄養素)を比較した表がこちら。
ミロ+お湯 | ミロ+牛乳 | |
タンパク質 | 1.2g | 6.3g |
カルシウム | 225mg | 395mg |
鉄 | 3.2mg | 3.2mg |
ビタミンB2 | 0.30mg | 0.53mg |
ビタミンB6 | 0.40mg | 0.45mg |
ビタミンB12 | 0.64μg | 1.1μg |
ナイアシン | 4.6mg | 4.8mg |
ビタミンC | 15mg | 16.5mg |
ビタミンD | 2.1μg | 2.6μg |
■参考:ネスレミロオリジナルのパッケージ裏の栄養成分表示
ミロだけでも効果は十分に期待できますが、そこに栄養豊富な牛乳が加わるとまさに鬼に金棒です。
ただし、鉄分だけは別。
最近、貧血に悩む女性のあいだで、鉄分摂取のためにミロを飲むのがちょっとしたブーム。
しかし、意外にも牛乳には鉄分がほとんど含まれていません。
それをカバーするように、ミロには3.2mgもの鉄分が含まれています。
ですから、鉄分を期待してミロを飲む人は「お湯割り」でも、十分に効果が期待できるんですね。
カロリーは?
続いて両者の熱量(カロリー)を比較してみましょう。
ミロ+お湯 | ミロ+牛乳 | |
熱量(カロリー) | 60kcal | 164kcal |
■参考:ネスレミロオリジナルのパッケージ裏の栄養成分表示
牛乳はお湯と比べてカロリーが断然高いですから、ミロ+牛乳はカロリーが高くなるのは当然ですね。
カロリーが気になるけど、ミロの栄養を摂りたい方は「お湯割り」を選ぶといいでしょう。
まとめ
- ミロのお湯で作ると「まずい」と感じる人が多い
- ココア風に練って作ると美味しくなる
- クリープやハチミツを足すとコクが出る
- ミロのお湯割りは牛乳で割るより栄養効果は低い
- 鉄分に関してはミロ単体で摂れる
- カロリーもお湯割りだと低くなる
味や効果を期待するなら、牛乳で割って飲むのがベスト。
私も牛乳で割って飲むのが習慣です。
ただ、工夫をすれば味は良くなりますし、鉄分の摂取が目的ならお湯割りでも十分効果がありますよ。
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