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花桃を庭に植えてはいけない7つの理由|女難?運気が低下?

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花桃を庭に植えてはいけない7つの理由|女難?運気が低下?

事情通
事情通

花桃を庭に植えてはいけない最大の理由は、風水的に縁起が悪いとされるためです。

鮮やかなピンクや白の花を咲かせる花桃。

日本の春の風物詩ともいえる存在なので、家で育てて鑑賞したい人は多いはず。

しかし、一般的には「庭植えにするのは良くない」と言われています。

そこで今回は

  • 花桃を庭に植えてはいけない理由
  • 花桃を安心して庭で育てるポイント
  • 花桃を庭に植えるメリット

を解説します。

海奈渡ナナ
海奈渡ナナ

実家の庭に源平桃が植えられており、身近な存在だった私がお届けします。

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花桃を庭に植えてはいけない7つの理由

花桃を庭に植えてはいけない理由は、こちらの7つです。

  • 風水的に縁起が悪いため
  • 縦横に大きく育つため
  • 実が食べられないため
  • 害虫の被害を受けやすいため
  • 病気にかかりやすいため
  • 他の植物の成長を阻害するため
  • 落ち葉の掃除が大変なため

細かく拾っていくと合計7つにもなってしまいました。

面倒かと思いますが、ざっとでもいいので最後まで目を通してみてください。

風水的に縁起が悪いため

花桃を庭に植えてはいけない理由の1つめが、「風水的に縁起が悪い」ため。

花桃は以下の方角に植えると、風水の考えではそれぞれこんな悪いことが起こると言われています。

  • 北の方角:男性が女性に関するトラブルに見舞われる(女難の相)
  • 東の方角:足に関する問題(ケガなど)が起こる
  • 西の方角:貞操観念がなくなる
  • 南の方角:家の運気が低下する

風水を信じる人からすると

花桃を庭に植えるなんて正気じゃない!

などと強く否定されるわけですね。

縦横に大きく育つため

花桃を庭に植えてはいけない理由の2つめが、「縦横に大きく育つ」ため。

事情通
事情通

花桃は最大で7~8mの高さまで成長します。

枝はまるで「ホウキの先」のように伸びるため、横幅もとります。

また、成長スピードも早いため、あっという間に大きく育つ樹木。

素人では剪定しにくい場所に植えてしまうと、気づけば大変なことに……。

実が食べられないため

花桃を庭に植えてはいけない理由の3つめが、「実が食べられない」ため。

花桃は花を鑑賞するために改良された桃の木であり、実は食用に適しません。

実際に花桃の実を食べた人の談では

  • 味が超マズい
  • 甘みが薄い
  • 酸っぱい
  • 苦い

といった悪評の数々……。

いい香りがするのでジャムにする人もいますが、たとえ砂糖で加糖しても苦さが残るとか。

害虫の被害を受けやすいため

花桃を庭に植えてはいけない理由の4つめが、「害虫の被害を受けやすい」ため。

花桃には主に以下の害虫が非常に発生しやすいです。

  • カイガラムシ
  • アブラムシ

カイガラムシとは?

カイガラムシは樹木の枝や葉にとりついて動かず、樹液を吸うタイプの害虫です。

大きさは2~3mmが多く、最大でも1cmほど。

海奈渡ナナ
海奈渡ナナ

地味に樹木を弱らせるやっかいな存在なんですね。

一旦発生したが最後、根絶が難しく、毎年のように対策が必要になります。

アブラムシとは?

1~3mmほどの大きさで黄緑色が特徴的(小型のカメムシ風)。

樹液を吸うタイプの害虫で、排泄物が甘いためアリが集まります。

また、すす病の誘発やウイルス病を媒介することもある全園芸家が嫌う害虫の代表ですね。

病気にかかりやすいため

花桃を庭に植えてはいけない理由の5つめが、「病気にかかりやすい」ため。

花桃がかかりやすい病気がこちらの3つ。

  • 縮葉病(しゅくようびょう)
  • 灰星病(はいぼしびょう)
  • 穿孔細菌病(せんこうさいきんびょう)

縮葉病とは?

若葉が縮れ、やがて縮れた部分が膨らんで火ぶくれ状に変化する病気のこと。

灰星病とは?

花が腐って枯れてしまう病気のこと。(「花腐れ病」とも呼ばれる)

穿孔細菌病とは?

葉や枝などに赤紫色の斑点ができ、穴が空く病気のこと。

他の植物の成長を阻害するため

花桃を庭に植えてはいけない理由の6つめが、「他の植物の成長を阻害する」ため。

花桃(あるいは桃の木全体)は、根から周囲に「青酸配糖体」(簡単にいえば青酸)という毒を撒き散らします。

そのため、花桃を植えた庭は他の植物が成長しにくい環境になるんですね。

これは花桃が「一人勝ち」するための生存戦略であり、同種の桃の木に対しても効果を発揮するため、同じ場所に植えると枯れてしまうこともあるとか……。

事情通
事情通

こうした現象を「忌地(いやち)」と呼びますが、連作障害と同じようなものです。

落ち葉の掃除が大変なため

花桃を庭に植えてはいけない理由の7つめが、「落ち葉の掃除が大変」なため。

花桃は落葉樹なので、秋になるとすべての葉が落葉します。

苗が小さいうちは可愛いものですが、大木になると比例して落ち葉の量も増加。

家の前の道路や隣家まで吹き飛ぶと、迷惑をかける恐れもあります。

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花桃を安心して庭で育てる4つのポイント

いろいろ問題がある花桃ながら、こんな点に気をつければ安心して庭で育てることができますよ。

  • 縁起が良い方角を意識して植える
  • 植える場所に適した品種の苗を選ぶ
  • 他の植物と離して植える
  • 剪定を欠かさない

縁起が良い方角を意識して植える

花桃には風水的に縁起が良い方角があります。

それがこの2つの方角。

  • 東南
  • 北東

風水を気にされる方でどうしても庭に花桃を植えたい場合は、このどちらかの方角を選ぶと安心ですね。

なお、東南や北東の方角でも大木を植えると縁起が悪いとされるので、成長をコントロールする必要があります。

植える場所に適した品種の苗を選ぶ

隣家と接するスペースが限られた庭で、花桃が8mもの高さに育ったら迷惑です。

しかし、花桃には育ち方や大きさに違いがある品種があるため、自宅の庭に適したものを選択すれば大丈夫。

  • 立性:幹や枝が上に立つように伸びる性質
  • 枝垂れ:枝が垂れ下がる性質
  • 矮性:大きく育たない性質

なかでも照手花桃(照手姫)は枝が横に伸びず、狭小なスペースでも比較的育てやすい品種です。


他の植物と離して植える

花桃は他の植物の成長を阻害する成分を出します。

そのため、花桃を庭に植える際には他の植物とある程度は離して植えるのが安全。

スペースを確保して植えることが、双方の植物にとって良好な生育環境を作ることになります。

剪定を欠かさない

大きく育つ花桃でも適切に剪定を行えば、ある程度は大きさをコントロールできます。

密集した住宅地の庭で大きく育ててしまうと、日照を遮ったり落ち葉が周囲に飛散したりなどトラブルのもとに……。

海奈渡ナナ
海奈渡ナナ

適切な時期に剪定を欠かさないことが重要ですね。

花桃を庭に植える3つのメリット

花桃を庭に植えると、こんなメリットもあります。

  • 中国では縁起が良いとされる
  • 花の香りが良い
  • 耐寒性が強く初心者でも育てやすい

中国では縁起が良いとされる

中国では桃全般が縁起が良い木とされています。

  • 不老長寿の象徴
  • 厄災や病魔を寄せ付けない魔除けの力を持つ
  • 子孫繁栄

桃の節句に桃の花を飾るのも上記のような理由があるため。

また、風水では恋愛運をアップさせる効果があるとされています。

花の香りが良い

花桃の香りは強くないものの、ジャスミンに似たような甘い良い香りがうっすらと漂います。

花に顔を近づけないといけないくらい弱いものなので、逆に言えば周囲に迷惑をかける心配もありません。

桃の花が咲く場所を「桃源郷」と呼びますが、見た目だけじゃなく植えた人しか気づかないくらいの花の香も楽しめます。

耐寒性が強く初心者でも育てやすい

花桃は中国原産であり、弥生時代のころには日本に伝わってきました。

そのため、日本の気候に適応しており、耐寒性も強め。

日当たりと排水が良い場所ならよく育ち、地植えなら日照りが続く時期を除けば水やりの必要もありません。

病害虫の対策は必要ですが、初心者でも育てやすい樹木ですね。

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まとめ

花桃を庭に植えてはいけないと言われるのは

  • 風水的に縁起が悪いため
  • 縦横に大きく育つため
  • 実が食べられないため
  • 害虫の被害を受けやすいため
  • 病気にかかりやすいため
  • 他の植物の成長を阻害するため
  • 落ち葉の掃除が大変なため

この7つの理由からでした。

縁起を気にする人は植える方角を適切に選べば問題はありません。

その他の理由についても、事前に知っておけば十分に対処できるささいな欠点だと思います。

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