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千歳飴は北海道と関係ある?千歳市が発祥なのか真実を調査

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千歳飴は北海道と関係ある?

千歳飴は北海道と関係があるのでしょうか?

もしかして千歳市で生まれたから「ちとせあめ」っていう名前が付けたられたとか?

そこでここでは、本当に千歳飴は北海道が発祥なのか調査してまとめてみました。

それではどうぞ。

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千歳飴は北海道と関係ある?

七五三といえば千歳飴。

この千歳飴の「ちとせ」は北海道の千歳市と同じ漢字を使うので、もしかして北海道が発祥なのでは?と考える人もいらっしゃいます。

しかし、それは完全な勘違い!

千歳飴は江戸時代(元禄・宝永)に浅草の飴売り商人が売り出した「千年飴」が源流とする説が有力です。

※もうひとつ、大阪の商人が「長い飴を食べると千年も長生きできる」というキャッチフレーズで売り出したという説もあります。

一方、北海道の千歳市の名称の由来はというと……

江戸時代にアイヌ語由来だった支笏川を改名する際に、この地がタンチョウの生息地だったため「鶴は千年、亀は万年」の故事を引用し

千年(せんねん)⇒千歳(せんさい)

という連想から「千歳川」と名付けられました。

その川の名前が現在の千歳市の市名となったそうです。

お互いのネーミングで「1000歳」を越えるような長生きをイメージした点は共通していますが、両者には直接的な関係はないということです。

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1分で分かる千歳飴

特選の千歳飴

そもそも千歳飴とは、どういうものかご存じですか?

「千歳飴」とは、七五三の時お参りの際に子供に持たせる、紅白の長い棒状の飴のことをいいます。

これはいまは昔、江戸時代に飴職人が子供の長寿を祈って縁起物とされる「紅白になった飴」を売り始めたのが始まりとされています。

「鶴は千年・亀は万年」からもきていて、千年以上生きてほしいという長寿を神様に願ったことが由来とされています。

「千歳飴」の袋にも壽(ことぶき)・鶴(つる)・亀(かめ)が描かれているほど、想いが込められて、今に至っているのです。

現在では七五三は11月15日と決まっていませんが、それぞれの年齢にあわせて、7歳、5歳、3歳にお参りをするのが習慣です。

11月は収穫の時期であり、7と5と3を足して15になることから15日、つまり11月15日になりましたが、地方により違いがあります。

男児女児でも、また各地によって風習は違いますが、七五三には「千歳飴がつきもの」というのには、ほぼ変わりはないのです。

【千歳飴はこんな風に作られています】

砂糖は高価でも子供に長生きしてほしい

現在では砂糖は、1袋100円で売られるくらい安いものです。

しかし江戸時代のころは、砂糖は高価で貴重なものでした。

「千歳飴」の形は細長いのが特徴ですが、それほどの長さにするには、当然ながら砂糖を多く使うため高価なお菓子になるのは必然ですよね?

それほど高価になっても子供に長生きして欲しい、それくらいの出費など構わないという親の「子を思う気持ち」が込められていたのが痛いほど伝わってきますよね。

千年より長く、お金には代えられない尊い存在の子供への親の愛が生んだのが「千歳飴」といえるでしょう。

短命とされていた当時には、親は必死な想いで「千歳飴」に心を込めて、少しでも健康で無事に成長し長く生きてほしいと願っていたのですね。

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北海道と千歳飴の関係まとめ

千歳飴は北海道と関係があるのか、発祥の地なのかという疑問にお答えしてきました。

結論としては「一切関係ない」が真実だったのですが、根本的なイメージ(千年生きる=長寿)は共通していたのが分かったのが収穫といえば収穫です。

江戸時代には、困難な時代にあっても、健康と無事な成長、そして長く生きてほしいという想いから、貴重品の「千歳飴」を子供に渡しました。

現在では、砂糖などが当たり前になり、様々なお菓子などがありますが、どの時代でも子を想う親の気持ちに変わりはありません。

健康で無事に成長し、親より長く生きてほしいと常に想う親の気持ちが、変わることはありませんから「千歳飴」には愛情が込められています。

現代の子供はチョコレートなど他にも甘くて美味しいお菓子が溢れているため、千歳飴を貰ってもありがたくも感じないでしょう。

なかには「美味しくない」と食べない子供もいるかもしれません。

もう記憶はないんですが、私が小さい時は貰った千歳飴をどうしていたのでしょうか?あなたは覚えていらっしゃいますか?

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