七五三を我が子が迎えると、親としては感慨深いものがありますね。
また、近所の人や祖父母から、ちょっとした七五三のお祝いをもらう機会もあるものです。
このような場合は、相手からお返しはいらないから~と言われれば、じゃあ良いかとスルーする人もいますが、親しい身内以外は、やはりちゃんとお返しをする必要があります。
特に近所の人の場合には、○○さんはお祝いをあげても何もお返しをしない・・・なんて陰で言われてしまうかも知れません。
そのため、お祝いをもらったら、きちんとお返しをすることを忘れないようにしましょう。
お返しをする時期は貰ってから一週間以内が目安!
世間一般の常識として、我が子に七五三のお祝いをもらったら、もらった日から計算して
一週間以内
を目途にして、相手にお返しをするようにしましょう。
ただ、この場合も、相手が遠方に住んでいたり、なかなか会えないなど事情がある際には、少しお返しの期間を延ばすのも問題はありません。
また、郵送でお返しを贈るのも失礼ではありません。
どのようなものを返せば良いの?金額はどれくらいものが適切?
お返しの基本マナーとしては、
金額は頂いたお金の半分
を目安としましょう。例えば七五三のお祝いとして1万円頂いたとしたら5,000円の品をお返しするというわけですね。
その品物の中身は「お菓子の詰め合わせ」や「お茶や日用品のセット」など、普段の生活でよく使うようなものを返すのが無難で良いかと思います。
また、お祖父ちゃんやお祖母ちゃんからお祝いをもらった場合などは、お返しの品と一緒に、子どもの晴れ着の写真も同封したりするのも良いでしょう。
近年では、相手に選んでもらえるようなカタログギフトを送付する人も増えています。
自分の親からのお祝いならば返さなくてもOKなのでは?
それに、自分の両親からお祝いをもらった場合には、お返しは良いと言われてしまえば、じゃあお言葉に甘えて~と言う人もいるものです。
確かに血の繋がった自分の親ならば遠慮は要らないと思うものです。
けれど、同じように義実家にもお返し送らないとすると、相手は気にしないと言うかもしれませんが、それでも嫁姑関係がややこしくなったり、姑がうちの嫁は何もお返しを贈ってこないなどと、周りに吹聴する可能性もあります。
面倒なことになりそうだと思ったら、義実家には必ずお返しを贈り、自分の実家にも、お返しは要らないとしても、せめて孫の晴れ姿の写真は送ったほうが良いかも知れませんね。(^_^;)