栗は好きですか?ふっくらと艶やかで素朴な甘みが魅力的で女性は特に好きですよね。
スウィーツにも食事にもなる栗は充分に主役となる食材です。
見た目も可愛らしくてシーズン演出のインテリアにもなりますね。
栗は初夏に花が咲き、秋に実りますが品種も様々で8月半ばから収穫が始まりだいたい9月~10月が旬となります。
皆さんは、栗拾いに行きますか? 購入しますか? 頂きものですか?
私は、子供がまだ小さい頃は山まで栗拾いに出掛けていました。
栗拾いって結構スリリングなんですよぉ~~知ってました?
栗の木の回りにはたくさん栗が落ちているのでそれを拾うのですが、“わぁ~い!いっぱいある~”など喜んで拾うのに夢中になっていると突然上から栗が落ちてきます。
もちろん毬(イガ)付の痛いヤツです(^_^;)
あのトゲトゲは毬(イガ)と言って、イガイガとは言わないんですよ~
色々な虫の攻撃を防いで被害を最小限に抑える為に毬(イガ)はあるんです。
そう、その栗拾いの時に1歳にもならない我が子を抱っこしてましたが、髪の毛もまだ生えそろってない赤ちゃんの頭に栗が命中してしまい大泣きさせてしまいました。
私の腕にも栗が当りましたが、かなり痛くてびっくりします。
でも、だからと言って上を見ながら栗を拾うともっと怖いです!
栗は熟しているものが落ちているので木をゆすって落としてはいけません。
美味しくないものが落ちてきたりしますよ。
また、拾う時はツヤがあって重さがしっかりあるものを選ぶのがコツです。
季節の風物詩、栗を手に入れた後はできるだけ早めの対処が必要なんです。
栗はしっかりとした殻に覆われていますが、実はデリケートなものなので冷蔵・冷凍など早めの保存準備をします。
それでは、そんな栗の冷凍方法についての疑問にお答えしていきます♪
栗の冷凍保存のQ&A
まず栗を冷凍保存するときに知っておきたい基本知識をQ&A形式でご紹介していきますね。
A.出来ます。
「皮剥き」・「皮付のまま」どちらも常温・冷蔵・冷凍保存ができますが、冷凍保存だと使用期限が長くなりますし、使いたい時に使えて一番便利な保存法です。
A.冷凍保存には“生のまま冷凍保存”と“茹でて冷凍保存”の2パターンがあります。
A.若干あります。
生のまま冷凍した場合は、調理した時に食感が比較的パサパサになります。
茹でて冷凍した場合は、甘みが増し、食感もしっとりとやわらかくなります。
生のまま冷凍する場合ですが、工夫次第でグンと美味しくなります。
栗は収穫後に低温(0℃)貯蔵で3~4日寝かせると糖度が増します。(そのやりかたの動画は記事の下のほうで掲載しています)
このタイミングで冷凍すると甘みが増した状態で冷凍できます。
お店で購入したものは収穫後どれだけの日数が経っているのかわかり辛く、傷んでしまう可能性もありますので注意して下さい。
誰でも失敗なし!栗を冷凍保存する方法
栗は生のまま冷凍する方法と、茹でてから冷凍する方法があるといいましたが、その方法をくわしく解説していきますね。
■栗を生のまま冷凍する方法
2. 浸けておいた栗の水気をしっかり拭き、半日は陰干しする。
3. 密封容器(ジップロックなどでもOK)に入れ、冷凍庫へ入れる。
■栗を茹でてから冷凍する方法
2. 鍋に大目に水を入れ、塩と栗を入れゆでる。このとき必ず水から茹でます。 (水1リットル:塩を大さじ1/2)
3. 沸騰したら火を弱め、たまにかき混ぜて20分ゆでる。(気持ち固めの茹で具合で大丈夫です)
4. 湯が冷めるまで栗を取り出さずそのままにしておく。(粗熱をとる)
5. 湯が冷めたら小分けに袋に入れて冷凍庫へ。
冷凍した栗を美味しさを損なわず解凍するには?
それでは次に冷凍庫に入れてカチカチに凍った栗を解凍する方法をご紹介していきます。
この解凍方法には
・レンジでチンする
・自然解凍
という3パターンあります。
自然解凍をすると水分が溶けだし栄養素など流れ出て味わいも少なからず落ちるので、高温で一気に加熱する解凍方法がいいでしょう。
生栗を冷凍した場合は、調理する前に凍ったままの栗を沸騰したお湯に入れ、茹でて解凍します。(圧力鍋ですと10分程です。)
茹でて冷凍した場合は、凍ったまま電子レンジで加熱します。
ホクホクで食べれますが、長い時間レンジにかけるとパサパサになる可能性もあるため様子を見ながら加熱しましょう。
冷凍した栗の皮むき方と食べられる期間は?
栗は外側に固い「鬼皮」があり、内側には剥きづらい「渋皮」があります。
これだけでも食べる前に億劫になりますね。
でも、冷凍というひと手間を加えたことで処理がとても簡単になりますよ。
A.上記の解凍方法のように解凍した後は、栗のおしり部分(底部分)を浅めに切り落とし、栗のとんがり部分にむかって剥いていきます。
渋皮は柔らかくなって殻にくっついているので鬼皮も渋皮もぺロリと簡単に剥く事ができます。
A.一般的な賞味期限は6カ月です。
ただ長期間冷凍保存していると冷凍庫の開け閉めによって霜が付くこともありますので、美味しくいただく為にも早めに使いましょう。
ちなみに皮を剥いて冷凍した場合は、賞味期限が1~2カ月です。
生の栗を茹でただけのものは賞味期限はチルド保存で3日なので、やはり冷凍がおススメですね。
※栗の糖度を高める裏技をごらんください!
冷凍保存した栗はどんな食べ方ができるの?
冷凍してしまえば半年間は食べたい時に自由に冷凍庫から取り出して調理できますね。
栗といえば代表的な調理法は栗ご飯や栗おこわ。
ホクホクとした栗ご飯は美味しくて心も体も温まりますよね~
その他にはモンブランケーキ、パウンドケーキ、マロンパイ、グラタン、スープ、栗入りクリームパスタ、栗の五目煮、甘露煮、お正月には栗きんとんも出来ますね。
おうちにいつでもある材料で出来る栗ご飯はとっても簡単なので初心者にもおススメですよ♪
A.固形の栗とペースト状と一度に作ってしまいましょう。
冷凍栗を全て解凍処理したらまず栗ご飯を多目に炊いておいて、食べる分以外は小分けにした栗ご飯を冷凍しておく。
残りはまた食べたい時にレンジでチン!すれば良いです。
茹で解凍したやわらかい栗を温かいうちにスプーンでくり抜いて目の細かいザルなどに出しヘラやスプーンで裏ごしします。
裏ごしした栗をボールにまとめたらペーストの出来上がりです。
出来た栗ペーストは、ケーキのクリームやパウンドケーキ、スープ、プリン、栗きんとんにつかえますよ。
お好みの甘さで砂糖を加えておくと冷凍で1ヵ月は日持ちします。
栗って何気にクリエーター
あ~~栗が食べたくなってしまいました~
私はケーキの中だとモンブランが昔から一番好きなんです。昔からの黄色いモンブランも現代の茶色いモンブランも大好きです!
おせちだと断然くりきんとんですね!かなりの甘党なんです。
栗とサツマイモをまぜた栗きんとんも作りますし、余ったくりきんとんはバニラアイスにも乗せちゃいます。
手羽元と栗を煮込んだものはビールがすすみますね♪
栗を料理しているとほんのり甘い良い香りに愛犬が寄ってきて見つめられます。
いや、あれは“ずーるーい、ちょーだーい”という催促の目かもしれません。
喉をつまらせてはいけないので、仕方なく殻ごと与えてみました。
栗の表面はツルツルしているのでなかなか噛めませんね。
フローリングをコロコロ転がりまわる栗を慌てて追い回す愛犬の姿が笑えました!
私の母は栗がついたままの木?枝?を買ってきて玄関に飾っていたりします。
栗にも花言葉があるのをご存じですか?
『贅沢』『豪奢ごうしゃ』『満足』なんですよ。
昔は栗って高級品だったようで花言葉も華やかですね。
こうやって、食べたり、遊んだり?、飾ったり・・・
皆様もご家族みんなで秋の味覚を存分に楽しんでくださいね!!
関西の栗拾いのスポット情報がこちら
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