小さい頃からさつまいもが大好きで、おやつによく食べていたんですが
食べすぎるとオナラがでるよ
と母や祖母からよく言われていました(笑)
確かに…さつまいも、食べるとおなかの活動が活発になりますね。
大人になった今ではさつまいもを食べると、お通じがよくなるので便秘中のお助け食材になっています。
便通が良くなることで最近ではダイエット食としてもメジャーになりつつあるさつまいも。
でもお芋ですよ?いくら便通が良くなると行ってもカロリー高そう…って思うのが普通です。
そこで今回は
- さつまいもを毎日食べる効果
- さつまいもの効能
- さつまいもの効果的な食べ方
をご紹介します。
さつまいもを毎日食べる4つの効果
さつまいもを毎日食べる効果は4つあります。
それがこちら。
- 便秘の予防や解消
- 太りにくい食べ物だからダイエットに最適
- 体のむくみを取る
- 美肌になる効果
便秘の予防や解消
さつまいもを毎日食べる効果といえば、なんといっても
食物繊維が豊富なので便秘解消につながること!
これに尽きます。
食物繊維には
- 水溶性食物繊維(海藻やこんにゃくに多く含まれる)
- 不溶性食物繊維(穀類や野菜に多く含まれる)
という2種類があるんですが、さつまいもにはこの両方が含まれているんです。
このうち不溶性食物繊維は、腸の蠕動運動(ぜんどううんどう)を促すので便通をよくしてくれるんですね。
太りにくい食べ物だからダイエットに最適
さつまいもに含まれる食物繊維のひとつ「水溶性食物繊維」は胃腸内をじりじりと少しずつ移動するため、食べた後に長い間、空腹感を感じにくくなります。
ですから、食事の後にすぐお腹が空いて間食をしたい欲求を抑えられます。
そのおかげで自然と食事量が抑えられ、ダイエットにつながるんですね。
さらに、「クロロゲン酸」という糖分吸収をブロックする成分も含まれているため、同じ量の糖質が含まれている食物よりも太りにくい食品なんです。
体のむくみを取る
さつまいもには体の中から塩分を排出させる「カリウム」も多く含まれているので、体がむくみやすい方に効果があります。
その含まれるカリウムは、100g当たり480mgも。
カリウムが多いと言われるバナナの360mgを大きく上回ります。
美肌になる効果
さつまいもにはビタミンCも含まれています。
このビタミンCのおかげで美肌効果も期待できるんです。
熱で壊れやすいとされているビタミンCですが、さつまいものビタミンCは「熱に強い」ので焼き芋などにしても摂取できるんですよ。
TVで特集されたさつまいもの効能
林修先生が司会をする『今でしょ!講座』にてさつまいもの効果を特集した回がありましたので、その内容をまとめていきます。
- 焼き芋は食物繊維が多いから太りにくい
- 焼き芋は冷やして食べると太りにくい
- 暖かい焼きイモよりレジスタントスターチ(食物繊維)が1.5g多くなる
- さつまいもの皮は腸を活性化するので便が出やすくなる
- 1日の目安は100g
- 焼き芋と一緒に食べると太りにくいのはタンパク質・乳酸菌
この放送内容で驚いた事実は、焼き芋は温かいままよりも冷やして食べたほうが太りにくいということ!
しかも、冷凍した焼きいもを少し解凍して食べるとアイスクリームのようで美味しいそうですよ。
さつまいもの効果的な食べ方
林修先生の『今でしょ!講座』によると、さつまいものはタンパク質か乳酸菌と組み合わせて食べると太りにくいそうです。
そこで、具体的にどんな料理がうってつけなのか、2つのレパートリーを提案していきましょう。
さつまいもの肉じゃが
タンパク質として豚肉を用意して作る肉じゃが(正確には「さつまじゃが」)。
普段はじゃがいもを使いますが、それをさつまいもにチェンジ。
芋自体に甘味があるので砂糖やみりんは不要です。
さつまいもの味噌汁
乳酸菌といえばヨーグルトが真っ先に浮かびますが、味噌も乳酸菌を含む食品です。
味噌汁なら一度にいろんな野菜を摂れるので健康的ですよ。
サツマイモの豆知識
カロリー
さつまいもは白米と比べるとカロリーが低いのをご存知でしょうか。
- サツマイモ(生)132kcal
- 白米168kcal
※それぞれ100gあたりの比較
びっくりです。なんと30kcal以上カロリーが低い!
30kcalというとベビーカステラ1個、レーズン10g、ガリガリ君(ミニ)1個くらい。
しかもカロリーが低い上に、白米よりも食物繊維が多い事で消化しにくく、おなかに残っている時間が長いので満腹感が持続するんです。
ダイエットへの取り入れ方
朝昼晩、どれか一つの食事で白米の代わりにさつまいもを食べる「置き換えダイエット」がオススメです。
- 白米の代わりにさつまいも100gを置き換える
- できれば皮ごと、よく噛んで食べる
先ほどご紹介した糖質の吸収をブロックしてくれるクロロゲン酸などの栄養素は「皮のすぐ下」に多く含まれます。
なので置き換える際はぜひ皮ごと食べられる「ふかし芋」などにして食べるようにするのがポイント!
注意点としては食べ過ぎないこと。
いくら体に良い、カロリーが低いといっても糖質は糖質。お芋はお芋!
食べ過ぎると糖質は蓄積されて太りやすい体になってしまいますよ?
【まとめ】
さつまいもを毎日食べることで
- 食物繊維効果でおなかすっきり!
- カリウムのおかげでむくみも解消
- ビタミンCで美肌効果
- 白米と置き換えてダイエットにも!
…さつまいも、すっごいですね。
昔から好きでよく食べていた私ですが改めてもっと生活に取り入れようと思いました。
さつまいもの旬は秋ですが、比較的安価で一年中手に入る食材ですので皆様も是非毎日の食生活に取り入れてみてはいかがでしょうか?
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