山が美しいパッチワークのようになる秋。
風もさわやかで、空も抜けるような青空!
気持ちいい季節をめいっぱい感じたいですよね☆
そんなときはハイキング!と、言いたいところですが「山にハイキングはなかなか行けないよー」という方も街中の街路樹でちょっぴり秋を感じる事ができますよ☆
普段何気なく見ている街路樹の紅葉。
皆さんはどんな種類の街路樹か知っていますか?
意外といろんな色と種類の樹木が植えられているんですよ。
そもそも街路樹の役割って?
街路樹とは、道路に植えられている木々の事を言います。どうして街路樹って植えられていると思いますか?
植えられている目的として
・ドライバーに道を認識させるため
・騒音を吸収するため
・排気ガスなどのCO2を吸収するため
・景観を良くするため
などが挙げられます。
日頃何気なく目にしている街路樹には、いろんな思いを込めて植えられていたんですね。
そんな街路樹に選ばれる木の特徴は
・姿が美しいこと
だそうです。
そのようにして植えられている街路樹のなかでも紅葉が美しい街路樹の種類を調べてみました☆
身近にある紅葉が美しい街路樹【4種類】
植えられている街路樹はほとんどが広葉樹で、春に新芽や花を咲かせ、秋には紅葉し、落葉する木です。
【ケヤキ】紅葉の色は「赤」
ニレ科の広葉樹で、街路樹としてはかなりメジャーな樹木です。
10月頃に美しい赤の紅葉を見る事ができます。
「けやき通り」や「けやき並木」なんていう通りの名前は全国よく見かけますね。
【トウカエデ】紅葉の色は「赤」
ムクロジ科の広葉樹で、成長が早く寒さに強い樹木。
成長すると木の皮が縦に裂けたような質感になる事が特徴です。
カエデの仲間(モミジと同じ仲間)なので、紅葉がとても美しく、葉っぱは鮮やかな紅色になります。
【サクラ(ソメイヨシノ)】紅葉の色は「赤」
春になると日本中を桜色に染めるサクラ。サクラを街路樹にしているところは日本中たくさんあります。
秋になれば美しい紅葉で私達を楽しませてくれます。
カエデなどと違い、落ち葉は日のあたるオモテ面だけ赤みが強くなるため、遠目で見た方が紅葉はキレイです。(近くで見ると葉の裏の色も見えてしまうのでマダラに見えてしまいがち…)
【イチョウ】紅葉の色は「黄色」
実は、イチョウは広く栽培されているにもかかわらず、現存する唯一のイチョウ属なので、生きた化石として絶滅危惧種に指定されています!
しかも雄株と雌株にわかれていて、においのきつい銀杏を落とすのは雌株のみです。
特徴的な形の葉っぱは秋になると目の覚めるような黄色に染まります。
他にもいろいろな街路樹がありますが、上記の種類の街路樹が特に紅葉が美しいです。
個人的には最後に挙げたイチョウが大好きです。
毎年秋の抜けるような青空と、目にまぶしいイチョウの黄色のコントラストを見つけては素晴らしいなぁとため息をついています。
身近にある秋の彩り
紅葉と言えば山ばかりに目がいきがちですが、私達が生活している範囲で美しい秋を彩っている木々もあるんですね。
皆さんも街路樹に目を向けて、季節の移ろいを身近に感じてみてください☆
きっといろいろな発見があると思いますよ☆
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