新しい季節

知りたいことを、ぜんぶまとめて。

仏壇や位牌が置けない場合の代用品は?マンションや狭い家の対処法

最近は核家族化の影響で、新しいアパートやマンションがどんどん増えてきていますね。我が家もそんな家に住む家庭のひとつです。

昔、おばあちゃんの家なんかに遊びに行くと、広々としていて大きな和室に仏壇があったものですが、必要最低限の居住空間で暮らしている我が家にはとても仏壇を置くスペースがありません。

それに正直、あの重厚感のある仏壇の雰囲気はちょっと苦手です。

でも亡くなった人に思いを馳せる場所は、家の中に作りたいと思いますよね。

大きな仏壇や場所をとるお供え物や位牌などではなく、それらに代わるものはないのでしょうか。

きっと気になっている人が多いと思うので、調べてみました。

スポンサーリンク


仏壇や位牌が置けない場合は?代用品はあるの?

和室においた仏壇
いくら家が狭いからと言って、仏壇や位牌を置かないのは心が痛みます。

でも結論からいうと、手を合わせる人の気持ち次第なので、仏壇や位牌のような「手を合わせる対象になるもの」は、

その人が必要ないと思うのなら、必ずしも用意しなくても大丈夫

だとされています。

えっ!そんなものなんだ!とびっくりしました(;^_^)

でもそれだと供養した気にならなかったり、ご先祖様に失礼になってしまうのでは、と心配になりますよね。

そこで、代わりになるものを調べてみたのですが、今は

「手元供養」という方法

が広まってきており

といったことができるのです。

そんな技術があるなんて驚きですよね!

自宅用の骨壺も、お地蔵様を模したかわいらしいもの、コロンとしたシンプルなもの、シャープなネームプレート型のものなど様々なデザインがあり、生前のその人のキャラクターに合ったデザインを選んだりすることもできます。

でも家に遺骨を置くことに抵抗がある方もいますよね。

そんな場合、例えば遺影に加え、

を一緒に用意できれば、立派なお参りの場所になります。

また位牌は「位牌檀」があるお寺ならそこに安置して供養してもらうこともできますので、お寺に通うのが苦にならないならそれも一つの方法です。

ただ、仏壇を置かない供養の仕方や、特に手元供養はここ10年程で広がり始めてきた新しい供養方法なので、受け入れ難い人が沢山いるのも事実です。

よく身内の方や、ずっとお世話になっている菩提寺などに相談されるとトラブルを防げるかと思います。

亡くなった人を大切にする気持ちは、周囲の人に納得してもらってきちんと供養したいですよね。

仏壇が置けないマンションや狭い家はどう対処したらいいの?

マンション
また、できれば仏壇を置きたいんだけど、アパートやマンション暮らしだったり部屋数がなく、十分なスペースがない…という場合もあります。

我が家はこのパターンです。

やっぱり昔から馴染みがあるので、例え小さくても「仏壇」というしっかり形のあるものの方が安心するんですよね。

また、現代は和室の無い家も当たり前になってきて、洋風の部屋にはどうしても存在感のある仏壇はミスマッチということで、仏壇を置かない家も増えてきていると聞きます。

そんな現代の住環境に合わせて、今増えているのが

小さいサイズの仏壇

です。

数年前はまだ仏壇屋さんのチラシの端っこにひっそり載っていただけの存在だった気がしますが、年々ニーズが増えてきて、今やネットで「ミニ仏壇」と検索しただけで沢山の情報が出てきて驚きます。

このミニ仏壇、小さいだけにお値段も従来の仏壇よりずっと入手しやすく、重さもさほどでもないため、タンスの上や押し入れに取り付けるなど、場所を選びません。

デザインも、洋風の部屋にマッチするようなスタイリッシュなものも豊富にあります。

だからと言って従来の仏壇に劣るわけではなく、れっきとした仏壇なので、管理が大変な大きな仏壇からミニ仏壇に買い替える人も多くなってきているのです。

設置は通常の仏壇と同じです。

【ミニ仏壇の設置方法】

香炉や燭台、宗派に沿ってお水や仏飯を置き、北の方角に向けず、南か東向きの直射日光や湿気の来ない場所に設置します。

仏様を見下ろさないよう、お参りするときの目線のやや上になるよう設置するのが良いですね。

また、仏壇を購入したらお世話になっている菩提寺さんに開眼供養してもらうのを忘れずにしましょう。

菩提寺がない場合は、葬儀社に相談すれば寺院紹介してもらえるケースがあります。

※開眼供養とは、仏壇やお墓などを新規で購入した際、お坊さんに読経してもらい、魂を入れてもらう作業のことです。

不安なら親族や菩提寺に相談するのがベスト


どのような方法を取るにしても言えることですが、供養の仕方は宗派や寺院によって大きく違いがあり、また、同じ宗派でも地域によっても異なる場合があります。

可能ならば

親族や菩提寺に相談してみる

これが大切です。そうすれば揉め事にならず安心かと思います。

相談できる人がいない場合は、最近は多くの葬儀社で葬祭全般に関するアドバイスをしてくれるサービスがありますので、問い合わせてみるといいかもしれませんね。

また、供養というと、色々と決まり事があったり用意しなくてはいけないものがあるなど、面倒なことが多いと感じるかもしれませんが、

一番大切なことは形ではなく、「心」

だということを忘れてはいけません。

仏壇の中には、今の自分に至るまで一度も途切れることなく、命のバトンを渡し続けてきてくれたご先祖様の魂が宿ります。

そして、手を合わせ仏壇をお世話する親の姿を見て、次の世代の子ども達は色々なことを無言のうちに学び、感じていきます。

仏壇に向かうほんのひと時、脈々と受け継がれた命を、ありがたく噛みしめる時間にしたいですね。

お行儀よいばかりがお参りじゃない?

私の実家には仏壇があるので、子どもを連れて遊びに行った帰りなどは、お参りの方法を教えてあげながらお線香をあげています。

子供も親の真似をして一応は真面目に手を合わせるのですが、目を離すとすぐに木魚をリズミカルにポクポク叩き出したり、踊りだしたりと大変です(^^;)

はた目にお行儀がよくないので親戚の前では一応やめさせますが…広い心で見ると、子どもの元気な姿をご先祖様にわかりやすく報告できている気がして、こんなお参りもアリなのかな?と感じてしまいます。

もう少し大きくなれば、心静かに手を合わせることの大切さを感じられるようになるのかな…と期待してみます(*^^*)

-風習・習慣