簡単で大量に作れる主婦や一人暮らしの味方、それはシチュー!
しかも、美味しくて子供に人気があるから、ビーフシチューにホワイトシチュー、最近だとクラムチャウダーをよく作ります。
そんなシチューをはりきって作りすぎたときは、やっぱり冷凍保存。
でも、冷凍したらどれくらい保つのか不安ですよね?
そこで今回は
- シチューの冷凍はいつまで食べられる?
- 冷凍シチューの賞味期限を伸ばすコツ
- 冷凍保存しても美味しいシチューの作り方
などをご紹介します。
シチューの冷凍はいつまで?何日まで食べられる?
シチューを冷凍保存した場合の賞味期限は、冷凍してから約1ヵ月が限度です。
この1ヶ月というのは「美味しく食べられる期限」という意味です。
1ヶ月を過ぎると、どんどん風味が抜けていくので冷凍してから1ヶ月以内に食べるのがベストでしょう。
保存方法は冷凍がベスト!
シチューの保存方法は、常温・冷蔵・冷凍とありますが、当然ながら賞味期限が一番長いのは冷凍保存です。
シチューの材料である牛乳やジャガイモなどは腐りやすいものなので、常温保存には向きません。
どうしても常温保存したい場合は、数時間ごとに小さな火でしっかりかき混ぜながら中まで火が通るようにしましょう。(焦げやすいです)
こうして常温で保存した場合の賞味期限は、約半日です。
また、冷蔵保存した場合は、だいたい2~3日といったところです。
冷蔵保存するときに鍋のまま冷蔵庫に入れがちですが、あまりおすすめはできません。
シチューが空気に触れやすくなり、酸化したり乾燥しやすくなりますし、匂い移りも味を損ねる原因になります。
しっかり密封できる鍋でしたら大丈夫です。
3日以上保存したい場合は、冷凍保存した方がいいですね。
冷凍シチューの賞味期限を伸ばす2つのコツ
ジャガイモや人参は取り除く
シチューの具材にはじゃがいもや人参が入っていると思いますが、これらをそのまま冷凍してしまうと、一気に味が落ちてしまいます。
解凍したときにジャガイモも人参も、たいへん残念な食感に……。
ですから根菜類は、冷凍する場合は取り除くか、完全につぶしてから冷凍するようにします。
なるべく急速冷凍する
冷凍にかける時間が短いほど、味を損ねずに保存できます。
なので、冷凍するときは残ったシチューをどかっとひとつの容器に容れるのではなく、小さな容器に一食分や二人分といったように「小分け」にするのがコツです。
その小分けにする容器ですが
- プラスチックの密封容器
- ジップロックなどのフリーザーバッグ
のどちらかを使います。
どちらでもOKですが、それぞれ長所があります。
密封容器
解凍する時に、そのまま加熱でき、一人暮らしだとお皿を汚さないで済ませられたりもします。
さらに容器の中にラップをひいてからシチューを入れて冷凍すると、さらに容器の汚れが少なく済みます。
フリーザーバッグ(ジップロック等)
空気を抜くように袋を閉じて、薄く平らにしてから冷凍します。
そうすることですばやく冷凍することが出来て、冷凍できたら重ねて収納できます。
冷凍庫を有効に使いたい人はフリーザーバッグがおすすめです。
冷凍保存しても美味しいシチューの作り方
シチューを冷凍保存すると味を損ねる原因となるのがジャガイモやニンジンといった具材です。
このジャガイモと人参をシチューとは別々に調理して、食べる時に合わせるという料理方法を紹介していきますね。
シチューの彩りに最後にブロッコリーを別茹でして入れたりしますよね、あんな感じにジャガイモと人参を使います。
【冷凍保存に向いたシチューの作り方】
1. シチューに必要な材料、野菜や肉を適当な大きさに切ります。
2. ジャガイモの半分は一口大に、のこりは小さく1cmほどの角切りにします。
3. 人参と、一口大に切った方のジャガイモを別茹で(レンジ加熱OK)しておきます。
4. 鍋にサラダ油をひき、肉を炒め、玉ねぎを投入、少ししんなりしてきたら細かく角切りにしたジャガイモも鍋に入れます。
5. あとは、通常通りにシチューを作ります。(先に入れたジャガイモが溶けて姿がなくなっていれば完成です)
6. 最後は食べる直前に別茹でしておいた人参とジャガイモを合わせれば、できあがり!
保存する時は、人参とジャガイモが入っていない状態のシチューを小分けパックして冷凍保存します。
アレンジもしやすいですし、食べる前に人参とジャガイモを別茹でして入れるだけで出来立てのシチューが味わえます。
冷凍シチューのアレンジレシピ
とっても簡単な冷凍シチューを使ったアレンジレシピを紹介しちゃいます。
シチューをたくさん作って冷凍しておけば、こんな色んな料理に使うことができるんですよ。
【簡単ドリア】
【簡単グラタン】
【簡単クリームパスタ】
【簡単クリームコロッケ】
どれも美味しいのに簡単に作れるし、ボリューム満点ですよ!
お肉や、ハム、彩り野菜なんかを足して作るとさらに素敵に仕上がります。
是非、試してみてくださいね。
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