一緒に買い物していた友人が「大葉と青じそって同じ物らしいよ」って言ってきたんですよ。
普段の買い物では全然気にもしてなかったことなのですが、A店では「大葉」と表記されていて、B店では「青じそ」と表記されています。
だから以前から「青じそと大葉ってどう違うんだろう?」って疑問だったんです。
友人から衝撃的な事実を聞かされて「え!ウソだろ」と心の中でツッコんでましたが、その場のノリで「あ~そうらしいね」と、つい合わせてしまいました。
私は生まれてからずっと全く別のものだと思っていたので。
私みたいに別の食材と思い込んでる方もたくさんいらっしゃることでしょう。
そこで今回は
- 大葉と青じその違い
- 名前が2種類ある理由
- どっちの呼び名が主流?
などなど、半信半疑だったので青じそと大葉の関係性についてまとめてみました。
疑問に思う方は一緒にチェックしていきましょう!
「大葉」と「青じそ」の違い
大葉と青じそという似た者同士のこの2つ、実は「全く同じもの」なんです。
大葉は「青紫蘇の別名」というだけで「大葉=青じそ」であり、「青じそ=大葉」なんです。
ちなみに「しそ(紫蘇)」には
- 「赤紫蘇」
- 「青紫蘇」
の二種類があります。
赤紫蘇は全体が赤紫色になっているもので、主に紅ショウガ・梅干し・しば漬けなどの色付けとして使用されています。
青紫蘇は全体が緑色になっているもので、香りも良いため食用として食べられています。
「大葉」と「青じそ」という名前が二種類ある理由
全く同じものなのにどうして名前が違うのか不思議ですよね。
その理由は、「しその芽」と「葉」の区別をつけるために葉を「大葉」という名称にして区別したためです。
そんな大葉が初めて世の中に登場したのは
これが最初だと言われています。
昭和36年に出荷され始めたので、大葉という名称の歴史はもう60年以上にもなるわけですね。
青じそ派・大葉派、どっちの呼び名が主流?
刺身などに添えられている青い葉のことを何て呼んでいるか?という調査がされたことがありました。
その結果によると
- しそと呼ぶ…29都道府県
- 大葉と呼ぶ…22府県
との結果で、若干「しそ」のほうが多かったものの、ほとんど同じ割合となっています。
大葉という呼び方をするのは中部地方から近畿地方にかけて定着が強いそうです。
関東出身の私は圧倒的に「しそ」ですね。
大葉という呼び方はピンときません。
青じそ(大葉)の豆知識
効果や効能
青じそにはたくさん栄養素が含まれていて以下のような健康効果があります
■食欲増進効果
青じその匂いに含まれる「ペリアルデヒド」には胃液の分泌を活発化させて食欲を増進させる健胃作用があるといわれています。
■アレルギー症状の抑制
青じそにはアレルギー症状を抑制する「ルテオリン」と「ロズマリン酸」が含まれておりアレルギー症状を抑制する働きがあります。
■貧血改善
青じそには植物性鉄分を吸収するビタミンCやヘモグロビンの原料となる鉄分を含んでいるので貧血改善にも効果があります。
おいしい食べ方
そんな健康に効果が高い青じそのおいしい食べ方で、私の超オススメをご紹介します。
【鶏ささみのしそ・チーズばさみ焼き】
■材料
・鶏ささみ…4本
・しその葉…8枚
・スライスチーズ…4枚
・塩こしょう…お好み
・小麦粉…お好み
・サラダ油…お好み
■作り方
1. 鶏ささみ全体に塩こしょうをお好みの量をかけて、しその葉を置いて、その上にスライスチーズではさみます。
2. 折りたたんで小麦粉を全体になじませてから、サラダ油を温めていたフライパンで焼きます。
3. 焦げ目がつき次第、ひっくり返して蓋を被せて全体に火が通れば完成です!
【磯辺焼きにしても美味しいですよ】
まとめ
今回紹介したおいしい食べ方は私自身大好物であり頻繁に食べています!
鶏のささみを使用しているので脂質が少なくヘルシーなので筋肉マニアな男性だけではなく女性にもオススメです(笑)
おかずとして食べる以外にもお酒のおつまみに最高に合う一品です。
特に個人的には晩酌のお供としてはベスト5に入ります。
興味が沸いた方は是非一度お試ししてはいかがでしょうか?
コメント