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リシマキアを植えてはいけない3つの理由|抜いてしまう人も

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リシマキアを植えてはいけない3つの理由|抜いてしまう人もいるって本当?

事情通
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リシマキアを植えてはいけないと言われるのは、旺盛な成長力で庭全体に広がってしまうリスクがあるためです。

地面をカーペットのように覆うリシマキア。

「ヌンムラリア」や「オーレア」といった品種が有名ですね。

グランドカバーとして、または寄植えの脇役として選ばれる植物です。

しかし、愛好家の間では「植えてはいけない」との声も……。

そこで今回は

  • リシマキアを植えてはいけない理由
  • リシマキアを安全に育てる注意点
  • リシマキアを庭に植えるメリット

を解説します。

海奈渡ナナ
海奈渡ナナ

ガーデニングが生きがいで、庭で様々な植物を育てている私にお任せください。

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リシマキアを植えてはいけない3つの理由

リシマキアを植えてはいけない理由が、この3つです。

  • 庭全体に広がってしまう
  • 夏の直射日光で葉が焼ける
  • 乾燥に弱い

庭全体に広がってしまう

リシマキアを植えてはいけない理由の1つ目が「庭全体に広がってしまう」ため。

リシマキアには「立性」と「這性/ほふく性」の2つのタイプがあり、それぞれ違った広がり方をします。

  • 立性:茎や枝が立った状態で成長するタイプ
  • 這性(はいせい)/ほふく性:茎や枝が地面を這って成長するタイプ

リシマキア・プンクタータ(立性)

リシマキア・プンクタータは立性で地下茎で増えるタイプ。

苗を植えた場所から離れた場所で、地下茎を通して増殖します。

リシマキア・ヌンムラリア(這性)

リシマキア・ヌンムラリアは這性で、茎(ランナー)を伸ばして広がっていきます。

グランドカバーとしては優秀ですが、庭全体へと広がってしまうと邪魔に感じる人もいらっしゃるでしょう。

いざとなったら撤去はしやすい

リシマキアの根は浅く張るタイプなので、庭に広がってしまって邪魔になった場合でも撤去はしやすいです。

ただ、地下茎で増えるタイプの場合、地下に根が残るため、あとからまた芽を出す恐れもあります。

夏の直射日光で葉が焼ける

リシマキアを植えてはいけない理由の2つ目が「夏の直射日光で葉が焼ける」ため。

リシマキア(ヌンムラリア)はヨーロッパ原産の植物。

しかも山地に自生しているため、日本の夏の直射日光はきつすぎます……。

日差しの強さでダメージを受けて葉焼けしてしまうことも。

植える場所によっては、せっかくの美しい緑が損なわれるケースもありえます。

乾燥に弱い

リシマキアを植えてはいけない理由の3つ目が「乾燥に弱い」ため。

リシマキアは本来、水辺の近くの湿地に自生しています。

そのため、土がすぐ乾燥してしまう夏に水やりを怠ると枯らしてしまうケースも……。

事情通
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鉢植えはもちろん、庭に地植えしている場合でも夏は水やりが必要です。

他の植物にとっては過湿になることも

リシマキアは湿った土壌を好みますが、大半の植物にとっては根腐れする悪環境。

リシマキアと他の植物を隣り合わせて、花壇に植えたり鉢に寄植えにした場合、「水やり」の面では相性が最悪です……。

リシマキアに合わせれば他の植物にとっては過湿になり、他の植物に合わせればリシマキアには水不足になるわけですね。

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リシマキアを安全に育てる注意点

いくつか困った点があるリシマキアですが、以下の3つの点に気をつければ安全に育てられるはずです。

  • 剪定で成長を抑える
  • 明るい日陰がベストポイント
  • 他の植物との相性を考慮する

剪定で成長を抑える

リシマキア・ヌンムラリアなどの「ほふく性」の品種は、放置すると茎を伸ばして地面を這うようにどんどん勢力を広げていきます。

この嬉しくない成長を抑えるには、定期的に茎をハサミで剪定します。

リシマキアは生命力が強いので、ガンガン切っても、またそこから茎が伸びていきます。

「伸びてきたな!」と感じたら遠慮せずばっさりとやっちゃいましょう。

海奈渡ナナ
海奈渡ナナ

切った茎は「挿し芽」として使うこともできますよ。

明るい日陰がベストポイント

リシマキアの生育にベストポイントは、湿りがちの半日陰の場所。

風通しが良ければ、なおよしです。

日当たりが良すぎる庭なら、ある程度は背が高い木の根本に植えて、日差しを遮ってもらうとちょうどよいでしょう。

他の植物との相性を考慮する

花壇やプランターに寄植えする場合、過湿を嫌う大抵の植物とは相性が悪いです。

リシマキアのように湿った土地を好む植物を選ぶか、あるいは他の植物とは離れたスペースに植えるのが一番ですね。

事情通
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それがお互いの植物にとって生育の妨げになりません。

リシマキアを庭に植える3つのメリット

リシマキアを庭に植えると、こんな3つのメリットがあります。

  • 日陰の湿った場所でも育つ
  • 雑草対策になる
  • 多年草で育てやすい

日陰の湿った場所でも育つ

日が当たらないジメジメした庭で、何を植えても元気に育たず絶望している場合。

そんな劣悪な環境でもリシマキアなら大丈夫。

リシマキア・ヌンムラリアは水草としても利用されるくらいなので、日陰の湿った庭でもエメラルドグリーンの葉をたくさん茂らせてくれるでしょう。

雑草対策になる

リシマキア・ヌンムラリアやオーレアは這性で、地面にカーペットを敷くように密に育ちます。

その性質のおかげで、雑草が生える余地を奪います。

海奈渡ナナ
海奈渡ナナ

面倒な雑草抜きから開放され、土ホコリが立つのも防げますよ。

多年草で育てやすい

リシマキアは夏に葉焼けはしても、耐寒性があります。

また、-10℃まで耐えられる耐寒性も併せ持ちます(ヌンムラリアの場合)。

つまり、非常に丈夫な植物であり、多年草なので一度植えれば何年も元気に庭を彩ってくれるでしょう。

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まとめ

リシマキアを植えてはいけない理由は

  • 庭全体に広がってしまう
  • 夏の直射日光で葉が焼ける
  • 乾燥に弱い

この3つの点でした。

繁殖力の強さも裏を返せば、グランドカバーとして優れている証明です。

また、葉焼けや乾燥はお世話をしてあげれば重大な欠点にはなりません。

むしろ丈夫な植物なのでガーデニング初心者でも枯らさずに育てられると太鼓判を押してもいいかと思います。

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