こぶし・木蓮の違いと見分け方※花のココを見ればよく分かる!

こぶし・木蓮の見分け方自然・科学
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こぶし・木蓮の見分け方

事情通
事情通

こぶしと木蓮の違いはこの5つ。

  • 樹木の背の高さ
  • 花の咲き方
  • 花びらの数と形
  • 葉の付き方
  • 開花するタイミング

「春の花」と言えば、私は断然「こぶし」派!

小さい時から実家の庭に生えていて、春の暖かくなった来た頃に見事な花を咲かせてくれていた思い出があるからです。

そんなこぶしですが、以前、私が母と一緒に散歩していた時にこんなことがありました。

海奈渡ナナ
海奈渡ナナ

わぁ見て、お母さん!、コブシの花がすごい咲いてるよ!

あなた、あれはモクレンよ

海奈渡ナナ
海奈渡ナナ

えっ、コブシじゃないの?同じでしょ?

全然違うでしょう!(苦笑)

いやぁ~~びっくりですよ。こぶしと木蓮の花、本当にそっくりなんですよね。

全然違うと言われましたが、「どこが!?」と思いました。

きっと私以外にも間違えたことがある人、見分けがつかない人がいるのではないでしょうか?

海奈渡ナナ
海奈渡ナナ

そこで、ここでは母から教えてもらった

  • こぶしと木蓮の違い
  • こぶしと木蓮の見分け方
  • 両者が似ている理由

について、分かりやすくご紹介します。

 

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こぶしと木蓮の5つの違い!花のココに注目

こぶしも木蓮も、パッと見の雰囲気がとても似ていますよね。

どちらともピンクや紫など「色の付いた花」を咲かせる木もありますが、「同じ白い花」だと本当に見分けが付きません…。

しかく細かく見ていくと、以下の5つの点で大きな違いがあるんです。

  • 樹木の背の高さ
  • 花の咲き方
  • 花びらの数と形
  • 葉の付き方
  • 開花するタイミング

それでは、くわしく見ていきましょう。

【違い.1】樹木の背の高さ

  • こぶし…4m~5m
  • 木蓮…8m~10m

なんと木蓮はこぶしの倍近くも背が高いのです。

こんなに違うなら、パッと見ただけでわかりますね!

【違い.2】花の咲き方

【こぶしの花】…花びらは全開になり、四方八方を向きながら咲く

こぶしの花

こぶしの花が咲く様子

 

 

【木蓮の花】…花びらはチューリップのように半開きで、すべて上向きに咲く

木蓮の花

木蓮の花が咲く様子

よく観察すると、微妙に違うことがお分かりいただけるはず。

実際に咲いている写真を見ると、こぶしは花びらをいっぱい広げて元気に華やかに咲くイメージ、木蓮は楚々として優雅に咲いている印象です。

【違い.3】花びらの数と形

  • こぶし…【花びらは6枚】細く薄く、しなやかな印象
  • 木蓮…【花びらは9枚】やや厚めでしっかりしている

花びらの枚数がこれだけ違うのは意外ですね。

木蓮のほうが3枚も花びらが多いんです。

また、花びらの厚さにも違いがあるんですよ。

とは言え、樹の上で咲いている花びらの数を数えるのは難しいので、やはり「花の大きさ」で見分けるのがわかりやすそう。

木蓮は花が大きい上に花びらの枚数も多いので、存在感がありますね。

【違い.4】葉の付き方

  • こぶし…花の付け根に一枚葉が付いている
  • 木蓮…花の付け根に葉がない

こぶしの方はよく見ると、花の付け根の所に小さな葉がペロッと付いています。

葉自体はそれほど目立ちませんが、やや引いて見てみると、白い花々と新緑の葉の色が合わさり、とても爽やかな印象を受けます。

対する木蓮は葉がないぶん、ひときわ花の存在感が目立ちます。

どちらもそれぞれの良さがありますね。

【違い.5】開花するタイミング

  • こぶし…木蓮の開花から7日~10日後
  • 木蓮…こぶしより若干早い

木蓮のほうが少しだけ早く咲き始めます。

そして、こぶしは木蓮の開花した1週間~10日後あたりから咲き始めます。

開花する時期については、地域によってまちまちですが、3月の中旬ごろが普通です。

他の花に先駆けて咲く「春の花」とされており、その地域の桜が咲く少し前に開花することが多いようです

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動画だとよく分かる!こぶしと木蓮の見分け方

ここまで理解したところでYouTubeの動画で、この両者の違いを確認してみてください。

 

まずは、こぶしから。

 

続いて木蓮(ハクモクレン)をご覧ください。

違いを頭に入れたうえで眺めると、瓜二つとはいえず、かなり違う点があることに気づきませんか?

どうしてこぶしと木蓮はこんなに似ているの?

こぶしと木蓮がどうしてこんなに似ているかというと、両者とも

同じ「モクレン目モクレン科モクレン属」の植物

だからなんですよ。

広い植物界の中で、こぶしと木蓮は「家族のようなもの」なのですね。

そのため、全体的な樹の姿形や樹肌は、ほぼ変わりありません。

見分けが付かないのは、言わば当然と言えるでしょう。

原産国については、以下の通り。

  • こぶし…日本
  • 木蓮…中国

このように距離的に近い隣国ですが、海で隔てられた異国同士なんです。

ちなみに木蓮は外国で「Japanese magnolia」と紹介されたことがあるため、日本原産と誤解されることがあるそうです。

さらに、こぶしは「辛夷」という漢字を当てられることがありますが、これは中国では「木蓮」を意味するのだそうです。

つくづくこぶしと木蓮の関係は紛らわしいですね…(笑)

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まとめ

こぶしと木蓮には、こんな5つの点で違いがありました。

  • 樹木の背の高さ
  • 花の咲き方
  • 花びらの数と形
  • 開花のタイミング

まさに「似て非なるもの」です。

こんな違いについてしっかり頭に入れておけば、鑑賞する時に

「こぶしは元気いっぱいで春らしいなぁ」
「木蓮はしっとりした雰囲気が落ち着くなぁ」

など、それぞれの魅力をもっと感じて楽しむことが出来そうですね。

庭に一本こぶしの苗木を植えてみるのもいいかもしれません。

そうすれば春の開花が待ち遠しくなりますね♪

そして、今回学んだ知識を活かして、今度は私が父にこぶしと木蓮の違いについて得意気に披露してあげようと思います(笑)。

※注:この記事では本来はハクモクレンという別種を便宜的に「木蓮」と呼称しています。本来はハクモクレンは木蓮の仲間の樹木です。(ほとんどの人が両者を混同しています)
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コメント

  1. まみ より:

    樹木の高さの単位が間違ってると思います

  2. 海奈渡ナナ海奈渡ナナ より:

    まみさん、ご指摘ありがとうございます。

    mと書くところがcmになっていましたので修正しました。

    自分では気づかないものですね……