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りんごの木を庭に植えてはいけない5つの理由|超高難度?

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りんごの木を庭に植えてはいけない5つの理由|超高難度?

事情通
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りんごの木を庭に植えてはいけないと言われるのは、美味しい実を収穫するまでのハードルがとても高いからです。

自宅にりんごの木を植えて、果実を収穫できたらなぁと私も考えたことがあります。

しかし、調べてみると、そう現実は甘くないことが判明しました。

そこで今回は

    • りんごの木を庭に植えてはいけない理由
    • りんごの木を庭で育てるポイント

を解説します。

海奈渡ナナ
海奈渡ナナ

いろんな果樹を育てた経験がある私にお任せください。

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りんごの木を庭に植えてはいけない5つの理由

りんごの木を庭に植えてはいけない理由が、この5つです。

  • 実を付けるのは難しい
  • 暑い地域には不向き
  • 1本では実が付かない
  • 樹高が高くなる
  • 病害虫の被害が多い

実を付けるのは難しい

りんごの木を庭に植えてはいけない理由の1つ目が、「実を付けるのは難しい」ため。

りんごの木を植える最大の目的は、なんといっても実の収穫です。

しかし、植えてはみたものの

りんごの実がならない……

と嘆く人は多く、実際に助けをもとめてインターネットで解決方法を探す人が多数。

また、実がなったとしても小さかったり、酸っぱかったりとスーパーで買うリンゴとは程遠い出来にガッカリしたという話も……。

暑い地域には不向き

りんごの木を庭に植えてはいけない理由の2つ目が、「暑い地域には不向き」ため。

日本でりんごの産地といえば青森と長野が有名。

どちらも夏はそれほど暑くならない冷涼な気候です。

温かい地域の気候にも適した品種はあるものの、基本的には寒い地域がりんごの木にとってはベストなのは間違いありません。

1本では実が付かない

りんごの木を庭に植えてはいけない理由の3つ目が、「1本では実が付かない」ため。

一部例外はあるものの、ほとんどのりんごの木は1本では自家受粉できません。

事情通
事情通

要するに実を付かせるなら、りんごの木が2本必要になります。

受粉させるために必要な木を「受粉樹」と言い、植えたりんごの木とは他品種を用意します。

たとえば「つがる」を植えたら、「ふじ」や「紅玉」といった品種をそばに植えないといけないわけですね。

一本のりんごの木だけでもスペースを取るのに、2本も植えなきゃいけないとなると

普通の日本の庭だとりんごの木は植えられないな……

と思う人がいるのも当然ですね。

樹高が高くなる

りんごの木を庭に植えてはいけない理由の4つ目が、「樹高が高くなる」ため。

りんごの木は最終的には5mもの高さまで育ちます。

収穫量を増やしたいからと放任すると、屋根より高く育ってしまうケースも。

自宅の日照を遮ったり、ほかの植物の光合成を妨げることにもなりかねません。

また、隣家への悪影響もあるため、植える場合には慎重になる必要があります。

病害虫の被害が多い

りんごの木を庭に植えてはいけない理由の5つ目が、「病害虫の被害が多い」ため。

りんごの木は

  • 斑点落葉病
  • うどんこ病

のほか様々な病気にかかりやすいです。

また、害虫も

  • キンモンホソガ
  • アブラムシ

といった種類がつきやすく、被害が出ます。

農薬散布など防除にかかる手間や費用を考えると、安易にりんごの木を庭に植えるのはお勧めできないわけですね。

海奈渡ナナ
海奈渡ナナ

『奇跡のリンゴ』という本が話題になったのは、無農薬でリンゴを育てるのがそれだけ大変なことだからなんです。

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りんごの木を庭で育てるポイント

大変なのは分かっていても、それでもりんごの木を庭で育てたいという固い決意がある方。

そんな方は以下の点を押さえておくと、栽培の難易度がいくらか下がるはずですよ。

  • 1本で開花結実する品種を選ぶ
  • 大きくならない矮性種を選ぶ

1本で開花結実する品種を選ぶ

りんごの木のほとんどが1本では開花結実できず、受粉樹を必要とします。

しかし、なかには「アルプス乙女」のように自家受粉する品種も。

実はピンポンボールほどの大きさで、まるかじりで食べやすいサイズ。

1本だけで実が穫れるので、庭でりんごを育てるのを反対する人でも

アルプス乙女ならいいと思う

とおすすめする品種です。


大きくならない矮性種を選ぶ

標準サイズのりんごの実を収穫したい場合は、大きくならない矮性種を2本選んで植えましょう。

事情通
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「矮性台木接木苗」と表記されて販売されている苗がそれです。

「矮性台木」とは大きくならない樹木を台木とし、そのうえにリンゴの木を接ぎ木した苗のこと。

こうすることで本来は5m以上に伸びるりんごの木が2mほどの低さに抑えることができます。

庭を圧迫することがなく、また果実の収穫が早くなるというメリットもあるんですね。

ただし、りんごの木同士は2mくらいは空けなければならず、狭い庭だとスペース的に難しいかもしれません。

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まとめ

りんごの木を庭に植えてはいけない理由は

  • 実を付けるのは難しい
  • 暑い地域には不向き
  • 1本では実が付かない
  • 樹高が高くなる
  • 病害虫の被害が多い

以上、5つのデメリットがあるためでした。

素人が市販のりんごのような甘い果実を育てるのは、なかなかに難易度が高いと言わざるをえません。

ただ、それだけにやりがいはあるので、チャレンジャー精神あふれる方はぜひトライしてみてはいかがでしょうか。

庭にりんごがなっていたら、ご近所からも注目の的ですし、自慢できますから。

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