「勤労感謝の日(きんろうかんしゃのひ)ってなあに?」
そんな子供からの突然の質問に答えが詰まってしまうことはありませんか?
意味や由来など、実際は大人も分かっていないかもしれませんね。
そこで今回は
- 子供に勤労感謝の日を説明する例
- 勤労感謝の日の意味と由来の解説(大人向け)
など簡単に答えることが出来るように、幼稚園児も30秒で理解出来る【子供向けの説明例】をご紹介します。
【子供向け】勤労感謝の日の説明例
子供から「勤労感謝の日ってどういう意味?」と聞かれたら、こう答えましょう。
昔はね、木や畑からとれる食べ物を作ってくれる人に「ありがとうございます」って感謝する日だったんだ。
だけどね、今ではたくさんのお仕事があるよね?
お店で働く人もいるし、学校や会社で働く人も、みんなが頑張っているよね?
そんなお仕事をしている人みんなに「ありがとうございます」って感謝するために「勤労感謝の日」が出来たんだよ。
だから、この日は学校も会社もお休みなんだよ。
とっても分かりやすい説明の仕方ではないでしょうか。
難しい言葉(新嘗祭)などは省いて、シンプルに「働くことに感謝する日」だと伝えればいいかと思います。
【大人向け】勤労感謝の日とは?意味と由来
勤労感謝の日とは、毎年11月23日と決められた祝日です。
勤労感謝の日は毎年日付の変更がありませんので、固定の祝日とされています。
その由来と意味を「大人向け」にまとめると、こうなります。
戦前は「新嘗祭(にいなめさい)」と呼んだ、その年に収穫された穀物や、農産物が無事収穫出来たことを神様に感謝するお祭りの日が由来。
その後、1873年(明治6年)から11月23日が祭日となり、以降「労働全体に感謝する日」へと変わりました。
と、このような感じになります。理解できましたか?
ちなみに新嘗祭とはこういう祭事です。
宮中・伊勢神宮・出雲大社で行われます。
子供時代に聞いたことは大人になっても覚えてます
今では、会社や工場、お店、家事などたくさんの仕事があります。
子供は正直に疑問を投げかけてきますから、そんな時には、慌てず簡単な説明が必要とされます。
小さなお子さんにも分かるように、分かりやすく優しく語ってあげることが大切です。
難しい言葉は必要ありませんから、素直に聞いてくる言葉には簡単に分かりやすく説明しましょう。
小さな時、親に言われてそのまま覚えている場合は多々ありますから、知りたいことで知っていることは素直に答えましょう。
まとめ
子供にとっては「お休みの日」・「祝日のひとつ」というだけかもしれませんが、不思議に思っているお子さんもたくさんいます。
簡単に説明する際に、素直な子供の目を見ながら、優しくゆっくり説明すると、30秒もあれば理解出来るのではないかと思います。
そして、大人同士も感謝の心を持って、大事に生まれてきてくれた子供に感謝したいですね。
常に感謝の気持ちを持って、勤労感謝の日についても、ありがとうの日と覚えさせることは大切です。
そして、子供にも、感謝する気持ちを大切に持ってほしいからこそ、大事な説明になってくるのだと思います。
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