キムチ、大好きなんですよ。ご飯がめちゃくちゃ進みます。
唐辛子の赤い色が食欲を沸き立たせてくれますよね。
風邪を引きそうな時にキムチ鍋をすると、体がぽかぽかして風邪が吹っ飛んじゃいます。
健康にもいいし、できるなら常備したい食品です。
ただ、家族の中にはキムチ嫌いもいて、「冷蔵庫が臭い」って文句を言うんです。
そこで、今回は
- キムチの臭いを抑えて保存する方法
- 冷蔵庫がキムチ臭いを予防する方法
を調べてまとめてみました。
キムチの臭いを抑えて保存するには冷蔵?冷凍?
結論からいうと
- キムチの保存は基本的に「冷蔵」がベスト
- 火を通して食べる場合は「冷凍」でもOK
となります。
キムチの臭いを抑えて保存するには、「冷蔵保存」がベストです。
常温での保存は臭いも広がりますし、発酵が進んで傷みやすくなるので、真冬でもNG。
冷凍した場合は、キムチのシャキシャキした食感が失われてしまいます。
ただ、豚キムチやキムチ鍋などの具材として使用するなら、食感は失われても気にならないので、そういうときは冷凍でもいけますよ。
白菜のシャキシャキした食感を味わいたいのであれば、冷蔵してくださいね。
ただ、キムチを冷蔵庫に入れると、キムチ臭くなるのが難点……。
「キムチのせいで冷蔵庫が臭い!」を防ぐ保存方法
なんとなく冷蔵庫にキムチを保存すると、冷蔵庫全体にキムチ臭さが広がってしまいますよね?
買ったときに入っていたプラ容器のまま冷蔵庫に入れている人や、プラスチック製のジップロックに移し替える人が多いと思いますが、それはNG。
キムチの容器は「ステンレス製」が一番いいんです!
素材がステンレスだとプラスチックのように臭いが移らないし、しっかりと密封できるので向いているんですよ。
ステンレス製の「キムチ専用容器」として売っている商品もあるくらい。
ガラス製の容器も密封できていいのですが、密封するためにパッキンが使われていたら、パッキンに臭いが移るんですよね。
パッキンは消耗品ですので、パッキンについた臭いを気にしないというのなら、ガラス製もいいかもしれません。
どれだけ食べたか中身が見えるという利点もありますから。
さらに、どんな容器に入れる場合でも一手間加えることで臭いを完全にシャットアウトできます。
キムチを入れた容器を冷蔵庫にしまうときの一手間
- 容器をビニール袋に入れます
- ビニール袋をねじるようにして閉めます
- ビニールに入れた容器をチャック付きの保存袋に入れます
こうすると二重の意味でニオイ移りを防げるんですね。
容器がいいからと油断していると、汁が冷蔵庫内にこぼれて臭いが移るということもありうるので、厳重に密閉しましょう。
だんだん臭くなるキムチのニンニク臭を抑える方法
買ってきて冷蔵庫に入れても、数日たつと何か臭いが強くなっている気がするキムチ……
この臭いを抑えるには、冷蔵は冷蔵でも、「チルド冷蔵」をおすすめします。
キムチの臭いは大きくわけて
- ニンニクの臭い
- 発酵臭
という2種類の臭いがあります。
ニンニクの臭いは、ニンニクを刻んだりすると酵素が働いてできる「アリシン」という物質のせいなんです。
アリシンは硫黄化合物なので、硫黄の臭いを発します。
硫黄の臭いは、よく「温泉のニオイ」とか「腐った卵のニオイ」と表現されます。
箱根の大涌谷に行ったことがあると、「あ~~あのニオイ!」と分かるはず(笑)
聞いただけで、結構臭いことがわかりますよね。
次に発酵臭ですが、キムチは初期には乳酸菌がうまみを作ってくれるのですが、徐々に酢酸菌(さくさんきん)が増えてすっぱくなってきます。
この酢酸菌が増えることで臭いが強くなり、ニンニクの臭いと混ざって独特な臭いができるんですね。
ということで、キムチの臭いを抑えるには、酢酸菌が増えないように発酵を抑えることが大切なんです。
そして、キムチの発酵は温度を0度に保てれば抑えることが出来るんですね。
だから「チルド冷蔵する」することが大事なんです。
チルド冷蔵できるスペースは冷蔵庫の冷蔵スペースの一画に区切られていて、通常は蓋がついています。
通常は「チルド室」とか「チルドルーム」と呼ばれます。
分からない場合は説明書をご覧ください。
まとめ
ということで、調べた結果、キムチは
ステンレス容器に入れてチルド冷蔵で保存するのが一番いい!
というのがわかりました。
何に使うのか、あらかじめわかっていたら、加熱調理する分は冷凍しておくのもいいですね。
私はチルドに常備しようと思います。
そう考えただけで口の中がすごいことになってます……。
皆さんもよいキムチライフを!
コメント