まとめて買うと得だから、生椎茸をたくさん買っちゃいます。
でも、食べきれず余らせることも……。
だったら干し椎茸にすればいいのですが、国道沿いの空気の悪い場所に住んでいるので、外に干したくありません。
それに家の日当たりも悪いんです。
留守がちなお宅でも「帰るまでに雨が降ってきたらいやだなぁ」なんて、なかなか気軽に椎茸を干せませんよね?
そこで、ここでは外で干さなくて良い
- 電子レンジでの干し椎茸を作り方
- オーブンでの干し椎茸の作り方
などなど、私が学んだことをわかりやすくまとめます。
電子レンジを使った干し椎茸の作り方
用意するもの
干し椎茸を作るときに用意するものは
- 電子レンジ
- キッチンペーパー(または布巾)
- 保存容器(ジップロック等)
- 乾燥剤(お菓子や海苔の袋に入っているものを流用)
たったこれだけあればオッケーですよ♪
コレだけ揃えれば、次の3つの工程でできてしまいます。
作り方の手順
電子レンジを使った干し椎茸の作り方がこちら。
- キッチンペーパーや固く絞った布巾で、椎茸の表面についたホコリを取る
- 電子レンジの中にキッチンペーパーを敷き、椎茸を重ならないように並べて600Wで2分加熱する
- カラカラになったら電子レンジから取り出す
- 椎茸が冷めたら、乾燥剤と一緒に保存袋や容器にしまう
乾燥が足りなさそうなら時間を30秒~1分と短く区切って、様子を見ながら再加熱してください。
電子レンジで加熱すると、庫内は水蒸気でいっぱいになります。
椎茸はほぼ水分で出来ているって言われてますけど、本当だったんですね。
電子レンジだと干し椎茸は何時間で完成?
電子レンジを使う時間は数分ですが、全工程ではどれぐらいかかるか気になりますよね?
これはだいたい工程全体では1~2時間ぐらいみておいた方がいいですね。
電子レンジから取り出したばかりの干し椎茸は熱いので、袋に保存するのはすぐにできません。
お皿に移し替えて、冷めるまで放置します。
そして、時間が経って完全に冷めたら保存袋にしまいます。
ちなみに天日干しで作る場合は1~2日もかかります。(細かく切った場合)。
その天日干しでの干し椎茸の作り方は、こちらの動画をごらんください。
椎茸一個をそのまま丸ごと干す場合は、3~4日もかかってしまいます。
オーブンを使った干し椎茸の作り方
電子レンジ以外にも、オーブンを使った方法があります。
オーブンの作り方も簡単に説明しましょう。
作り方の手順
オーブンを使った干し椎茸の作り方の手順はこちら。
- 椎茸の表面についたホコリをとる
- オーブンは150度に予熱しておく
- 椎茸をスライスしてクッキングシートを敷いた天板の上に並べる
- 15分加熱し、乾燥が足りなさそうなら、2~3分ずつ様子を見ながら再加熱する
- カラカラになったら電子レンジから取り出す
- 椎茸が冷めてから乾燥剤を入れて保存袋や容器にしまう
スライスしたり予熱したり乾燥時間が長かったりと、オーブンでは余計な手間がかかりますよね。
電子レンジの方は、そのままの形でカラカラにでき、料理するものに合わせて形を変えられるので便利だと思います。
私のお勧めは断然、電子レンジを使う方法ですね。
干し椎茸に向いた「特別なしいたけ」とは?
ここでは、干し椎茸に向いた椎茸をご紹介しますね。
ずばり、それは「原木栽培」の椎茸です!
椎茸は栽培方法が2つあるんですよ。
それが「菌床栽培」と「原木栽培」です。
苗床栽培とは?
菌床栽培とは、おがくずで菌床というブロックを作り、椎茸の菌を人工的に育てる方法のこと。
椎茸は本来はシイ(椎)の木に生えるキノコのことですが、それを大量に収穫しやすいようにと開発されました。
原木栽培とは?
原木栽培は、椎茸の菌を打ちこんだ原木から椎茸が自然に発生するのを待つ育て方です。
菌床栽培より、原木栽培の方が断然風味・食感がいいんですよ。
見た目も原木栽培の方が自然で美しいです。
その代わり、お値段の方は割高になります。
特選の「どんこ」干し椎茸は当然ながら原木栽培ですが、こんなお高い値段ですね・・・。
やっぱり自分で原木栽培の椎茸で、干し椎茸を作ってみたいものですね!
値段は気にせず本当に味にこだわる方は原木栽培をオススメします。
まとめ
いつもは生の椎茸を買ってくると、袋のまま冷蔵庫の野菜室に入れて、使う時だけ出しています。
でも、椎茸から出た水分が袋にたまって、それが椎茸についてべちゃっとして最後の方は美味しくないんですよね。
使い切る分だけ買えばいいのでしょうけれど、結構大袋で買ってしまうことが多いです。
冷蔵庫にそんな生椎茸がたくさんあったので、実際に作ってみたんですよ。
2分ずつ加熱して様子を見ていたので、最後にちょっと加熱しすぎて、1つだけ軸の所を中心に傘の裏を焦がしてしまいました。
電子レンジから水蒸気が出ますけど、それが「灰色」になったら要注意です。
加熱は時間を区切って、こまめに様子を見ましょう。
1回やってみると、すぐにコツがつかめると思いますよ。
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