食洗機が臭くなって、困っていませんか?
先日、食洗機を開けたら、排水溝のような匂いがプーンと漂ってきたんです……。
ク、クサイ~~~!!
食洗機の庫内も、食器と一緒に洗われてるからキレイでしょ~と、掃除をさぼっていたのが原因。
そこでキレイ好きのママ友にSOSを出したら、即解決!
言われたとおりに掃除をしたら、臭いが無くなって、気持ちよく食洗機を使えるようになりましたよ。
というわけで、今回は
- 食洗機が臭い原因
- 食洗機の臭いを取る超カンタンな方法
- 食洗機にニオイを残さないコツ
などなど食洗機の臭いで困っている方に、ぜひ、知ってもらいたい方法なので、シェアしますね。
ビルトイン食洗機・卓上食洗機のどちらにも対応するやり方ですよ。
食洗機が臭い2つの原因
そもそも、なぜ食洗機は臭くなるのでしょうか。
食器を洗った後、食洗機庫内に残った「食べ物かす」を放っておくと、そこに雑菌やカビが繁殖して、腐敗臭やカビ臭がしてきます。
これが原因のひとつ。
また、「油汚れや水アカ汚れ」がひどくなると、排水溝のような臭いが発生することがあります。
これが2つめの原因です。
というわけで、食洗機が臭くなる原因は
ズバリ!「汚れ」です
食洗機はお皿を洗う機能がありますが、自分自身を洗う機能は無く、使っているうちに汚れが溜まっていってしまうんですね。
だから臭くなるんですよ。
食洗機の楽チンな匂い取り方法3選
食洗機の臭いを取るには、たまった汚れを落とさなければいけません。
超カンタンに汚れを落として、ニオイも取る方法を3つご紹介します。
重曹を使うやり方
油汚れによる臭いを取るには「重曹」を使います。
アルカリ性の重曹は、酸性である油汚れを「中和」して落とす効果があります。
ただし、重曹は水に溶けにくいため、そのまま使うと食洗機の故障に繋がる可能性があります。
あらかじめ、お湯と重曹を容器で溶かしたものを用意してから、使いましょう。
【重曹で匂いを取る手順】
手順1. 重曹大さじ1にお湯大さじ3程度を加えて、よく混ぜて溶かす
手順2. 溶かした重曹を、食洗機の洗剤投入口に入れる
手順3. お手入れコースで洗浄する(お手入れコースなどが無ければ、長めの洗浄コースを選ぶ)
重曹は、冷えると固まりやすくなるので、必ずお湯洗いのコースを選びましょう。
クエン酸を使うやり方
生ごみによる臭いを取るには、「クエン酸」を使います。
酸性のクエン酸は、アルカリ性の悪臭である生ごみの臭いを消す効果があります。
また、庫内の白い汚れの原因である「炭酸カルシウム」を溶かすので、汚れもキレイに落とすことができます。
【クエン酸で匂いを取る手順】
手順1. 食洗機の洗剤投入口に、クエン酸大さじ3ほど入れる
手順2. お手入れコースで洗浄する(お手入れコースなどが無ければ、長めの洗浄コースを選ぶ)
手順3. 洗浄が終わり、残った汚れがあれば、クエン酸スプレーをかけて、使い古しの歯ブラシなどで軽くこすり、濡れ布巾でふき取る
(※クエン酸スプレーの作り方と活用法は、最後にご紹介します。)
ハイターを使うやり方
カビによる臭いを取るには、「塩素系漂白剤(ハイター)」を使います。
食洗機の庫内は湿度が高くカビが生えやすいので、目に見えなくても、なんとなくカビ臭さを感じる時は、すぐにお手入れして下さい。
【ハイターで匂いを取る手順】
手順1. 食洗機のフィルターや庫内の水が溜まるところに、ハイターをスプレーする
手順2. 約5分ほど放置する
手順3. お手入れコースで洗浄する(お手入れコースなどが無ければ、長めの洗浄コースを選ぶ)
この方法でお掃除すれば、食洗機に生えやすいピンクカビもキレイに落とせます。
ハイターは詰め替えると危険なので、スプレー式のものを買いましょう。
この3つの方法のいずれも、食器や洗いかごを取り出してから洗浄して下さいね。
食洗機に毎日のニオイを残さない予防法
「臭くてたまらん!」となってからでは、汚れがひどくなって、掃除するのが大変です。
毎日、ちょっと気をつけるだけで、食洗機のお手入れは、ぐっと楽になります。
食洗機にニオイを残さないための予防法は3つあります。
●食器を入れる前に、食べかすはきれいに取り、油やソース、ケチャップなどの汚れはふき取るか、軽く洗い流す
●食洗機を使った後は、食器を取り出して、庫内を乾燥モードなどで、しっかり乾燥させるか、布巾で乾拭きする。
●毎回、残菜フィルターをきれいに掃除する
これら3つの予防法と、月に1度のクエン酸洗浄をしておけば、ひどい悪臭に悩まされることは無くなるでしょう。
あとは、油汚れやカビ臭が気になった時に、重曹洗浄やハイター洗浄をすれば、完璧です!
食洗機の掃除に便利!クエン酸スプレーの作り方と必要な物
最後に、クエン酸スプレーの作り方と活用法をご紹介します。
用意するもの
- スプレーボトル
- クエン酸小さじ1/2
- 40度ほどのお湯100ml
クエン酸スプレーの作り方
- スプレーボトルに約40度のお湯100mlとクエン酸小さじ1/2を入れる
- キャップをしてよく振り、クエン酸を溶かせば出来上がり!
食洗機以外にも、水あかが気になるトイレの水タンクや、お風呂の小物類、鏡のうろこ汚れなどにシュッシュッと振って、ふき取れば、スッキリきれいになります。
また、トイレの臭いが気になる時は、便器内にスプレーをしたり、床に振ってふき取れば、消臭効果も期待できます。
まとめ
臭い食洗機の掃除には重曹やクエン酸を使わなくても、「食洗機専用のクリーナー」でいいんじゃない?なんて言わないで下さいね!
私も食洗機を使い始めたころは、専用クリーナーを使ってお手入れしていたんです。
でも、1回分が500円くらいかかってしまうので、ついもったいなくて使う回数が減っていきました。
今回ママ友に教えてもらった3つの方法は、簡単なうえにとってもリーズナブル!
クエン酸洗浄は、1回につき20円程度、重曹洗浄はさらに安くて1回につき10円未満で済むんです。
月に1回専用クリーナーを使ったら、年間6,000円程度かかります。
それに比べて、月1のクエン酸洗浄でかかるのは、なんと、年間240円!
時々重曹やハイターを使っても、年間300円程度で済みます。
すごい節約になるんですよ~。
浮いたお金で、高級ホテルバイキングへ行けちゃいます♪(いやいや、それで使っちゃ節約になりません!)
お財布にも優しくて、超カンタンな臭い取り方法だから、無理なく続けられますよ!ぜひお試しくださいね。
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