先日、結婚記念日に主人からお花を貰いました。
かわいらしい桔梗(キキョウ)のお花でした。
主人にどうして桔梗を選んだのか聞くと、「どうしてだろうね~」とはぐらかされてしまいました(^^;)
なにか意味深ですねぇ。
とーっても気になったので桔梗の花言葉を調べてみました。
桔梗に関する基本情報も掲載しているので参考にしてみて下さい。
【花言葉】桔梗の白と青の素敵すぎる意味
桔梗って白や青など色のバリエーションがありますが、全体の花言葉を調べてみると
・「変わらぬ愛」
・「清楚」
・「気品」
・「優しい愛情」
こんな素敵すぎる意味がそろっています(^^)
桔梗の色によっても花言葉の意味に少し違いがあるんです。
●青=「気品」
などの意味があり古くから美しい女性を投影させる花だったんですよ。
桔梗のどことなく漂う上品なイメージが「気品」という花言葉に良く似合いますよね。
また白い桔梗の「清楚」という花言葉は、清らかでスッキリしていて控えめな美しさを表しているようです。
桔梗は武士にも好まれていた時代があるようで、「家紋」として使われていたこともあったんです。
万葉集にも登場し、古くには「アサガオ」・「アリノヒフキ」・「オカトトキ」と言った呼び方をされていた事もありました。
また、日本では秋の七草のひとつとしても有名ですね。
ホントは怖い…西洋に伝わる「桔梗」のウワサ
桔梗は英語では「バルーンフラワー」と言います。
バルーンとは「風船」のことですね。
なぜこんな名前で呼ばれるようになったか?という由来ですが
開花前の桔梗のつぼみが「風船のように見える」ことから
なのだそうです。
そして西洋に伝わる桔梗の花言葉は
・「正直・誠実」
・「友の帰りを待つ」
・「従順」
という意味を持っています。
日本の花言葉とそれほど違いはないと思いますが、西洋では「友の帰りを待つ」という意味が使われているんですね。
しかしなぜか西洋では桔梗に関して「怖い」・「悪い」意味を持っているなんてウワサがあります。
そこには桔梗には花言葉に秘められた物語があり、この物語が切なく怖いとウワサされていたからなんです。
その物語とは、簡単に言うとこんなストーリーです。
【桔梗のちょっと怖い物語】
しかし、亡くなってからもこの想いが消えずに、ずっと残っていったそうな・・・・・。
日本でもよくある「物」に関する、ちょっとしたエピソードです。
西洋ではこのエピソードのイメージがあるため桔梗は“亡くなってからも想い続ける”という意味で「仏花」としてもお勧めされているのだとか。
他には戦時中に恋人や家族など、大切に思う人達が駆り出された時に“いつまでも待ち続けます”との意味を込めて桔梗を植えていたとされています。
このような言い伝えから桔梗が怖い・悪いと言ったウワサが広まったのだと思います。
育ててみたくなる!桔梗の花の産地と特徴を全部紹介!
桔梗は「キキョウ科」に属し、日当たりの良い野山で夏から秋にかけて見かけられます。
多年草の一種で、一つの苗から何年も繰り返し育てることが出来るんです。
主な産地は「韓国・中国・北朝鮮」などで、開花前のつぼみが風船のように見えるのが特徴です。
桔梗の花は色の種類も豊富で紫・青紫・青・白・ピンクなどが多く見かけられる色ですね。
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桔梗の育て方は意外にも難しくなく、寒さにも強い性質を持っています。
植え付け時期は2月中旬から3月中旬くらいまでで、鉢植えの場合は植え付け後に液体肥料を開花期が終わる頃まで2週間に1回与えてあげて下さい。
桔梗の開花期(見ごろ)は5月中旬から9月の中旬頃までです。
また、庭に植えるなら植え付け時に肥料をキチンと与えればその後の追肥は必要ありません。
【まとめ】大切な人への贈り物に桔梗を選ぶ
先日、主人がくれた桔梗の花束には主人からの「変わらぬ愛」があったのだと嬉しくなりました(*^_^*)
西洋では「一途過ぎて怖い」といった言い伝えもあるようですが、私は肯定的な意味の方が桔梗らしいと思いました。
皆さんも大切な人へ「永遠の愛」や「優しい愛情」を伝えたい時、桔梗の花を贈ってみてはいかがですか?
言葉で伝えるには少し恥ずかしくても、花言葉の書いてあるメッセージカードなどを添えれば伝えやすいですよね。
結婚記念日や誕生日など大切な人へのプレゼントに迷ったら、桔梗の花を贈ってみたら絶対喜ばれますよ♪
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