メープルシロップは健康に悪い説|選び方と量で危険性はゼロ
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メープルシロップは健康に悪い説|選び方と量で危険性はゼロ

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メープルシロップは健康に悪い説

メープルシロップは健康に悪いってホントですか?

事情通
事情通

大量に摂取すれば糖分の摂り過ぎになりますが、100%のメープルシロップを選び、適量を食べる分には体に悪い影響を与えません。

メープルシロップといえば、カナダ旅行のお土産の定番。

最近では砂糖に代わる甘味料として、料理に使う人も増えてきました。

しかし、使うのが不安になるウワサも聞こえてきます。

そこで、この記事では

  • メープルシロップが健康に悪いと言われる理由
  • 逆に健康に良い理由
  • メープルシロップの基礎知識と選び方

しかし、使うのが不安になるウワサも聞こえてきます。

海奈渡ナナ
海奈渡ナナ

こんな情報をメープルシロップを愛用する私がお伝えします。

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メープルシロップは健康に悪いと言われる4つの理由

一部の人がメープルシロップは健康に悪いとウワサするのは、こんな4つの理由があるためです。

  • 原料や作り方を知らない=人工的な甘味料だと思っている
  • ドバドバかける=高カロリーになる
  • カリウムが多い=病気で摂取制限がある場合
  • 「メープルシロップ尿症」の言葉のイメージから

どれもメープルシロップ自体に罪はないのですが、誤解を生みやすいのも事実。

ではひとつずつ検証していきましょう。

原料や作り方を知らない=人工的な甘味料だと思っている

人間って正体が分からないものに恐怖心を抱くのは当然です。

いまだにメープルシロップが何から作られているのか、よく知らない人のほうが多いみたいですね。

人工的に作られた甘味料だと思ってる人にとっては、体に悪いイメージを持たれていても仕方ありません。

ドバドバかける=高カロリーを連想

日本人のメープルシロップの使用目的といえば、やっぱりホットケーキやパンケーキ、あるいはワッフルにかけるのがメイン。

レストランのメニューやテレビでも、お皿からこぼれるくらいドバドバかける光景をよく目にします。

さらにそこに生クリームやバターを追加すれば、とんでもなく高カロリーに!

そんな「デブまっしぐら」なイメージから、メープルシロップは健康に悪いとして敬遠する人も少なからず存在するようです。

カリウムが多い=病気で摂取制限がある場合

メープルシロップにはカリウムが豊富に含まれています。

腎臓病など一部の病気では、一日のカリウム摂取量が制限されている場合もあるため、摂り過ぎには注意が必要です。

そんな情報がひとり歩きして、過度なメープルシロップへの警戒感が強まったのでしょう。

「メープルシロップ尿症」の言葉のイメージから

「メープルシロップ尿症」という病気が実在します。

この病気の患者の尿や汗がメープルシロップのような甘い匂いを発するため、この病名が付けられました。

しかし、先天性の病気であり、メープルシロップの摂取によって引き起こされるわけではありません。

何も知識がない状態の人がこの病名を目にし、メープルシロップが原因になると誤解したのかもしれません。

■参考:メープルシロップ尿症(楓糖尿病)とは – コトバンク

逆にメープルシロップは健康に良い3つの理由

メープルシロップは健康に悪いどころか、逆に健康に良い食品だと断言できます。

なぜなら、こんな3つの良い点があるため。

  • 添加物や保存料が使われていない
  • 栄養素が豊富
  • 砂糖やハチミツより低カロリー&血糖値が上がりにくい

私がメープルシロップを食パンに塗ったり、紅茶の甘みに使うのはこんな理由からですね。

では、くわしく掘り下げてご紹介しましょう。

添加物や保存料が使われていない

本物のメープルシロップは

  • 人工添加物
  • 保存料(防腐剤)

を一切含んでいない100%自然由来の食品です。

まさに「混じりけなし」のピュアであり、胸を張って自然食品といえる存在だと言えますね。

また、製造過程で殺菌されるためハチミツが食べられない赤ちゃんでも口にすることができます。

栄養素が豊富

メイプルシロップはただ甘くて美味しいだけじゃなく、いろんな栄養素を豊富に含んでいる健康食品です。

代表的な栄養素とアピールポイントがこちら。

  • ポリフェノールが67種類も!
  • カリウムが100g当たり230mg
  • カルシウムはハチミツの75倍
  • 亜鉛・マグネシウムもハチミツの数倍多い
  • 上白糖やハチミツにはないマンガンを含んでいる

メープルシロップの特徴は、ミネラル(カリウム・カルシウム・マンガン・亜鉛)が豊富な点。

また、抗酸化作用で注目されるポリフェノールも多く、メープルシロップにしか含まれていない種類もあるほどです。

砂糖やハチミツより低カロリー&血糖値が上がりにくい

太り気味の方にとって一番気になるのがカロリー。

メープルシロップと砂糖(上白糖)とハチミツのカロリーを比較した表がこちらです。

カロリー
メープルシロップ 257kcal
ハチミツ 294kcal
白砂糖(上白糖) 384kcal

※すべて100g当たり

■参考:日本食品標準成分表2015年版(七訂)

ご覧のとおり最も低カロリーなのがメープルシロップで、白砂糖と比べるとかなりの差があります。

また、メープルシロップは血糖値を上がりにくい特徴があり、「糖尿病のための甘味料」とも呼ばれます。

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メープルシロップの基礎知識

メープルシロップが健康に悪いと誤解を受けるのは、ひとえにまだ一般的な日本人にとって馴染みが薄い食品だからです。

そんなわけで、簡単にですがメープルシロップの知っておきたい基礎知識をざざっとご紹介しますね。

原料はサトウカエデの樹液

メープルシロップの原料は、主にサトウカエデ(別名シュガーメイプル)の樹液。

サトウカエデの幹に穴を開け、そこから流れ出る樹液を集めたのち、沸騰→濃縮させて作られます。

海奈渡ナナ
海奈渡ナナ

なんと40リットルの樹液から、1リットルしか作れないとか……

なお、メープルシロップが捕れるのはサトウカエデの他に

  • イタヤカエデ
  • クロカエデ
  • ギンカエデ

など数種類のカエデの木があります。

原産国はカナダが圧倒的に多い

カナダの国旗はカエデがデザインされているように、メープルシロップの原産国はカナダが全体の80%を占めています。

なかでもケベック州が最大の産地で、お祭りが開催されるほど地元に根づいた文化となっています。

国産のメープルシロップもある

日本の一部の地域(埼玉県秩父市や山形県金山町など)では、国産のメープルシロップが生産されています。

しかし、日本のカエデ(イタヤカエデ)はカナダのサトウカエデと比べると、糖分の含有量が少ないため、商品としての競争力に欠けます。

そのため、流通量は少なく、また割高のため、手に入りづらいのが現状です。

選ぶなら「メープルシロップ100%」の製品

スーパーでは「メイプル風味」を謳うシロップが販売されています。

しかし、それらは水飴やぶどう糖果糖液糖にほんのわずかなメープルシロップを加えただけのもの。

事情通
事情通

香料でメープルシロップの香りをつけただけで、1mlも入っていない商品もあります。

健康面はもちろん、メイプル本来の風味を堪能するなら、メープルシロップが100%の商品を選びましょう。

商品パッケージ(瓶)の裏の「原材料名」に、「メープルシロップ」や「サトウカエデ樹液」とだけ書かれているものがそれです。

たとえば、こちらの商品も純粋にメープルシロップ100%ですよ。


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まとめ

  • メープルシロップが体に悪い説の大半が誤解やデマ
  • 栄養豊富でカロリーが低いので体に良い甘味料である
  • 買う際はメープルシロップ100%がお勧め

メープルシロップのデメリットは、値段が高いことくらいですね。

普通に健康な人が適量を食べるなら、なんの問題もありません。

コストは高くなりますが、料理に砂糖の代わりとして使う道もありますよ。

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