母の日などにプレゼントしてはいけないカーネーションの色は?
- 濃い赤(ダークレッド)
- 白
- 黄色
- 紫
- まだら模様(マーブル)/複色/絞り色/白斑
以上、全部で5色です。
なぜカーネーションには人に贈ってはダメな色があるの?
カーネーションには色別に花言葉があり、相手に悪い印象を与えるものがあるためです。
母の日はもちろん、誕生日や送別会(送迎会)などでもフラワーギフトとして、定番の花であるカーネーション。
しかし、なかには贈った相手に失礼になる「花の色」があるのは事実……。
うっかり選んで、好意が無駄になったらもったいないですよね?
ここでは、そんな
- 贈り物にはNG!カーネーションのダメな色
- ダメな色の花言葉とは?
- 贈り物に適したカーネーションの色と花言葉
こんな知識を草花が大好きな私が責任をもってお届けします。
【全5色】贈り物にはNG!カーネーションのダメな色とその花言葉
誰もがポジティブな印象しか持っていないカーネーション。
カーネション全体の花言葉は「無垢で深い愛」なので、そのイメージは間違っていません。
ただし、個別の色によっては驚くほどネガティブで暗い花言葉も合わせ持っています。
それがこの5色です。
- 濃い赤(ダークレッド)
- 白
- 黄色
- 紫
- まだら模様(マーブル)/複色/絞り色/白斑
贈る相手が花言葉に疎くても、あとで調べて知る可能性だってあります。
だからプレゼント候補から外すべきですね。
では、具体的に「ダメな色」と、その色のカーネーションの「固有の花言葉」を見ていきましょう
濃い赤(ダークレッド)のカーネーション
普通の赤ではなく、濃い赤・ダークレッド・ワインレッドのカーネーションはNGです。
濃い赤(ダークレッド・ワインレッド)の花言葉がこちら。
- 私の心に悲しみを
- 欲望
見た目では品があって高貴なイメージが強いため、目上や高齢の方に贈るのについ選んでしまいそう。
でも、100%悪い意味の花言葉しかありません……。
白のカーネーション
白いカーネーションは定番で、よく見かけるので
清楚で可憐なのに、なぜダメな色なの?
と疑問に思うかもしれませんね。
さぁさぁ、白いカーネーションの花言葉をご確認ください。
- 愛の拒絶
- 亡き母や子を偲ぶ
- 私の愛は生きています
- 尊敬
- 純粋な愛
- かわいくて愛らしい
- 純潔の愛
大半はポジティブな花言葉で占められますが、一部に強烈なネガティブ要素があるんですよ。
好意がある人やお世話になった人に「愛の拒絶」は、失礼ですよね?
また、母の日に在命の母親に対して「亡き母を偲ぶ」は、不謹慎ですよね?
そもそも、「母の日」という記念日は
というエピソードが発端なんだそう。
ですから「亡き母を偲ぶ」は納得のいく花言葉であり、現代の母の日の贈り物としては適さないのは当然といえます。
黄色のカーネーション
明るくて元気な印象を受ける黄色のカーネーション。
ですが見た目とは裏腹に、こんなネガティブな花言葉があるんですよ。
- 友情
- 美
- 軽蔑
- 嫉妬
- 侮辱
- 軽視
- 愛の揺らぎ
「友情」と「美」は良い意味ですが、そのあとのすべてが読むだけで暗い気持ちになるものばかり……。
どちらを重視するか、判断は人それぞれですが、どうしても後半のネガティブな花言葉が目についてしまうので避けたほうがいいでしょう。
紫のカーネーション
日本では昔、紫色は高貴な色だと思われていました。
そのイメージがまだ日本人の心に残っているせいか、悪い印象を持つ人は少ないはず。
しかし、紫のカーネーションにはこんな花言葉があるんです。
- 気品
- 誇り
- 気まぐれ
- 移り気
「気品」や「誇り」に注目して、尊敬する上司の退職祝いなどに贈るのはいいかもしれません。
ただ、「気まぐれ」・「移り気」に注目すると、愛する人へのプレゼントしては不向きと言わざるを得ません。
まだら模様(マーブル)・絞り色・複色・白斑のカーネーション
まだら模様(マーブル)・絞り色・複色・白斑とは、2種類以上の色を持つカーネーションのこと。
特に白地に赤やピンクが差し色で入ったタイプは人気です。
しかし、どうしてだか花言葉は超最悪なこの2つ……。
- 愛の拒絶
- 私はあなたの奴隷になる
100%ネガティブでフォローのしようがありません。
ただし、ベースの花の色の花言葉を重視すれば、無視するのもアリ。
また、他の色と合わせて花束にする場合には気にしない人もいます。
【全6色】贈り物に適したカーネーションの色とその花言葉
安心してプレゼントできるカーネーションの色がこちらになります。
- 赤
- オレンジ
- ピンク
- 緑色
- 虹色
- 青
では、それぞれの色の明るくポジティブな花言葉を確認していきましょう。
赤のカーネーションの花言葉
良かったですね、ド定番の「赤」は予想通り、愛に溢れた言葉ばかりです。
赤のカーネーションの花言葉がこちら。
- 深い愛
- 母への愛
- 母の愛
- 感動
- 真実の愛
- 熱烈な愛
- 愛を信じる
やはり昔から母の日と言えば「赤のカーネーション」を贈るのは、100%正しい選択だったんですね。
愛の対象が「母」に限定されている花言葉を持つのは、赤のカーネーションのみです。
もちろん、母親だけでなく、恋人や夫や妻に愛する気持ちを込めて贈ってもおかしくありません。
オレンジのカーネーションの花言葉
オレンジのカーネーションは、華やかで暖かみがありますね。
その花言葉がこちら。
- 純粋な愛
- 熱烈な愛
- 清らかな慕情
- あなたを愛します
赤いカーネーションと似ていますが、こちら愛の対象が広く、愛する人なら誰にでも贈れる汎用性の高さがあります。
というイメージが強いですから、母親以外に愛を込めて贈るならこちらが向いているかもしれませんね。
ピンクのカーネーションの花言葉
赤と同様に母の日に贈る定番の色がピンクのカーネーション。
その理由は花言葉を読めば、誰でも納得!
- 感謝
- 温かい心
- 気品
- 上品
- 美しい仕草
「感謝」の花言葉が強くて、ほかが霞んでしまいそうです。
どぎつくない優しいピンク色が個人的に一番好き。
「上品」や「美しい仕草」の花言葉もこの色にぴったりですね。
年上の憧れの人に贈るのにうってつけだと思います。
緑色のカーネーションの花言葉
花びらが緑色をしているのは、クロロフィルという色素を貯められるように品種改良したため。
しっとりと落ち着いた印象を受けますが、花言葉もそれを裏切りません。
- 癒やし
- 純粋な愛情
- 集団美
- 感動
穏やかな性格の人に贈ったら喜ばれそう。
普段の生活がストレスまみれの人に贈れば、「癒やし効果」があるかもしれませんね。
虹色のカーネーションの花言葉
ひとつの花に赤・紫・青・黄色・緑・白など多彩な色が混じり合っている珍しい品種。
オランダで開発された新しい品種で、「レインボーカーネーション」の名で呼ばれます。
このレインボーカーネーションの花言葉は、ど真ん中のストレート!
- 感謝
このたった一語のみです。
母の日に日頃の感謝を込めて贈るにはピッタリ。
青のカーネーションの花言葉
青のカーネーションは、日本とオーストラリアの企業が共同開発した新色。
品種名としては、「ムーンダスト」や「アクアブルー」が有名です。
この青紫色のカーネーションの花言葉は、いたってシンプルで力強い!
- 永遠の幸福
これから結婚する相手や長年連れ添った妻・夫に贈るには最適ではないでしょうか。
まとめ
最後にもう一度おさらいすると、カーネーションでダメな色は
- 濃い赤(ダークレッド)
- 白
- 黄色
- 紫
- まだら模様(マーブル)/複色/絞り色/白斑
この5種類です。
母の日はもちろん、誰か他人に感謝やお別れの意味をこめて渡すのは控えましょう。
なお、自分用に買うなら別に縁起が悪いわけでもないので、まったく問題ありません。
せっかく品種改良で今までにない色が生まれているので、個人的には家で楽しみたいところです。
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