高級魚の中でもトップクラスの魚、シマアジ。
体長は1メートルを超えるような、以前は幻の魚といわれた方のシマアジです。
「縞鯵」とあらわすように、鮮やかな黄色い縦縞が特長で、適度な脂と上品な旨みが、まさに一級品。
煮ても焼いてもそりゃぁ美味しいだろうけど、やっぱり刺し身が一番です。
そこで今回は
- シマアジの刺し身の日持ち
- 正しい保存方法
- シマアジを最も美味しくする薬味
などをご紹介します。
シマアジの刺し身の日持ち期間
シマアジの刺し身の日持ちは、当日限り。
刺し身に切ってしまったら、早めに食べてしまいましょう。
冷蔵庫で保存すれば翌日でも食べられますが、正直、味は落ちます……。
魚は空気に触れてしまうと酸化がすすみ、どうしても鮮度が落ちてしまいますので。
もし、食べきれないほどシマアジがあるのであれば、刺し身に切らず柵の状態での保存がおすすめです。
柵の状態での美味しく食べられる期間の目安は3日後まで。
けれども購入した時の鮮度や保存状態で変わるので、基本的には当日がベスト。
出来る限り早めに食べた方がいいでしょう。
美味しさもきっとかわってきてしいますからね。
シマアジの保存方法
シマアジの保存方法の2大鉄則はこちら。
- なるべく空気に触れないように
- ドリップが出ないように
美味しさを保つには、空気に触れないようにキッチンペーパーで包んで、その上からラップで包んでチルド室へ入れることが大切。
刺し身から出る汁(これをドリップといいます)が出ないように気を付けてくださいね。
漁師さんお勧め!シマアジの薬味
シマアジの刺し身には、どんな薬味が一番合うのでしょうか。
漁師さんのおすすめは「生姜醤油」。
ワサビ醤油よりもだんぜん生姜醤油が、シマアジには合うと言います!
もちろん、ワサビ醤油もおすすめなのは間違いないですけど。
口の中に入れた時の甘み、コリコリとした食感・・・。
もう最高ですね。
背身と腹身とでは、また味わいが違うのもオツなおものなのです。
腹身の方が脂がのって、トロっぽいような舌触り。
とにかく間違いなく超一級品のお味です。
シマアジの旬
高級魚なのでどうせ食べるなら一番おいしい「旬」に食べたいですよね。
意外にもシマアジの旬は「夏」とのこと。
現在は大半が養殖らしいですが、それでも旬は夏と決まっています。
旬の時期の天然のシマアジは、びっくりするほど高値で取引されるらしいですよ。
家庭で手が出るシロモノではないらしいですね…。
シマアジの刺し身が最もウマい時期
せっかく手に入れた高級魚。
刺し身は一番おいしくいただける時期に食べたいと、誰でも思うもの。
そんなシマアジの刺し身が一番美味い時期は、なんと「秋」なんですよ。
旬と刺身が美味しい時期は違うんですね。
なぜかというと、冬の産卵期に向けて脂がのってくるのが秋だから
味独特の臭みもなく、脂も上質でクセもなく、味わい深さは格別です。
より一層ウマくなったシマアジを、刺し身にして食べるのが一番美味しいわけですなぁ~~たまりませんっ!
まとめ
海釣りの趣味がある人はいいなと思うのです。
なかなか手に入らない高級魚を釣り上げてさばき、その場で刺し身にしたり、天ぷらにしたり…。
刺し身にして残ったアラは、やっぱりアラ汁でしょう!!
何よりもウマい食事ではないでしょうか!?
なかなか手に入りにくいというシマアジ。
釣り手がいないならばネットでお取り寄せという手もありますよね。
刺し身がウマいシーズンになったら、絶対に手に入れてやろうと思っています♪
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