厄年って信じていますか?
私は、100%信じているとまでは言い切れないものの、まったく無視はできないタイプの人間です。
厄年に「してはいけないこと」があるっていいますよね?
ちょうど去年、私は厄年だったのですが、春に仕事の都合で引っ越しをするはめになったんです。
そこで気になったのが、厄年に引っ越しをしていいのか?でした。
結婚・転職・家の新築などは、自分の意志で厄年をずらして行えますが、異動での転勤となると「今年は厄年だから来年にします」とは言えません(笑)
そんなわけで、引っ越しをが決まった時点から
- 厄年に引越をしていい?
- 厄年における引っ越しで気をつけるべき点
- 厄落としの方法
こんなことを徹底的に調べてみたんです。
「厄年だけど引越しをしてよかった!」と言えるように知っておきたいことをまとめました。
厄年に引っ越しはしてもいいの?
まず、厄年に引っ越しをしてもいいのか?という根本的な疑問から。
これは結論としては「してもいい」です。
ただし、条件付きの「OK」です。
「してもいい」は「してもいい」のですが、方角に気をつけたり、厄払いすれば「してもいい」という意味なんです。
男性と女性で違う厄年の引越しのOK/NG条件
厄年に引っ越しをしてもいいかどうかは、実は男性と女性で微妙に違います。
それには男性と女性での
- 厄年がまわってくる年齢
- 環境の違い
があるからなんですね。
ご存知かと思いますが、厄年は「前厄・本厄・後厄」と3年間が計3回あり、男女によって違う年齢です。
ざっくり言うと、男性は数え年で
女性は数え年で
となります。
男性の厄年がやってくる年齢というのは
- 24歳~26歳-精神的に無茶をしやすい若い時期
- 41歳~43歳-仕事の責任が重くなりつつ体に無理がきかなくなる時期
- 60歳~62歳-引退して生活環境が変わる時期
と重なっているのがおわかりかと思います。
女性の厄年がやってくる年齢というのは
- 18歳~20歳-出産の時期
- 32歳~34歳-育児の時期
- 36歳~38歳-体に無理がきかなくなる時期
と重なっていると言われています。
現在は出産年齢が上昇し、ややズレていますが
男女とも落ち着いて自分の体を大切にしなさいと、厄年が注意してくれているようですね。
夫婦の場合、男性が引っ越しのキッカケになることが多いでしょうから、男性の厄年に注意することが大切です。
ですから男性の場合は、避けられるなら避けた方がいいです。
女性の側は、夫の転勤などでの不可抗力な引っ越しの場合は厄年は気にしなくていいようです。
ただ、重要なポイントは、厄年で縁起や運勢が悪いからしてはいけないわけではないということ。
あくまで厄年にあたる年齢は身体的・環境的に無理がかかったり変化がある年なので、引っ越しのような「急激な変化は避けたほうがいい」というひとつの指標だということです。
昔の人は厄年という形でそれを分かりやすく示していたんですね。
厄年に引っ越しをしては絶対ダメな方角
私みたいに厄年だけど、引っ越しが避けられないケースもあると思います。
どうしても厄年に引っ越しをする必要がある場合、どうしてもやめたほうがいい「凶」となる方角があるんです。
この凶の方角はその年によって違いますが
- 全ての人に凶となる方位が3つ
- 生まれた年の「本命星」によって異なる凶の方位が2つ
ということが基本になります。
本命星(ほんみょうしょう)とは、一白水星、二黒土星……というもので、生まれた年が何年か?で決まります。
全部で9種類あります。
九星気学(きゅうせいきがく)という占術で用いられる単位で、生まれた年によって九星(9種類)に分けられます。
東洋の占星術と言われ、神社でも採用されているものなんですよ。
ご自分の本命性を調べる場合はこちらのサイトをご覧ください。
厄年に引越しする場合の厄落としのやり方
厄年に引っ越しする場合は、どういう厄落としをすれば良いかというと
引っ越し先の神社に参拝する。
これが正しい厄払いの方法です。
神社へ足を運んでご祈祷(厄除けのお祓い)をしてもらいましょう。
でも、お金もかかりますし、気にしてはいるけれど、そこまではしないよ……という方には「清め砂」という方法もあります。
私の家の近くの神社では一袋200円ぐらいで授与してもらえます。
ご祈祷より大分安くてすみますよね。
清め砂は持って帰り、新居の四隅に東北から時計回りに撒いていきます。
マンションでは、撒けませんから、入り口左右とベランダの四隅に置きます。
10日ぐらいしたら、土に返しましょう。
砂でなく、塩の場合もあります。お近くの神社に問い合わせてみてくださいね。
まとめ
厄年とは運勢とかそういうのとは関係なく、食生活や睡眠に気をつけて過ごす、自分を大切にする時期なのかなぁと思います。
とは言っても、周りに「厄年になった途端に怪我で入院した」だの「厄年に転職したけど上手くいかない」という話を聞くと、それだけじゃないものがありそうな気もします・・・・・・。
私のように気にしてしまう人は、お祓いをしてもらってすっきり心を軽くするのも大切かもしれませんね。
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