女子会をすると必ず誰かが持ってくるスパークリングワインは、パーティーに必須のアイテム。
その日もスパークリングワインを飲みながらおしゃべりを楽しんでいると、友人の一人の様子がおかしいことに気づきました。
どうしたの?
ダイエット中なんだけど、この一杯は許される?我慢する?
と呟き、悲壮な顔でワイングラスを睨み付けているのです。
「ダイエット」の一言に場は一瞬で静まり、全員が自分のグラスの中の正体を暴いてやろうとその液体を凝視し始めました。
「どうせならスッキリして楽しみたいよね」という誰かの言葉を合図に、女子会はたちまちワインのカロリー調査ミッションへ。
そんなわけで、今回は
- スパークリングワインのカロリー
- 赤ワイン・白ワインとのカロリー比較
- スパークリングワインと糖質の関係
まで踏み込んで調べてみました。その結果はいかに!?
スパークリングワインのボトル一本分とグラス一杯分のカロリー
まず始めに、スパークリングワインのボトル一本分のカロリーから。
アルコール度数が「12%」のスパークリングワイン1本(750ml)の場合、ボトル一本分のカロリーは
約750kcal
になります。
アルコール度数が12%のスパークリングワインといえば
などがあり、ほとんどのスパークリングワインが11~12%です。
カロリーは当然ながら、このアルコール度数で変わってきます。
カロリーの計算式
元となるカロリーの計算式はこちらです。
※飲む量をXmlとする場合
ただ、飲み会の場でわざわざ計算式を持ち出してくると、他の人たちには興ざめになってしまう心配もあります。
ですから「おおよそグラス何杯分飲むか=摂取カロリー量」と意識すれば良いわけですね。
グラス一杯のカロリー
グラス一杯の量は、世界共通で125ml。
ボトル一本を「6杯」に分けるのがルールなので、125mlが標準になります。
ただ、なかには「8杯」に分けるお店もあり、その場合は1杯約93mlです。
ですから大まかに、スパークリングワインのグラス一杯分のカロリーは100カロリーから125カロリーになると思っておけばOK。
これを知っておけばカロリー計算がしやすくなるはず♪
スパークリングワインと赤ワイン/白ワインのカロリーを比較
次に赤ワインと白ワインとスパークリングワインのカロリーを比較してみましょう。
ワインには「赤・白・ロゼ」の3種類があります。
意外なことに、赤・白・ロゼのカロリーには大差がなく、だいたいどれも73~75カロリー。
ということは、スパークリングワインの方がカロリー高めです(泣)!
ところが、ここで思わぬ良いニュースを発見しました。
お酒のカロリーは「エンプティーカロリー」といって、脂質や糖質より真っ先に熱として燃焼されてしまうのだそう。
確かにお酒を飲むと身体がポカポカしてきますよね。
それはあなたの身体からお酒のカロリーが出て行っている証拠だったんです。
やった!それなら好きなだけ飲み放題だわ
と思った人はちょっと待って!
お酒にはカロリーではなく、別の敵が潜んでいました!
それについて次にお話します。
真の敵は「糖質」!やっぱりスパークリングワインは太る?
カロリー以外の敵とは、ズバリ「糖質」。
そういえば糖質オフをうたったアルコール飲料が最近人気ですよね。
理由は「糖質が太る原因」だからなんです。
この「糖質」という観点からワインを見てみると、スパークリングワインやシャンパンは糖質が多め。
やっぱりですね~。スパークリングワインが太りやすいというのはホントだったんですねぇ・・・・・。
ただ赤ワイン・白ワインの辛口は、他のワインよりも比較的糖質が少ないのだとか。
カロリーを気にするよりも、糖質に注意した方がいいかもしれません。
この糖質についてもう一つシークレット情報を提供します!
実は、醸造酒(ビール・ワイン・日本酒)には糖質が含まれているのですが、なんと蒸留酒(ブランデーやウィスキー)には含まれていないんですよ。
さあ、あなたは何を飲みますか?
まとめ
- スパークリングワイン(ボトル1本)のカロリーは約750kcal
- スパークリングワイン(グラス1杯)のカロリーは100~125kcal
- 赤・白・ロゼワインよりもカロリーは高い
- 糖質も普通のワインより多い
スパークリングワイン、しかも甘めが好きな私にとっては、やや残念な事実がわかりました。
だからといって、ブランデーやウィスキーはちょっと……、というのが正直な感想です。
でも大丈夫!
「やっぱりスパークリングワインがいちばん好きー!」という人は、一緒に食べるおつまみを工夫しましょう。
チーズやハムを減らして、サラダや豆腐料理を食べるようにしてはいかが?
お酒はリラックスするために飲むもの。
飲み過ぎは太るか否かの問題だけではないので、適量を美味しく楽しみながら飲みたいな~と思います!
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