この記事で分かること
- 部屋干しは暖房と除湿、どっちが乾く?
- エアコンで乾かすと電気代は高い?
- 臭いを抑える部屋干しのやり方
アレルギー対策なや外干しが禁止のマンションに住んでいるなどの理由で、洗濯物を部屋干しするご家庭って増えてきていますよね。
6月の梅雨の時期や秋の長雨のころは悪天候のせいで、私も部屋干しする回数が増えます。
でも…部屋干しって悪天候やアレルギー物質をさけることができても、最大の問題がありますよね…。
そうです!、「よく乾かないこと」と「臭い」です!
なんとも表現しがたい、部屋干し特有の臭いが残りますよね…。
せっかく洗濯して気分がいいのに、乾きが甘いし、時間の経過とともにプゥ~ンと嫌な臭いがして、がっかり……。
みなさんは、部屋干しの際にどのような干し方をしていますか?
突っ張り棒や、部屋干し用の物干しを使って、外に干すのと同じようにただ干してはいませんか?
外に干すのと違い、部屋の中には風が吹くわけではないので、ただ干していたのではなかなか乾きません(汗)
そんな時に大活躍するのが、エアコンです!!
さぁ洗濯物をもって、エアコンのある部屋へレッツゴー!
部屋干しを快適にするために、エアコンの使い方や臭いが残りにくい乾かし方をご紹介します!
部屋干しは暖房と除湿(ドライ)、どっちが乾く?
部屋干しで洗濯物を乾かすには暖房と除湿のどちらが効果的かというと、だんぜん除湿です。
洗濯物から蒸発した水分を空気中に飛び、その水分をエアコンが除湿してくれるので速く乾くという仕組みです。
一方、暖房で部屋の空気を暖めて、室温を5℃~10℃くらい上げても、蒸発する水分はわずか。
だから暖房は洗濯物を乾かす用途には向きません。
しかしながら、除湿は部屋の温度を下げてしまうのです。
もちろん体感温度も下がります…。
そんなデメリットを消す一番いい方法は、誰もいない部屋でエアコンの除湿をつけ、扇風機やサーキュレーターの風を当てる方法ですね。
暖房と除湿(ドライ)で洗濯物を乾かすのデメリットとメリットまとめ
暖房と除湿で洗濯物を乾かすデメリット・メリットを比較するので、ご自宅にあう方法を選んでくださいね。
暖房
- デメリット・・・電気代が多くかかり乾きにくい
- メリット・・・洗濯物から水分が蒸発するため乾燥対策になる
除湿(またはドライ)
- デメリット・・・部屋の温度が下がる
- メリット・・・空気中の湿度を下げるので乾きやすい
エアコンで部屋干しするコツや暖房と冷房の使い分け方は別記事にまとめていますので、そちらをご覧ください。
エアコンの除湿で部屋干しするのは電気代がけっこうかかる?
部屋干しするのに除湿を選ぶ場合、電気代も気になりますよね?
ここでポイントとなるのが、お使いのエアコンに付いている除湿のタイプが
- 「弱冷房除湿」
- 「再熱除湿」
のどちらか?ということです。
「弱冷房除湿」の場合は暖房費よりかなり安くなりますが、「再熱除湿」の場合は暖房費よりも高くなります。
まずはお持ちのエアコンのタイプを確認してみましょう。
電気代は各メーカーによりかなり変わってきます。
これからご購入をお考えの方はエアコン本体の価格だけではなく、ランニングコスト(電気代)も考えながらメーカーを絞っていくといいでしょう。
当たり前のことですが、エアコンは使えば使うほど電気代がかかります。
エアコンで部屋干しを低コストで乾かしたい場合は、なるべく弱冷房除湿が付いた機種を選びましょう。
部屋干しの嫌な臭いを残さないための乾かし方
部屋干しの原因のひとつにあげられるのが、雑菌の繁殖です。
雑菌が繁殖する原因は
- 早く乾かず洗濯物の水分が長く留まるため
- 太陽からの殺菌効果がないため
この2つだと言われています。
ということは太陽光線に当てるのは無理として、出来ることは「なるべく早く乾かす」のがカギになりますよね。
それでは、部屋干しで早く乾かすポイントをご紹介します。
部屋干しの臭い対策ポイント×3
- エアコンと扇風機(またはサーキュレーター)を合わせて使う
- 洗濯物をため込まずに少量を小分けで干す
- 部屋干し用の洗剤を使ってみる
これらをすべてやれば効果的ですが、まずはできることからチャレンジしてみてください。
こんなにあるの?部屋干しグッズ!
どれだけの方が、部屋干しで頭を痛めていたのでしょう…。
なんと今や、数多くの部屋干しグッズが販売されています!
ハンガーの種類もいろいろですし、物干しや干し方に工夫をほどこしたものなど!
たとえばこの商品。私が住んでいる狭いマンションのリビングの隅においても邪魔になりません♪
こういう室内用の物干しって種類が多く、おもわずあれもこれも欲しくなります!
電気代や臭いを考えても、とにかくなるべく早く乾かせることが一番なので、ご自宅にあうグッズ購入を選択肢の一つにするのもいいかもしれませんね。
やっぱり私は、部屋干し派!!
太陽のいい香とともに、ぱきっと乾く外干しも捨てがたいのですが、私は部屋干し大好きです。
ほこりや花粉などの対策や、急な雨や雪でも安心!そして冬場は適度な湿度(エアコンなどの使い方注意)を保てます!
可能ならば、扇風機やサーキュレーターも併用してみてください。
ただ干すのとは違って、効率よく乾かすことができますよ。
扇風機やサーキュレーターは、風が直接洗濯物にあたるように設置してくださいね。
もちろん除湿機を活用するのもおすすめです。
まとめ
さて、エアコンで洗濯物を乾かそう!といったものの…暖房と除湿、どちらのモードがいいの?って悩みますよね?
その答えは「除湿」でした。
はじめからエアコンに「衣類乾燥モード」がついていれば、なんとなくそれを使えばいいかなーって思いますけどね。
部屋干しの臭い対策にも光がみえてきたので(笑)、このまま部屋干し生活になりそうです。
暖房と除湿をうまく使い分けながら、短時間で気持ち良く乾かしていきたいなーと思います。
みなさんの部屋干しストレスが軽減されますように!
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