お葬式を欠席しなければならないときってありますよね。
私も、どうしても仕事が忙しくて、曾祖父のお葬式に行く事ができない時がありました…。
事が事だけに、簡単に欠席してはいけないだろうなと思い、誰にどう連絡をして欠席のお詫びをしようか、とても困ってしまいました。
という事で、今回は、葬式を欠席するときのマナーについてまとめましたよ!
葬式はどんな理由で欠席すると波風が立たない?
お葬式で、どうしても参列する事ができないことってありますよね。
一般的に、葬儀を欠席する理由として認められるのは、
- 大きな怪我や病気で葬儀場に行く事が難しい
- 入試や入社面接など人生に関わるイベントがある
- キャンセルできない仕事がある
などです。
「風邪をひいて熱がある」とか「友達の誕生会の予定がある」などの理由で休むことは非常識になってしまいます!
また、優先度としては「慶事」である結婚式などよりも、
「弔事」である葬儀が優先される
ということもおさえておきましょう。
しかし、実際、葬儀を欠席する理由はほかにもあると思います。
「親族とは疎遠になっているし、あまり関わりたくないなあ…」などという場合です。
そんな場合も踏まえて、葬式に参列出来ない理由としては、
- 「諸事情で」
- 「やむを得ない事情があって」
- 「どうしても都合がつかず」
などといった、大まかな表現で伝えるのがベストです!
葬式を欠席するときの連絡方法は電話・はがき・メールのどれ?
基本的には、お通夜か告別式、どちらか一方でも参加するのが望ましいです。
もし、どちらかか、両方をやむを得ず欠席する場合のそれぞれの「欠席の連絡」はどうするのか、チェックしていきましょう。
■お通夜のみに参列できる場合
「あいにく諸事情により告別式に参列できませんので、お通夜には参列させていただきます」
と、お通夜に行った際に直接伝えれば良いでしょう。
告別式に参列が可能であれば、お通夜に出席できなくても「ことわり」はいりません。
お通夜よりも告別式の方が重要な行事なので、告別式に参列していれば大丈夫です。
■どちらも出席できない場合
訃報を直接伝えられるか、もしくは電話等で知らされた時は、
「諸事情により参列できません」
とその場で伝えます。
メールで連絡を受けた場合は、メールで参列出来ない旨を伝える事もできます。
皆様のご傷心を拝察いたし、心よりお悔やみ申し上げます。
本来であれば直接お目にかかりお悔やみを申し上げたいところではございますが、
やむを得ず、このような形になり申し訳ありません。心よりご冥福をお祈り申し上げます。」
といったメールを返します。
この際、「重ね重ね」や「度々」といった「忌み言葉」は避けるように気を付けます。
葬式を欠席の連絡をした後は、香典や弔電を送るのが常識
欠席する旨を伝えた後は、お悔やみの気持ちとして香典や弔電を送ります。
弔電は「115」にかけると送る事ができます。またインターネットを利用してNTTのサイトからも送れます。
主催されている葬儀会場に連絡すれば、お花を送る事も出来るのでより丁寧でしょう。
そして、葬儀が終わり、ご家族がひと段落した頃に、弔問を49日までに行います。
またその際に香典も渡すようにしてもかまいません。
直接の訪問が難しい場合は、香典を郵送で送ることにします。
葬式を欠席する場合は早めに連絡を!そしてお悔やみも忘れずに
お葬式を欠席する際は早めに連絡をしておいた方が良いですよ。
私は喪主をした事もあるのですが、座席やお料理の数など、人数調整が必要ですので、早く分かった方が助かります。
欠席をする場合は、伝え方や、香典等、マナーを守ってさえいれば、失礼にはとられないと思います!急な事ですから。
私も、曾祖父の葬儀をやむを得ず欠席しましたが、その際、周囲の親族からは逆に気を使って頂き、その後の親戚関係に問題を残す事にはなりませんでしたよ!
落ち着いて連絡してくださいね!
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