お葬式を欠席しなければならないときってありますよね。
私も仕事が忙しくて、曾祖父のお葬式に行けない時がありました…。
どんな理由をつけて、誰にどう連絡をして欠席のお詫びをしようか、とても困ったんですよ。
そんな経験を踏まえて、今回は
- 葬式を欠席する理由の定番フレーズ
- 葬式の欠席が許される理由
- 葬式を欠席する際、連絡はメールでOK?
などを解説します。
葬式を欠席する理由【3つの定番フレーズ】
葬式を欠席する理由で、定番なのがこの3つのフレーズです。
- 「諸事情で」
- 「やむを得ない事情があって」
- 「どうしても都合がつかず」
このような大まかな表現で伝えるのがベストです。
葬式の欠席が許される3つの理由
お葬式にどうしても参列することができない場合もありますよね?
一般的に、葬儀を欠席する理由として認められるのは
- 大きな怪我や病気で葬儀場に行くのが難しい
- 入試や入社面接など人生に関わるイベントがある
- キャンセルできない仕事がある
などです。
実際、葬儀を欠席する理由は人それぞれあると思います。
親族とは疎遠になっているし、あまり関わりたくないなあ…
などという場合です。
そんな場合は上記の3つの理由のどれかを使えばいいでしょう。
欠席理由の常識・非常識
- 「風邪をひいて熱がある」
- 「友達の誕生会の予定がある」
などの理由で休むことは、もちろん非常識です。
また、優先度としては「慶事」である結婚式よりも、「弔事」である葬儀が優先されるということも覚えておきましょう。
葬式の欠席の伝え方【メールで連絡はNG?】
基本的には「お通夜」か「告別式」、どちらか一方でも参加するのが望ましいです。
ただ、都合がつかなかったり、行きたくない場合もありますよね?
- お通夜と告別式のどちらかを欠席
- 両方をやむを得ず欠席
こんな場合のそれぞれの「欠席の連絡」はどうするのか、チェックしていきましょう。
お通夜のみに参列できる場合
お通夜のみに参列できる場合は
あいにく諸事情により告別式に参列できませんので、お通夜には参列させていただきます。
と、お通夜に行った際に直接伝えれば良いでしょう。
告別式に参列が可能であれば、お通夜に出席できなくても「ことわり」はいりません。
お通夜よりも告別式の方が重要な行事なので、告別式に参列していれば大丈夫です。
どちらも出席できない場合
訃報を直接、口頭で伝えられるか、もしくは電話等で知らされた場合は
諸事情により参列できません
とその場で伝えます。
メールで連絡を受けた場合は、その返信メールで「参列出来ない旨」を伝えるのもかまいません。
欠席を伝えるお詫びメールの例文
「このたびは〇〇様のご逝去の報に接し、大変驚いております。
皆様のご傷心を拝察いたし、心よりお悔やみ申し上げます。
本来であれば直接お目にかかりお悔やみを申し上げたいところではございますが、やむを得ず、このような形になり申し訳ありません。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。」
このような文面でメールを送信しましょう。
その際、「重ね重ね」や「度々」といった「忌み言葉」は避けるように気を付けます。
葬式の欠席の連絡後、香典や弔電を送ろう
欠席する旨を伝えた後は、お悔やみの気持ちとして香典や弔電を送るのが常識。
弔電は「115」にかけると送ることができます。
またインターネットを利用してNTTのサイトからも送れます。
主催されている葬儀会場に連絡すれば、お花を送ることも可能ですよ。
そして、葬儀が終わり、ご家族がひと段落した頃に弔問を49日までに行います。
また、その際に香典も渡すようにしてもかまいません。
直接の訪問が難しい場合は、香典を郵送で送ることにします。
最後に
お葬式を欠席する際は、早めに連絡をするのがマナー。
私は喪主をした経験もあるので分かりますが、座席やお料理の数など、人数調整が必要ですので、早く分かった方が助かります。
欠席をする場合は、伝え方や、香典等、マナーを守ってさえいれば、失礼にはとられません。
私も、曾祖父の葬儀をやむを得ず欠席しましたが、その際、周囲の親族からは逆に気を使って頂き、その後の親戚関係に問題を残す事態にはなりませんでした。
落ち着いて、早めに連絡してくださいね。
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